普通に考えて走りたくなければ走らなければいいわけですが、「モチベーションが上がらない」と書くときが単に走りたくないときと違うのは、「走りたい気持ちはあるのだけど、なかなか走り出す気が起きない、腰が重い」という感じです。走りたいという気持ちはあるんですよ。健康のためや走力を落とさないために走らなければという気持ちもあります。でもなんか走る気がしないんですよね。しんどってなってしまう。それを無理やり走らせて嫌いになってしまっても困るしどうしたもんかなあと悩んでいたんですが、発想を転換して「無理のない範囲で走れば良いんじゃない？」という結論にいたってやってみたらなかなか良い感じでした。
スロージョグという選択肢
タイムやペースを設定してそこに自分を追い込むことがしんどいんじゃないか、と思ったんですね。競技者なら必要なことであっても、今はオフシーズンだし、アマチュアランナーがそこまで強烈にタイムを求めていく必要はない。それよりも実力に比較して楽に走れるようなペースで楽に距離を踏んでいった方が、次に走るときにも無理なく走り出せるんじゃないかと。で、スロージョグという形で1週間走ってみました。
ペースは普段のペースからすると1分/kmほど遅いペース。これぐらいのペースだと筋肉に負担が掛かって逆にしんどかったりもするんですが、それでも心配機能的に追い詰められないことで確かに楽に走れる感じがあるし、まあこれぐらいだったら走ってもいいかって気楽になれる。走ってるうちにテンション上がってもなるべく最後までそのペースを維持して、ラスト2kmだけペースを上げるなどして終わる。そうすると走り切れたって感じと、追い込みも出来たっていう感じと両方得られてスッキリ終われるんですよね。
気が乗らないときは無理をしない。アマチュアランナーはそのぐらいで良いのかもなーと最近は思っています。今までもそういう無理の仕方をして怪我してしまったりしていたのでね。これを続けながら少しずつポイント練習をメニューに戻していければいいかなと思います。そうしているうちにコンディションも上がってくるでしょうしね。自分が楽しんで走れる工夫をしよう。大事なのはそんなことかも知れないですね。
