タクシードライバーに聞いたUberの話(その3)

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京都でMKタクシーの乗るたびに増えるUberの知識。ドライバーの皆さんにとってはいかに客を捕まえるかは死活問題であり、勤務時間中ずっとやりとりをしている相手でもあるので皆さんいろいろ感じることがあるんでしょうね。いまだにUberでMKタクシーを捕まえる日本人は少ないようで、乗るたびにいっぱい喋られます。相当インパクトでかかったんだなあ。


以前まとめた話はこちら。




Uberが契約するのは1地域で1社のみ

以前、UberがMKタクシー以外とも定形を始めて、Uberで呼んだときどのタクシー会社がつかまるかわからなくなったら困るなあなんてことを言ってたんですけど、タクシードライバーさん曰くUberが契約するのは1地域に対して1社と決まっているそうで。日本の場合、免許無しでのタクシー業務は認められていないので、Uberが契約するタクシー会社が1社だってことは必然的に今後もUber使えば必ずMKタクシーが捕まるってことですね。なるほど。そういう前提があるから、他社は他のタクシー配車サービス「mov」「DiDi」を採用してるんですね。そうだったんだ。


ちなみに「mov」はDeNAのサービスで契約しているタクシー会社は、都タクシー、アオイ、ぞうさん、比叡、帝産の5社。「DiDi」は中国資本のサービスで契約しているタクシー会社は55タクシー、加茂タクシー、帝産など。最大手のヤサカタクシーは「JapanTaxi」を採用しており、京都では他に都タクシー、日本交通、55タクシー、キャビック、帝産などが参加。「JapanTaxi」はイマイチ目立たないけど、どうなんだろう。あと帝産はUber以外の全てのサービスと契約していく方針みたいだけど、ドライバーは混乱しないんだろうか。タクシーごとにサービスを変えてるから大丈夫なのか。


まだまだ覇権を目指す戦いは続いている感じかな。我らがMKタクシーは大丈夫なんだろうか。




今日は暇だなと思ったら他社がキャンペーンやってた

それだけ配車サービスが乱立すると、とうぜん打たれるキャンペーンの数も増えるわけで、今日はどこで無料クーポンが、来週末はどこでクーポンがということが、乗客の利用状況でわかるそう。朝から暇だなーと思ったらmovが1,000円オフクーポン配ってたとか。

いやあほんとレッドオーシャンですね。
そういうのやり過ぎて共倒れにならないと良いけど。


そういえば以前、Uber利用し始めた時にクーポン利用しようと思ったけどなぜか出来なかったんだよなー。あれはなんだったんだろう。使い方がよくわかってないうちにキャンセルしちゃったんだろうか。惜しいことをした。「タクシーは絶対MK」というポリシーがなければ、色んな会社のクーポンを渡り歩くのはアリかも知れないですね。実際そうしてる人もいるしね。



今後も利用していきたいと思います

配車のスムースさも革命的だったけれど、支払のスムースさはそれ以上に革命的だと思っています。だって到着したとき、何もしなくて良いんだよ。領収書もらうだけ。DiDiみたいに支払方法をPayPayでとかにするともう少し煩雑になるかも知れないけど、着いてからなんやかやのやりとりが好きでなかったので、そこがまるっとなくなったのはほんと良いです。

半年ぐらい前の体験記事みたいなの読むと、「Uber捕まらない」って書いてる人が多くて、実際当時はそうだったんだけど、半年経った今、Uber搭載タクシーがすごい増えてめっちゃ捕まるようになってきました。将来的に全車搭載するそうなので、今後も増えていくんじゃないかな。京都でMKタクシー乗りたかったらUber使うと良いよ。マジで。