完全食という世界

完全食
前から聞いたことはあったけど意味は知らなかった単語「完全食」。日清がめっちゃ美味しい?「完全食」パスタを作ったっていうニュースを読んで初めて意味を知った。



必要な栄養素が凝縮された「完全食」がブームの兆しを見せている中、ついに日清からも1食に必要な全ての栄養素が摂れるパスタが登場!これは気になる…というわけで、食べてみました!

提供:日清食品

これが未来か…日清の完全栄養食『All-in PASTA』を食べてみた「すごいもんができた」「摂れる栄養素がえげつない」 – Togetter


味を期待しすぎると微妙らしいけど、これを3食食べれば人間が必要とする栄養素を過不足なく摂取できるとのことで。すごいな。普通は1つのものばかり食べてたら栄養が偏るっていうけど、だったら網羅すれば良いじゃないっていう考え方がすごい。合理的で効率的。個人的には好きじゃないけど、そういう主義の人もいるんだなあ。



そんなこと思ってたらこんな記事があってさらに驚愕。


私たちが生きる上で欠かせない食。美味しいもののためならお金を惜しまない人もいるが、食料自給率の低下やフードロスも叫ばれる今、”食事をやめた人”もいる。

 東京大学を卒業、大手IT企業に勤務するエリートサラリーマンの笠原元輝さん(30)は、普通の人のような食事はもう1年間とっていないという。多忙を極める生活の中、効率を求めてたどり着いたのが、食事をやめるという生活スタイルだった。「食事をしないので周りからは変だなと思われているが、最終的に出てくるアウトプットは大便だ。食事にお金を使うということは、いくらでうんこを買っているのかという話になる。”おいしい”と思う感情もあるが、限られた予算の中で、ひとときの感情のために使いたくはない。もっと有益なことにお金を使いたい」。

”食事とは大便を買うこと”効率と結果を追い求め、食べることをやめたサラリーマンを支える「完全食」とは | AbemaTIMES


えー。


1日に必要な栄養素が入っている粉末でを1日3回、水に溶かして飲む。

噛むのを止めたから、顎が細くなってきた。

食事を楽しんでいる人のことをバカだとは思わないが、時間をかけて何をしているんだろうなと(笑)



何をしても自由なので好きにすれば良いとは思うけれど、言葉のひとつひとつが理解出来なくて何だかなあと言う感じ。


たまにとか、時間が無い時にとか、非常時にとか、そういうタイミングで「完全食」を食べるのはまだ僕もやれる気がするけど、常食には出来ない。しかも粉かよ、粉を溶いて飲むのかよ。かなり昔に流行った置き換えダイエットとかそんな感じだったっけ。朝食をシェイクに置き換える的な。

30歳で社会が見えてくる年齢でこの選択なので、本気でそういう考えなんだろうね。批判する気はさらさらないけど率直な感想は「気持ち悪い」。単に僕が彼と好きなものを共有できなくて、それがたまたま食事だったというだけなんでしょうけど。不思議な世界だなあ。