【お仕事近況】2021年9月(その2)

1月から12月までの毎月のタイトル文字
前回のお仕事近況から1週間しか経ってませんがちょっといろいろあったので続編です。さすがに今月中はもう何も無いと思いますが。






Webエンジニアのお仕事

中途解約の件は解約時までの報酬が保障されることになりました

仲介企業と委託元企業との間でどんなやりとりがあったかはわかりませんが、中途解約が契約上の合意事項に反する以上、一定の譲歩はしてもらわないと困る的な話でもあったんでしょうか。もしくは僕と仲介企業の間には中途解約に関する契約事項はないけど、仲介企業と委託元企業との間には何か取り決めがあったとか。僕の報酬が下がれば仲介企業の収益だって下がりますし。ま、よくわからないし詮索する必要もないのでそれ以上聞きませんでしたが、個人的には被害が最小になって良かったです。

仲介業者を通して委託案件を探す(準委託)ということはつまり、委託元企業が支払う報酬額の何割かを仲介業者に支払っているという意味になりますし、その分報酬が減っているとも考えられるのですが、何か問題が起きたときに積極的に間に入って双方にとってフェアな交渉をしてくれるのは助かります。案件の紹介から面談の日程調整、オファーの連絡、契約の手続き、辞退の連絡などなど問題がなくてもやってもらえることはたくさんあり、ほとんど代理人って感じですね。自分1人で事を進めていける人には必要のないサービスかも知れませんが、僕にとってはほんとにありがたいです。


そして次の仕事が決まりました

現在契約中の案件がそういうことになって9月半ばで契約が切れることになったので、9月半ばから働けるという条件で次の仕事を探していたところ、2週間ほどで無事次の仕事が決まりまして、早ければ9月下旬、遅くても10月から働けることになりました。条件面はほとんど変わらず、業務内容はECサイトの機能開発。お相手はまたまたスタートアップさんで、いろいろあってかなり小さなチームでの開発スタートということで若干緊張する部分もあるものの、割とやってきた分野の業務になりそうなので何とかなるんじゃないかなと。

前回は契約4ヶ月半のうち実動2ヶ月ぐらいで全力を出す前に終わってしまったので(僕のせいじゃないけど)、今回こそは報酬に見合う分の仕事をしてやろうと気合い入ってます。頑張ります。


前職からの委託

社長が新型コロナウイルスで入院した結果2件ほど案件の完了が遅れていたんですが、調整を重ねて2件とも無事、完了に至りました。

うち1件は例によって社長の勘違いで不具合自体存在しなかったことが作業後に発覚するという驚きの展開でしたが、まあもういいです。引き続いて別の新規機能開発の業務依頼をいただきましたが、フリーランスの仕事が再開することになって時間が取れないし、そもそも受けているのは「後任が決まるまでの緊急性の高いフォロー」だけなので、丁重にお断りさせていただきました。在職時と同様にあまり気持ちの良くないやりとりが発生しがちなので、しばらくお付き合いは控えさせていただくつもりです。

(とか思ってたら緊急の案件が仲良かったスタッフから投げられてきた。しゃーないそれだけは対応するか……)

ただうち1件は改修作業と確認作業を散々やって調整してすごい手間が掛かったのに、最終的には社長の勘違いで不具合自体が存在しなかったという驚きの展開を見せまして、改修分の報酬は請求しないことに。報酬自体に関しては繰り返された調査と報告、説明の分を実費で請求することできっちり確保出来たから良いんですが、誠に徒労感でいっぱいの仕上がりでした。おまけに「7月の時点で指摘して欲しかった」という謎の抗議まで付いてくる始末で、なぜそれが異常な抗議かはもう説明しませんけど、いやあ、ははは。知らねえよ(にっこり)

その日のうちに別の新規機能開発の業務依頼をいただきましたが、フリーランスの仕事が再開することになって時間が取れないし、そもそも「後任が決まるまでのトラブルのフォロー」を受けているだけでガチの開発は受けない取り決めになっているので、やんわりお断りさせていただきました。仕事を選ぶなんてお前ずいぶん偉くなったじゃねえかと自分に対して諫める気持ちもないではないんですが、ちょっとね。辞めた経緯と今回の経緯を合わせて考えると、まあしばらくお付き合いは控えさせていただこうかなと。


飲食店のお仕事

モヤモヤする日々

4月から働き始めて実質3ヶ月、僕が望む働き方(待遇ではなくて仕事内容とか店の方針とか)が店や店長やその他スタッフの方針と合わないなと感じることが増えてきました。ざっくり言うと「売上を伸ばすためにはこういう活動が必要だろう」と飲食店の人たちなら普通に思うようなことを、なぜか否定したり忌避したりするような姿勢が、目標に向かって常に努力したい僕となんか合わないんですよね。いや彼らは彼らなりに考えてはいるんだろうなとは思うんですけど、どうもね。

一例を挙げるなら「ビールより安くしたくない」という方針でソフトドリンクの値段を800円に設定して1年以上営業してたとか。出来合いのアイスコーヒーに800円出す人なんかいないでしょ。そもそも「ソフトドリンクが売れるとビールが売れない」という発想を、こだわりのクラフトビールを提供する店までわざわざ来てくれる人に対してすること自体がセンスがないし、1年以上それで良しとしているスタッフもだらしがない。客のことをまったく見てない。

新しくリリースするメニューの販売価格にしてもそう。仕込みや提供時の手間が多いからという理由で通常では考えられない価格で料理を提供する感覚。僕には理解出来ません。周りのオシャレなカフェが作るボリューミーで美しいサンドイッチが例えば800円前後で提供されているなか、それを2割以上上回る価格設定の中に「どうしてもこれを売りたい」「これでお客さんをつかみたい」という意図があるとは思えない。なんとなくやってるだけ。お客様はお前らの都合でものを買うわけじゃないんだ、安くすれば良いわけでは全然ないけど「合理的な理由」は必ず必要。そういう感覚が合わないんですよね。なんなんすかね。

というわけでとりあえずシフトを減らして仕事見つかり次第辞めます

3ヶ月観察を続けてきたんですけど、この店とこの店の人たちと真面目な仕事をし続ける気にはなれないという結論に至りました。10月からはシフトを週1程度に減らして(その分エンジニアの方を増やして)、第5波が収まったぐらいで転職活動をして見つかり次第辞めようかなと思っています。学ぶことも少ないし、長くいる意味は無さそうなので。

ちなみに系列店では同じ会社の経営なのに遥かに意欲を持ってメニュー開発をしてて、そういうのを見ると会社の問題ではなくて現場の人間のクオリティの問題なんだなと強く感じます。まあね、たくさん選択していれば職場選択を間違えることもあるよ。次に期待しましょう。