2020年振り返り

毎年恒例の1年振り返り記事。別にこんなの書かなくたって良いんだろうけど、急に止めるのはなんか気持ちが悪いので今年もなにがしか書いておこうと思います。正直いって新型コロナウイルスのせいでイベントごとが全然なかったので、振り返ったところでランニングと仕事のことばかりなんですが。



1月~3月





まだまだ日本ではそんなに騒がれていなかったけれど、中国を中心として新型コロナウイルスの話題が盛り上がってきていた時期。仕事的には前年11月末から新しい仕事を始め、ようやく慣れて来たところで「2月は売上が減るからシフトも減らします」といわれて、肩すかし。正直いうと居酒屋より働きやすいけど、店としてはどっちもどっちだなあと言う感じを持ち始めた頃でした。キッチンスタッフの能力は高いんですけどね。

ランニングは、2月はじめに「京都木津川マラソン」に初めて参加しました。タイムは4時間0分17秒で、惜しくもサブ4達成出来ず。レースプランはガチッとハマって30kmの折り返しから41kmまでは想定通りだったのに、ラスト1kmで足つりかけてその分予定から遅れるという残念な結果でした。同時にもう少し基礎能力を底上げして、無理なく長く走れるようになればタイムがぐぐっと縮まるなあという実感を得て、今後タイムを伸ばせるイメージがはっきり出来たんですが……まさか年内のレースがすべてなくなるとは。このときはそこまで予想してなかったなあ。

まさに嵐の前の静けさって感じ。


それ以外だと、水曜どうでしょうの2019年新作が放送されたのもこの辺でしたね。3月には衝撃的な最終回の放送もあり、さすがでした。そういう意味では、2020年って水曜どうでしょうが2作放送されたんですね。なんと贅沢な。ありがたや。


いやあ、マジかよ。途中の出来も良く最終的な出来も良かっただけに衝撃的だったし、いやそれよりなにより大泉さんのリアクションが、今までのような瞬間的なものだけじゃないじんわりと長く続くサプライズでいやあもうね。若干の残念さはありつつも楽しかったです。しかも、今後も楽しみが残るというね。まだ見てない人は是非見てね。


いやあ、参りました。

【水曜どうでしょう】最新作、最終夜!目撃しましたか? – NOBODY:PLACE



4月~6月

龍が如く 0



いよいよ新型コロナウイルスの感染が拡大してきたのがこの時期。

飲食店での仕事に慣れてきて、一時期シフトインが減らされたものの春に向けて少しずつ増やすよ的なことを言われていたまさにその時に、外出自粛からの休業決定で仕事そのものがなくなりました。後日2ヶ月だけ給与補償されましたが、正直いってあの時期に東京に倣って京都で休業するだけの意義は無かったんじゃないかと今でも思っています。メニューを減らすなり、営業時間を短縮するなり、テイクアウトだけに絞るなりして何とか営業しながら、京都市民に顔を売り続ける活動こそが、あの時期にすべきことだったんじゃないかと。「なんで客が来ないんだろう」と首をひねる幹部社員を見ながら「そういうとこだぞ」と毎日思ってます。そういうとこだぞ。

プログラマの仕事に関しては、新型コロナウイルスとは全く関係なく、出社する意義がないことにいい加減うんざりしていたので、それらしい理由を付けて在宅勤務を認めてもらいました。ああいや、嘘は言ってない。新型コロナウイルスのせいでシフトが不定期になって、勤務時間がもったいなかったし、出社したところで同僚はいない、会話もしないなら自宅と変わらなかったんで、むしろ僕の提案こそが合理的だと思うし、ほんと在宅勤務にして良かったと思います。生活に余裕が出来たし、家の色んなことをフォロー出来るようになったし。僕にはこういう働き方が合ってるんですね、やっぱり。


あと個人的にこの時期にやったことで印象深かったのは、Steamで購入出来る「龍が如く」シリーズをクリアしたこと。


「龍が如く 極」をクリアしました。 – NOBODY:PLACE
「龍が如く 0」をクリアしました。 – NOBODY:PLACE
「龍が如く 極2」をクリアしました。 – NOBODY:PLACE


実況動画を見ているときもすごく好きだったけど、自分でプレイしたらそれ以上に楽しくて、3作ともそれぞれ2周ずつプレイしました。特に「0」は好きだなあ。真島の兄さんが最高にかっこよくて、プレイしててほんと楽しかった。あまりに楽しすぎて3周目もしようかなと思っているところへ、先日の発売決定のニュースが来たので今は控えてます。ああ、早く続きやりたいなー。


なるほど、なるほど!2021年初頭からこの4作品が順次出来るようになると言うことですね。嬉しすぎる。個人的に2020年で一番嬉しいニュースで喜びを踊りで表現したほどでしたが、もちろん同居人には理解されませんでした。いや理解されなくてもいい、もうね、「3」「4」「5」「6」がプレイ出来るっていうだけでいい。超嬉しい。超個人的な話ですが1/26は僕の誕生日なので、セガおよび龍が如くスタジオからの誕生日プレゼントだと勝手に思っております。まあ自腹で買うんですけどね。

龍が如く「3」「4」「5」「6」PC版が2021年発売、日本国内からも購入可能に! – NOBODY:PLACE



7月~9月





夏と言うことで本来であれば飲み会があったり、旅行があったりするような時期だったのですけど、こんなご時世なのですべてナシに。そんな中何やってたのかなーと振り返ってみると、まあなんというか、飲食店の仕事もないし、毎日朝起きて仕事して夕方に終えて晩ごはん作って、夜はランニング、風呂入ってビール飲んで寝る。その繰り返し。そういう生活をずっと続けてもそれが好きなことであれば倦まないというのは僕の特徴なのかも知れませんね。「ずっと在宅だと飽きるでしょう」みたいなこと言われるけど、いや全然。昼休みに家のこと(苗の植え替えとか)やったりも出来るし、快適なことこの上ないですね。

8月に入って飲食店の仕事もぼちぼち増えてきて、プログラマ一辺倒だった仕事の構成も徐々に変わってきて、働き方を変えていこうかなと思いだしたのはこの時期でした。プログラマの仕事をもらえるのは本当にありがたいんですが、会社側が徐々に甘えてきたというか、責任を押しつけ始めてきてそれがちょっと許容出来なくなり始めてます。開発責任者としての契約ははっきり断ったのになあ。


そういえば、さくらインターネットからAWSにサーバを移行したのは去年の今年でしたが、8月になってようやくすべてのさくらインターネットの契約を解約しました。


さくらインターネットを解約しました。 – NOBODY:PLACE


現在、AWSに支払っているのは月約$48(約5,000円)。さくらインターネットへは月2,578円だったので倍ぐらいになりました。予定より嵩んでるかなあ。AWSを利用してこの月額料金は格安だとは思いますし、なにより快適なのでこのまま利用し続けるつもりです。ただそれならもうちょっと色んなサービス利用してもいいかな。無料枠内で。



10月~12月





2020年末には、新型コロナウイルスの沈静化に伴う飲食店のシフト増、それに伴うプログラマとしての出勤日減といったことが起き、その流れで「大規模プロジェクトからの離脱と仕事の進め方の変更」を実行に移しました。


内製エンジニアとしての働き方を変えることにしました – NOBODY:PLACE


一時期は辞めることも本気で考えていたのですが、収入のことを考えると縁を切るのは得策ではない、負担に感じない範囲内で上手いこと給料をもらえる仕事をするのが良いということで交渉、合意に至りました。会社としては困る部分もあるのかも知れませんが、僕からするとそれは僕に任されても困ることだし、会社のための仕事をこなすことに変わりはないので、Win-Winだと思っています。社長はそうは考えてないだろうけど。甘えんな。


飲食店の仕事は休業中に減ったスタッフのフォローと、年度いっぱいで退職する料理長の件があって僕にも責任ある仕事が回されてくるようになりました。割と張り切って勉強しているんですが、しかし紅葉シーズン後の第3波と足並みを合わせるように年末に掛けて売上が急減しまして(実感ではランチの方が減り幅は大きそう)、またもや経験が寸断されそうです。せっかくいろいろ出来るようになってきたのにな。仕方ないんですけど。来年は体制が変わる中で、なんとか自分の力を発揮出来るようにしていきたいですね。


そしてまあね、水曜どうでしょう2020。


【水曜どうでしょう2020最新作】また会う日まで、の最終第七夜。 – NOBODY:PLACE


正直いってこれまでの「最新作」や前作「どうでしょうハウス」に比べると少しインパクトがないなという印象は否めませんが、いやでもなんだろう、なんとなくこれは水曜どうでしょうが再始動する前の準備運動なのではないかという予感がしています。2020最新作自体は2018年の収録ですが、「どうでしょうハウス」の最終回は2020年2月の収録ですし、2020最新作の前後枠も2020年の収録。

新型コロナウイルスのせいで新作が撮れないという事情はあるとは思いますが、それが収まり次第、また何か動きがあるんじゃないかと勝手に思っています。大泉さんに熱量があるうちに新章を始め、大泉さんが歳を重ねていまの幹部のように枯れていく様を新作として収めて行ってくれたら、それは随分楽しいんじゃないかなあ。期待してます。



まとめ

世界中の人、ほぼ全員が思っているとは思いますが、改めて見返してみても新型コロナウイルスの年だったなあという思いしかありません。本来はオリンピックがあったはずの2020年、暗い思い出があったというのではなく、ただただ何も無かったという印象です。「すべてが止まった」と言っても言いすぎじゃないぐらい。

ただそんな中でも、新型コロナウイルスに合わせて社会は変化を余儀なくされましたし、その中には長年動かなかったのがこれを機に動いたというようなこともありました。リモートワークの浸透もその1つですよね。そういった新しい社会の芽を上手く活かしながら、今年よりは少しでも明るく自由な2021年になると良いなと思っています。

いや……「なると良いな」という表現はあまり主体的に行動出来なかった今年を象徴する表現かも知れませんね。今年そう出来なかった分来年は、「そうしていけように」主体的に行動していきたいですね。そうなるといいなあ。


それでは皆さま、お体にお気を付けて。良いお年を。