「会食」その後


これの続き。

「会食」への参加を断念 – NOBODY:PLACE



予定されていた参加人数は9人でしたが(主催者が声を掛けたのは15人ぐらいいた)、僕含め2人が参加断念。5日前にもう1人も「取引先でクラスターが発生した」という理由で参加を断念し、結局「会食」は中止ということになりました。誰かが感染させると思っているわけではないけど、でもどこから来るかわからないし、今は仕方がないかなと。近いうちに関西を離れてしまう人もいるし今のメンバーで会えるのは今だけかも知れないけれど、でも仕方がないよね……2人で飲むのもはばかれるような時節に9人で「会食」はちょっと難しい。せっかく声掛けてくれてほんとごめんて感じだけど、誰も悪くないからなあ。しょうがない。


当然、前職の居酒屋にはキャンセルの連絡をしたわけですけど、当然同じような連絡って日本全国の飲食店に行ってるわけですよね。昨日、一昨日がクリスマスでイタリアンとかフレンチとかのレストランは本来であれば休む間もないほど忙しいまさにかき入れ時だったはずですが、んー、少なくとも団体の予約は軒並みキャンセルだろうなあ。今勤めてるイタリアンレストランでも、クリスマスに予約されていた高いコースがキャンセルになってたし、ホール社員曰く「次から次に来る連絡はキャンセル」ということらしいので、まあ飲食は本格的にヤバい。

新型コロナウイルスが収まったら絶対に集まろうという熱い約束をみんなで交わしたけど、ぶっちゃけそれまで前職の居酒屋が生き残ってるかどうかもわからないわけでね……潰れて欲しいとは全く思ってないし、金落としたくないわけではないんだけど、支援はしてあげたいけれど、ただで他人にお金を差し上げるほど余裕があるわけでもないし、国や行政がすべて支援出来るとも思えないし、いやあもうほんとに。「自助」ってこういうことなんですね、首相。「共助」「公助」がどうなってるか知らんけど。



ちなみに:繁華街のビル上階にあるガールズバー?は元気に営業中っぽかったです

クリスマスイブの深夜に西院方面をランニングしてたんですが、さすがに営業している店は全くなく、4月頃と同じような状況。違いはといえば、車の交通量が4月ほどは減ってないことかな。4月はどんな大通りも横断し放題だったからなあ。ガールズバーやスナックがたくさん入っている某ビルの1階路上でも、いつもは薄着の女の子と黒服の男性が熱心にお客様を迎えているところ(僕は道の向かい側から見てるだけだけど)、こんなご時世なのでさすがに誰もいませんでした。ただ、ビルの上階は煌々と明かりが付いていてクリスマスの飾り付けも華やかで、客引きはしてないけど営業はしてるってことみたい。

新型コロナウイルスのこと考えると「お前らなあ」とも思うけれど、でもクリスマスイブなんてキャバクラやガールズバーにとったら1年で最大のかき入れ時、ここで稼げば向こう何ヶ月か生き延びれるという大事な日なわけで、営業したい気持ちもわからんでもない。女の子たちがどんな気持ちで働いているかはわからないけれど、少なくとも客の方は乗り気だろうしなあ。とても「こんな時に営業しやがって」という気にはなれない。運良くクラスター発生することなく大人しく終わって、少し早めの年末年始休暇でも取れれば良いんじゃないでしょうか。早く収まりませんかねえ。