習慣としてランニングを始めて丸2年。足が出来るまであと1年。

ランニング ジョギング running
「自分がいつから本気で走り始めたか?」というのは割と曖昧で、統計的には2010年ぐらいから走ったり走らなかったりしているんですけど、今みたいに毎日きちんとタイム計って走り始めたのはいつからか?というと、だいたい2017年の京都マラソン以降と言うことになります。2017年3月からですね。





ただその頃は習慣付いていなくて今よりも距離はずっと短かったし(月間100kmも走ってません)、すぐに怪我をして1ヶ月以上休んだりしているので、本格的に走り始めたとなると2018年の京都マラソン前後からということになるでしょうか。実際2018年1月には179km走っています。しかし残念なことに僕はその年の4月に病気をしてしまい、激しい運動を3ヶ月間禁じられることになるんですね。せっかく楽しくなってきたのに走れなくなる。怖い病気だったので仕方がないですが、かなり残念でした。



本気で走り始めたのは2018年7月から

病気も癒え、先生からもOKが出て走り始めたのが2018年6月。で、翌月の2018年7月には初めて月間200kmを超えました。それで頑張りすぎて怪我をしたりもしましたが、2018年は安定して150km以上、2019年は怪我をしてしまった夏を除いては概ね200km前後、そして2020年はレースのあった月が若干少ないのを除けば、おおむね200km以上走っていることになります。

距離をたくさん走るには、長く走っても疲れを残さないような足、体が出来てこないと難しいし、ある程度スピードを出せるようにならないとトレーニング時間が長くなりすぎて続けられなくなってしまいます。そういう意味ではこの2年間の走行距離の伸び方は、そのまま僕の脚力の伸びっていうことになるのかなと思っています。何もしていなかった状態から長く走れる足を作るためには、長い時間が掛かるもんなんだなあ。



マラソンの足を作るのには3年掛かる

小出先生の話だったか、Qちゃんの話だったか忘れましたが、マラソンの足が出来るには3年掛かるそうです。もちろん個人によって変わるでしょうし、目指すレベルによっても変わるでしょうが、3年鍛えて初めてスタートラインに立てるという意味なんだろうなと僕は思っています。マラソンを完走するだけなら練習なしでも可能ですが、でもそういうときの完走って流されて辿り着いたという感じがすごいするんですよね。自分が考えていたことを主体的にした、ということじゃない。予想していたことや期待していたことは全部ダメになったけど、でも何とかこのまま頑張ってゴールまで辿り着こうっていう感じ。僕にとっては去年の神戸マラソンがそんな感じでしたけど。

マラソンの足が出来ると言うのは、そういう流されていく感じから少しずつ自分がやりたいことをやれるようになっていくってことなのかなと思っています。自分が想定したとおりにペースをマネージメント出来、道中何らかのトラブルは起きるでしょうがそれを含めても安定して走り続けられるそんな状態。その状態になって初めて、タイム的な目標を上げられるのかなって。



ランニング ジョギング running


今年のレースは楽しみだったけれど

今の僕の状態を考えると、今年の冬や来年の春にレースがないのが残念で仕方がないです。ある程度想定したとおりにレース運びが出来て、目標に17秒足りなかった今年2月のマラソン。そこから考えると、今ならきっともう一段階上のレースが出来るんじゃないか、そう思っているんですけどでも状況が状況ですからね。仕方がないです。

僕個人で言えば足が出来たと言えるまでにはまだあと1年必要らしいですし、今はまだ着実に足を作って将来に備えておけっていうことなのかなあと思っています。幸い今は大きな故障もないですし、走りたいという気持ちも変わっていないので、いつかまたレースを走れる日を待ちつつ走って行けたら。



……それにしても、いやー、レースが出来るなんていつのことになるんでしょうね。田舎では外部から人が来るだけで神経質になってる時代だからなあ。不安要素はあったとしても早くワクチンが浸透して欲しい、ホントにそう思います。そうじゃないと、みんなの心が持たないよ。