【今日のニュースから】イギリスで光熱費が50%上昇するとか

ガソリンスタンドのイラスト
世界的な資源の高騰を背景にイギリスでは光熱費が大幅に上がっているそうです。



昨年夏頃、電気・ガスのサービスを提供する会社から送られてきた請求書を見て、筆者は不思議に思った。それまでは1カ月約90ポンド(1万4000円)の請求額だったのに、突然120ポンド(1万9000円)に増えていたからだ。光熱費を使いすぎたのだろうかと考えてみたが、思い当たるところがない。それにしても、急に30ポンドも増えるとは。

(中略)

次第にパニックは収まったが、その後も、世界的なガス価格の高騰が物価をじりじりと上昇させていった。現在、筆者の電気・ガス料金は毎月135ポンド(2万1000円)にまで増大した。

10人に1人が「エネルギー貧困」に?英国の超深刻 | ヨーロッパ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース


月14,000円だったのが月21,000円になっているのですでに50%上昇。しかもこれ、記事の主題である「今後上昇する」の上昇前。


イギリスではエネルギーの小売価格に上限を設けている。年に2回、改定される仕組みだ。天然ガス価格の高騰を受けて、オフジェムは4月から6カ月の価格上昇の上限を54%とした。標準的な家庭の場合、そのガス・電気使用料は年に1977ポンド(30万7000円)に達する。前回(2021年10月から2022年3月)は、上限が1277ポンドだったので、約700ポンド(10万円)の増加である。

次回の見直しは今年8月。エネルギー専門家らの分析によると、世界的なガス価格の高騰が鎮まらない限り、「上限をさらに上げざるをえない」。

10人に1人が「エネルギー貧困」に?英国の超深刻 | ヨーロッパ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース


現在月21,000円の光熱費が、最大で30,000円ぐらいまで上がるということになるわけで、新型コロナウイルス感染拡大前の水準と比較すると倍以上。日本でもじりじりと光熱費が上がってるとは言えここまでではないし、さすがにこれはえぐい。しかも同じ島国とは言えイギリスには北海油田があり日本よりエネルギー資源を調達しやすいはずの中でのこれ。まあ、外国為替の状況やEUのエネルギー問題、ロシア・ウクライナ情勢の影響などもあるので一概には言えないけど、日本にとっても明日は我が身感がある話だなあと思いましたです。


どうなっちまうんですかねえ。