Uberといえば全世界的には白タクのことであり、誰でもタクシーになれるサービスなわけですが、日本では法律上許されていません。じゃあどうなっているかというと、要はタクシーの配車システムとしてUberがあり、実際に捕まえることが出来るのはUberと提携しているタクシー会社の車と言うことになります。なんですかね、タクシー配車システムの統一プラットフォームと言ったらわかりやすいでしょうか。性質上「予約」は出来ないのですが、アプリが直感的に出来ているのでどれくらいで来そうか、予算感はどんな感じかがわかりやすい。京都で今現在提携しているタクシー会社はMKタクシーさんだけなので、来るタクシーも必然的にMKタクシーと言うことになります。夜21時前に利用してみたところ10分ほど捕まりませんでしたが、一度発見すると割とすぐに到着して逆に焦りました。
油断してるところでいきなり「あと1分で到着します」といわれても笑
タクシードライバーさんに聞いてみた
せっかくなのでどんな感じなのかMKタクシーのドライバーさんにお話を伺ったところ、「基本的に我々は全く関知していないんです」と前置きをした上でかなり詳しく話をしてくれました。知ってんじゃん。簡単に箇条書きにすると、- Uberのアプリの方から指示が来る
- MKのアプリで配車リクエスト出すよりもUberで出した方が若干早い
- 支払はアプリ上で完了するのでタクシー内での支払は一切ない
- ユーザーはアプリ上でクレジット決済をし、Uberからタクシー会社に運賃が支払われる
- メーターは回るけれどお客様が実際にいくら払うことになるのかはドライバーにも会社にもわからない
- 領収書はメーターの数字で出る
- Uberは今のところMKタクシーを実験台に使ってアプリの改良を行っているところ
- 今のところはMKタクシーだけなのでMK的には配送手段が一つ増えたということになる
- 今後、他の会社さんが参入してきた場合には、どのタクシーが引っかかるかわからないという状況にはなりうる
- 海外のお客さんは利用率が高い
などなど。
確かに実際に使ってみてタクシー内での支払をスキップ出来るのは非常に快適でした。メーター確認して領収書もらって終わり。数日後、クレジットカードに請求が来てました。タクシー会社によってクレジットカードが使えなかったり、いろいろ違いがあるところ、Uberでその差が吸収出来たらそりゃ観光客は喜ぶだろうなあと思いましたよ。海外行っても自国で使ってるシステムと同じだったら楽だし。
これでMKタクシーが呼べるならそんな楽なことはないなあと思ったんですが(基本的に京都でタクシー乗るときはMK一択派。どうしても捕まらないときは彌榮で妥協)、ドライバーさんが仰るとおり今後はどうなるかわからないですね。アプリ上でどんな会社でドライバーは誰かまで表示されるので、知らない会社のタクシーが来る事はないものの、個人タクシーには値段がやたら高かったり、タバコ吸ってたりするひともいるので、それはちょっとなあという感じです。もし参入会社が増えて上手くMKとマッチング出来なくなったら、MKの純正アプリに戻せば良いだけですけどね。
イベント出店当日朝とかだと、万が一捕まらないと大惨事なので予約するしUberの出番は無いけど、逆にイベントの帰りになると時間が読めなくて予約出来ないのでUberがあると重宝しそう。しばらく使ってみたいと思います。
招待コード
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