ある日、外出して帰ってきたら
14時半ぐらいに外出して16時ぐらいに帰ってきたら、家の前の様子がなんかおかしい。めっちゃ晴れてたはずなのに水が溜まってるし、外構の菜園予定地の土がグズグズに緩んでる。念のため散水栓を確認してみたら、開けっぱなしにしていたはずなのにきっちり閉まっていて、あーこれはもしや、盛大な水漏れが発生したので誰かが元栓閉めてくれたとかそういうのかな、、、と思っていたら、インターフォンにご近所さんが映ってました。お礼を兼ねてお話しを伺いに行ったら、ホースが破裂して水が漏れているのをお子さんが発見し、インターフォンを鳴らすも出てこないので元栓を止めてくれたとのこと。いやあ、ほんと申し訳ないです。ありがとうございます。
まさかそんなことになるとは。
破裂したホースがこちらです
向かって左側が散水ノズルとの接点で、右側はホースリールを通して蛇口と繋がっています。見てわかるとおり散水ノズルの手前でホースが異常に膨張しており、それが限界に達したところで破断したと考えられます。
膨張した原因
色々調べた結果、こんな結論になりました。- 直射日光がホースに当たると残留していた水が温められ膨張することがある
- ホースに水圧を掛け続けていると亀裂や破裂の原因になる
思い当たる節はあって、まず散水栓の元栓は開きっぱなしにしてました。最初の頃は毎回締めてたんですけど、散水栓の元栓のあるあたりが非常に蚊が多い地域で開けるたびに刺されまくっていたので、手元で開閉操作出来るんだから蛇口は開けっぱなしていいやと開けっぱなしに。水が漏れてないから大丈夫だと思ってましたけど、ホースの中では水圧との戦いがあったんですね。。もしかすると普段の水圧も強すぎたのかも、。
使用後はきちんと巻き取ってホースが直射日光に晒されないように気をつけていたつもりだったんですけど、角度的な問題で確かに散水ノズルだけは常に陽に当たっていました。もう少し角度を考えるべきでした。
対策
- → 水撒きが終わったらホースリールは外して陽の当たらない場所へ移動
- → 基本的に蛇口の元栓は閉める。さらに途中にコック付き散水パーツを入れて日陰に設置し、そこから先の水は確実に抜くようにする
元栓を開け閉めするのは面倒ですが、何時間も水がまき散らされるリスクに比べたら小さいものです。
新しく導入した散水パーツは次の2つ。
上のパーツで散水栓からの水流を分岐させて1階と3階に送ります。ここのコックは普段は締める(3階は開けておいても良い)。下のパーツは3階向けの延長ホースの先に取り付けて、普段は締める。この先に散水ホースが接続されますが、それは普段は取り外して日陰へ移動。コックでホースに残る水の量をコントロールしつつ圧を分散し、先端部分を取り外せるようにしました。
この措置によって今回みたいな無防備に打たれて破裂みたいなことはなくなるだろうと期待しているんですけど、でも直射日光には負けますよね……いずれね……特に3階のベランダに顔を出しているホースの接続口はやばそう。元栓を意識せずに出したいときに出せて便利だったんだけどなあ、、夏以外は大丈夫だと思うんですけどね。夏はヤバい。ただ延長用のホースは普通のホースより耐久性が高いモデル(屋外向き)を購入したので、普通のよりは持ってくれるはず。
このあたりの「破裂しないホースを求めて色々試す」というのはガーデニング愛好者あるあるみたいですね。ホース自体はそんなに高くないので「沼」とまではいきませんけど、そういうもんだと思っておいた方がいいのかも知れません。だとしても3ヶ月で破裂は早すぎるよなー
ちなみに:修理は一瞬で終わりました
元々がシンプルな構造なので、修理は一瞬で終わりました。まず散水ノズルを取り外し、膨張した部分を正常な太さになる部分までカットして、新しい接続口に散水ノズルを付け直すだけ。簡単でした。ホースのジョイントにしてもなんにしてもタカギ製のホースは全てが合理的に設計されていてほんと使いやすいです。いっぺんにファンになってしまいました。散水周りは出来るだけタカギ製で揃えたいとまで思っています。実際に揃えてますけどね。素敵。
浄水器のみず工房、散水用品の株式会社タカギ