「モテ」が持つ意味合いについて思うこと

友達のツイートを読んで。

モテるかモテないか よりも 相手をちゃんと思って 気持ちをちゃんと伝えることのが大切だと思う
まぁ解るんだけどさ。 でも世の中で「モテる」という時、それは必ずしも1つの意味じゃないのよね。 「モテる」の元々の意味は、たくさんの異性に好意をよせられるっていう意味だと思う。人気者になるとか、たくさん告白されるとかね。確かにそれはそうなんだけど、世の中に氾濫している「モテる」にはもう一つの意味があってだね、たくさんの人に好かれるとかいうのはまぁ幻想だと解ってるけど、周囲の人や少なくとも自分が好意を寄せてる人に振り向いて欲しい的な。心情的にが微妙なところだけど、そんな感じのニュアンスがあると思うんだよね。 「モテかわ!秋の着回し50選!」とか書いてあるファッション雑誌を読んだとしてさ、それを実践した結果自分がモテモテの女の子になれるかどうかってのは、まぁはっきし言って解ってるよね。なれるひとはなれるし、なれないひとはなれない。でもさ、見ず知らずの人に突然告白されるとか言うサプライズがなくっても、誰かの目を自分に向けたいとかさ、印象をアップしたいとかいうのもあるわけさ。 相手をちゃんと思って気持ちをちゃんと伝えれば、「モテかわ」なんて意識しなくて良いって言う話じゃないんだよ。その2つは全然全く別の問題。気持ちを伝えるに当たって相手のことをちゃんと思うのは当然だし、出来ればちゃんと伝えたいと思っているけど、自信がないから上手く伝えられないってのはあるわけでさ。そんなときに自分を支えてくれるものってなんだ?っていうと、案外、「モテかわ」だったりするんだよ。その内容が大事なんじゃなくてさ、その気持ちを作るための材料として大事なんだ。人間てそういうもんでしょう。 だからさ、どっちが大切とか言うことじゃないんだよ。「モテる」には「モテる」なりの存在意義があるんだ。僕は例えばファッション雑誌の煽り文句について、1つも共感できることはないけれど、それがただ見た目を整えるためのものではないということはわかるよ。整えた結果得るものがあって、ってことでしょう?ファッションに限らず、人間てそういうもんだと思うんだ。

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あのとんかつが食えるのもあと5-6年なんだろうな

"Mizore Tonkatsu"(pork cutlet) at Okuda 学生の頃から定期的に通っているとんかつ屋があって、そこのみぞれとんかつ(大根おろし+ポン酢しょうゆで食べるとんかつ)がここ15年くらいずっとお気に入りなのですが、それだけ長いこと通っていれば当然、ご主人も年をとられます。従業員をたくさん使ってという店ではなくて、ご夫婦にバイトが1人というシフトでずっとやっているお店で、見た感じ決まった「後継者」はいそうにありません。そこまで話し込んだことがないので、実は息子さんがどこかで修行されてるとかいうことかも知れませんが、まぁでも多分ご夫婦が「もう無理だなぁ」となったらそこで閉店なんじゃないかという風情。1日中立ち仕事はしんどいですもんね…今でも、昼も夜も営業してるし。 あんまりね、しみじみと語っても仕方がないんですけどね。 ご夫婦にしてみたらば、いや体動く内はやるしまだまだ行けるよということかも知れませんし、もう別に先のことなんか考えないよということなのかも知れないんですけど、食べてるとなんとなくふとそんなことを思って少し寂しくなってしまいます。ずっとこの光景が続くわけじゃなく、どこかでそういう場面があるんだろうなぁとどうしても考えてしまって。 まぁでも確かに寂しくなったところで別に何と言うこともないので、そういう寂しさを一瞬感じたあと、すぐにまた目の前のとんかつに集中します。いつまで食べられるにせよ、とにかく今食べてるとんかつを美味しく味わうのが一番大事ってのは動かないし、やっぱりそこに幸せがあるんだと思うから。 そんなことを想う雨の日。

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電気ストーブを物色中

リビングでくつろぐというような場面があんまり無いので、部屋全体を温める必要はあまりないのですが、だとしても冬は寒い。なんとかしたい。今までメーカー不明の韓国製ハロゲンヒーターを使っていたのですが、

  • 不注意から2度、低温火傷になった
  • タイマーのスイッチが取れていてマイナスドライバーで回している
  • 金網がネジ止めなので掃除するのに超不便
  • いい加減年代物過ぎる
という理由で、新しいものを買うことを決意。 家電買うなら何はともあれ価格.comからということで、条件絞ってソートしてみたんだけど、なんだろう、聞いたことがあるメーカーの製品は聞いたこと無いメーカーの製品の3倍くらいの価格なのな。 価格.com – ヒーター・ストーブ スペック検索・性能比較 どういうことなの…

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ゆっくり歩く。

あんまり気が長い方ではないですし、おっとりした性格でもありませんが、歩くときはゆっくり歩くのが好きです。 どこからどこまで短時間で移動するというのではなしに、ゆっくり歩きながら面白いものを探しつつ歩く。 なんですかね、世の中のほとんどのことは、気にとめなくても損しないし気にとめたところで大して利益をもたらさないようなことばかりだと思うのですよ。通りがかった家の風鈴が変わったねとか、あの家の鉢植えが増えたなとか、あの柴犬あそこの犬だったのかとか、幼稚園の遊戯施設が衣替えしたなぁとか、中学校の角にある桜のつぼみがふくらんできたとか。まぁ知らないなら別にそれでどうってことはないことなのですけど、僕はそういうのを拾って行くのが好きなんです。 急いで歩くのだって別に出来ないわけじゃありません。本気で急いでるときにはそれなりのスピードで歩くことだって出来ます。でも急いで移動していると色んなことを見過ごしてしまうし、それになんというか、急いでると急いてしまうのですね。体が急いでいると、心も急いてしまうんですよ。もちろん目的があって(例えば待ち合わせに遅刻しそうだとか)急いでいるわけなので目的を達成したら心はさっと平静に戻ればいいんですが…結構そうでもなくて、そこにタイムラグがあるんですね。それがちょっとあんまり。 意識してゆっくり歩くと、突っ走ってたときには目に入らなかったいろいろなことが目にはいるようになるし、 そういうリズムの中で余裕を持って色んなことに当たれるような気がしています。 急げば後でゆっくりする時間が増える気がするんですけどね。なんかそうならない。不思議です。

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オナニーする女性の割合はどれくらいなのかという話(と、ソフトオンデマンドすげーという話)

ふとしたことから「女の子ってどれくらいの割合でオナニーしてるんだろう」という話になり、ざっくり検索してみたところ、「したことあるのは80%くらい」「してるのは63%」という“女性雑誌の調査結果”というのが引っかかって、なんというか根拠としては薄いなぁソースもないしと思っていたらば、それに関連した調査をしている団体が2つもあってちょっとビックリ。

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四季がそれぞれ好きになってきた。

四季の中で、どの季節が一番好きですか? 昔は、ぶっちぎりで夏が好きで、次に春、秋、冬の順でした。 点数を付けるとすると、夏が+5で、春と秋が+0、冬が-4ぐらい。 今でも夏が一番好きで「+5」であるのは変わらないのだけど、 昔よりも他の季節が嫌いじゃなくなってきました。 特に秋と冬。 夏が終わって秋になるときには、「あああ…、夏が終わっちゃった…(´・ω・`)」という喪失感が凄くて、 しばらくその残念な気持ちを引きずったりしていたのだけど、 秋の美味しい食べ物(例えばサンマ)も楽しめるようになって、秋は秋で楽しいと思うようになると、 そういう喪失感はだんだん減ってきて、今年に至っては「夏終わっちゃったな…」とすら思わなかったくらい。 夏終わり!さあ秋だ!食欲の秋、食欲の秋、それから食欲の秋だ! 冬は冬で… 寒いのは今でも全然好きではないのだけど、寒さの中にいると暖かさを余計に感じるというか。 家に帰ってきたホッとした感じや、鍋料理の温かさや、風呂のしみいる感じや、布団のぬくもりや、そういうの。 とても、とてもいいのね。 今点数を付けるとすると、夏が+5で、春と秋が+3、冬が±0ぐらい。 時には夏のために残りの3/4を生きてるようなときもあったけど、今は四季をそれぞれ楽しめてる感じ。 一粒で四度美味しい!

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「ごちそう観」「ぜいたく観」(今日のダーリンより)

ほぼ日、今日(2011/09/21)の「今日のダーリン」に書かれていた、「ごちそう」というのはどういうものか?ということを理解した糸井さんの経験がとても興味深かったのですけど、感想を書こうとするとどうしても背伸び感が。要は、「色んなことを知っていくと、華美な装飾を愛でるような『ごちそう感』から、それそのものの質を高めるという『ごちそう感』に向かっていく」というようなことを書きたかったのですが、多分、僕自身が心底実感しているわけではないんでしょうね。だから上手く言葉にならない。解っていることは30%くらいで、残りは知っていることか想像。まぁ実際に、堤清二さんの昼食をいただいたわけではありませんし…知ることは簡単だけど、解ることは難しいですね。 でもなんというか、食事には良い味があれば良いんだ、それで足りるんだ、と解ることが素晴らしいことだというのは解る気がします。それは、味ではなくて、値段やボリュームや店の名前や華美な装飾を優先させた食事を知っていて、その上で、そうではなくてこれが「ごちそうなんだ」とたどり着く価値観というか。なんですかねぇ…侘びとか寂びとかいう話に近いのかも知れませんけど、堤清二さんがそうしてそこにたどり着いたことが凄いなと思うし、それをホイッと出されて理解した糸井さんも凄いなぁと思うわけです。 京都には「有名老舗」だけではなくて、全然華美じゃない、知る人ぞ知るというか、知らない人が見たらただの民家にしか見えない、そういう老舗の和菓子屋がたくさんあって、お茶会のお持たせなんかを作っています。そういう感じ?地味な店の地味なお菓子、ただし味は超一級品というようなものを選ぶというところにたどり着く人と、それを出されてその「足る」を理解する人というのは、どちらもとても素敵だなぁと思うのです。そういう感性のやり取り自体が、もう十分にぜいたくだし、豊かだなぁと思います。 そんな大人になりたいなぁ。

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「標準体重」って本当にあるのな

人生で2番目に体重が重かった2008年3月(78.8kg)から体重のコントロールをしていて、今日現在の体重が66.8kg。ピーク時に比べると大体12kg減った計算になります。BMI=22から計算する身長174cmの「標準体重」は66.6kgになるので、今現在が大体標準です。 20代前半の頃の体重の上限が64kgくらいだったので、自分としてはそのくらいまで、つまりあと3kgくらい落としたいと思っているんですけど、これがねーなかなか落ちない。ここ1ヶ月くらいはゲーム感覚で、間食を控え、走る量を増やし、休日の昼食の楽しみラーメンも控えてさらなる減量にトライしてみたのですけど、全然かわんねー。1ヶ月前の8/20が67.0kgなので、もう本当に変わらない。前日夜に長く走って65.4kgまで減ったこともありましたけど、1kgくらいだったら誤差みたいなもの。翌日には66.6kgに戻ってました。

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