【カレーリーフ近況】小鉢組(大)の様子(2021/07/12)

育てているカレーリーフのうち、最初の苗から出てきたひこばえを分離して育てている通称・小鉢組。小さかった方(小鉢組(小))はゆっくりでも着実に成長してきているのですが、大きかった方(小鉢組(大))は春先に新芽が霜にやられたか溶けてしまい、それからまったく成長せずに夏を迎えてしまいました。5月頃1度目の切り戻しをしたものの効果がなく、ダメ元で2度目の切り戻しをしたのが6月下旬のことでした。その後、切り戻しをした直下の芽はまったく動きがなかったものの、思わぬところに新芽らしきものが出てきた……というところまでが 《前回》 のお話しでした。


【カレーリーフ近況】小鉢組(大)に新たな展開が – NOBODY:PLACE








葉がすべて落ちてしまいました

枯れかけているもののなんとか葉を維持していた枝が、剪定して芽らしきものが出てきた段階ですべて落ちてしまいました。これまで風が吹こうが雨が降ろうが耐えてきていたのに、不思議なものです。カレーリーフ単体として新芽を伸ばしていく方向に方針を定めて、余計なものは落とすことにしたんでしょうか。そういうとこ、かれーりーふってみょうにわりきりがいいんですよね。春先に強剪定する場合もすべての枝を落として棒状にすることが多いみたいですし。



現在の小鉢組(大)さんのお姿はこんな感じです。





一番根元にある芽が目に見えて大きくなってきたのがわかると思います。もうここ2年ぐらい樹化したただの幹(茎)だったところだったのに、今になって大きくなってきているのにびっくりです。カレーリーフは一般的に「先端優勢」と言われていて、幹の上端部分から新しい芽や枝が出てくる植物です。切り戻しや剪定も基本的には「ここから芽を出したい」という部分を狙って切り落とすものなのですが、それがまさかこんな根元から出てくるってどういう状況なんでしょうか。よくわかりません。


どんどん大きくなっている芽は一番根元なんですが、大きくなりそうな気配を漂わせているのはそこだけではなく、根元から先端に掛けていくつもあります。







栄養は限られているのでさすがにこれが全部枝葉になることはないとは思いますが、さすがに根元まで剪定する勇気はないので、保険だとしてももう少し上の部分の芽も大きくなってくれると安心出来ます。そう、本当はまだ樹化していない上部1/3にある芽はもっと積極的に大きくなってくれて良いはずなんですけどね……生きものを育てるのってマニュアル通りに行かないですね。難しいです。



今は大きくなってくれることを祈るのみ

暑い季節は、暑さを好むカレーリーフにとってもしんどい季節であり本来であれば剪定に適した季節とは言えません。今回のことはかなり予定外のことで僕としても最適なタイミングだったとはまったく思っていないのですが、しかし結果的に強剪定に近い形になってしまった以上、あとは大きく葉をだしてくれるのを祈るのみです。







一番大きなカレーリーフの、幹の途中から芽が出てきた部分は今やこんな風になっているので、小鉢組(大)の新芽も夏の間にこれぐらい大きくなってくれたらなあと思っているのですが。

さてどうなることやら。