基本的に暴力的
韓国人選手1人1人がみなそうだというわけではないし、Kリーグのサッカーがそうだというわけでもないんだけど、なんでか代表戦になるととにかく暴力性が前面に出てきてスポーツじゃなくなりがち。先日の東京オリンピック男子サッカー準々決勝のメキシコ vs 韓国の試合でも、いやあ、荒い荒い。韓国より暴力性は劣るが狡猾さで上回るメキシコが相手だと、韓国の暴力性による支配が全然及んでなくて噛み合わせ悪い悪い。度を超えた分はアピールで抑えつつそれ以下の暴力性には密かに暴力性で対抗しつつ、上手くいなしながら試合を荒れた試合から単純なバカ試合へと持ち込んでの6-3。さすがメキシコ。
これ日本だったら多少萎縮する、もしくは感情的になる部分があってもおかしくないと思うし、どんな結果になったとしても試合前も試合後も延々絡まれることになるんだろなあと思うと極めて面倒くさい。実力的には日本と同じぐらいか今は少しだけ日本の方が上かなという良いライバルであり良い対戦相手なんですけど、試合以外に考えることが多すぎて……
メキシコに負けて敗退になってしまった韓国代表チームはかわいそうだけど、韓国が負けたからというよりも「日本と韓国が金メダルを掛けて決勝で当たる」という痺れるような展開を避けることが出来てちょっとホッとしてます。見て見たかった気はするけど、そんな試合やったら久保や遠藤や堂安はたぶん壊されちゃうだろうなあと思うしなあ。
野球でも対戦の可能性
競技の性質上だと思うんですけど、野球は敗者復活制を採用していて1回負けても復活のチャンスがあるので、こんな感じのトーナメント表になっているわけです。
韓国も順調に勝ち上がってきていて、日本が次のアメリカ戦に勝ち、韓国が次のイスラエル戦に勝つと準決勝で対戦ということになります。もし韓国がイスラエル戦で負けた場合には、日本は勝ち続ける限り決勝まで当たる可能性はありません。韓国も日本も負けた場合には、敗者復活トーナメントで当たる可能性があります。
これもまた……韓国人選手1人1人に対して何か思うことはありません。でもなあ、代表チームになると途端にモラルっていう概念がなくなるのよね。なんなんでしょうね。すごい不思議です。WBCでやられたことは一生忘れません。まあ、WBCに関してはイチローの決勝タイムリーで全てが帳消しになってる感はありますけどね。
とにかく代表チームとして相手するのが面倒くさいんですよね。何かにつけ相手を苛つかせて隙を突くという戦法なので、試合を見ていて全然気持ち良くない。アメリカとかドミニカとかにガンガンホームラン打たれるのは、勝敗を気にするファンとしては面白くないけど野球ファンとしては気持ちが良い。スポーツってそういうのであって欲しい。負けても終わったら握手して「お前ら、スゲえなあ」なんて言い合える試合であって欲しい。そういうの、韓国って滅多にないんですよね……最近特に酷い気もするけど。ニュージーランドに負けた試合（男子サッカー）で相手が指しだした握手を払いのけるとか、日本が相手じゃなくてもどこの国が相手でもそういう態度なの、何かなあと思うんですよね。
個人戦だとそうでもないし、あ、アーチェリー男子団体の表彰台は微笑ましかったですよね。
優勝は韓国、以下、台湾、日本で3チーム合同で自撮りしてるの良いなあと思うしこれが国際試合だと思うんです。同じようなことを野球やサッカーでもやれないのかなと思うんだけど……もしそうしてくれたら、韓国と試合するのがシンプルに楽しみになるんですけどねえ。まだ無理だよねえ。
