サッカーにおける「チームの英雄」

まさに鉄人と呼ぶにふさわしい。  J1最多試合出場記録483試合。  1993年に晴れてプロ選手となり、翌94年6月11日のガンバ大阪戦でデビュー以来、18年という歳月をかけて、コツコツと積み重ねてきた偉大な記録だ。その数字に重みを感じずにはいられない。  伊東輝悦と言えば、96年アトランタ・オリンピックの初戦、ブラジル戦で決勝点を決めた“マイアミの奇跡”の立役者。今もあのゴールは語り草となっている。しかし、それ以上に彼が評価されるところは、その豊富な運動量とカバーリング、そして危機察知能力である。近年ではアンカーを務めることが多く、バイタルエリアを一人で補ほ てん填する姿がたびたび見られた。身長168センチと決して恵まれた体格ではない。それでもピッチ上で存在感を放ち続けられるのは、努力以外の何ものでもない。
 
「財政が厳しいとはいえ、こういう功労者をあっさり切っちゃうエスパルスはちょっとな…」
と今まで思っていたのだけど、でもどうなんだろう、 よく考えたら「功労者を引退まで面倒を見る」という文化はサッカーにはあんまり無いのかも知れない。 野球では、特に日本では、よく見かける光景なんだけど。

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インテル、ホントに守備ダメなんだなw

たまたま朝イチでCLセカンドレグのハイライトがニコニ動画に上がってたので見たりとか。 【CL ベスト8】シャルケ04 対 インテル 2ndleg【低画質ハイライト】 ファーストレグがアレだったので多分書いて怒る人はいないと思うのだけど、 とりあえずあれだ、インテルってホントに守備ダメなんだな。

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賀川浩さんのエピソードに感動した(Sports Graphic Number 774号「ルーキー秘話。」)

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 3/24号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 3/24号 [雑誌]
文藝春秋 2011-03-10
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何か毎号、Numberの感想を書いている気がする(苦笑) そんなつもりはないんだけど、まぁそれぞれに思うことがあるので。 774号はルーキー特集。歴代のプロ野球新人選手に焦点を当てた特集で、 野球に興味がある人なら満足できる面白い内容でした。 こういう「歴史を紐解く楽しみ方」を考えるとき、僕にとってはまず競馬を想起するのだけど、 競馬も同じなんだけど、この繋がっていなさそうで繋がってる感じがいいんだよね。 技術的に大きく進歩していて能力の単純比較は出来ないけれど、 しかしその指導を行っているのは前世代の選手、みたいな繰り返される時間というか。 プロ野球も長い時間が経って、こうして楽しめるだけの蓄積があるのだよねぇと思うとなんだか感慨が。

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日本、アジアカップ優勝!おめでとう!

優勝おめでとう!! いやぁ良かった…李忠成のシュートは美しかったですね…見ていて本当に感動しました。 後半半ばくらいからずっと長友が良い突破をしてチャンスを作っていたので、それがようやく実ったかなと。 見返せば見返すほど、なぜあそこでDFがマークを離れたのか全然解りませんけどね(苦笑) 手前に岡崎がいたんで彼が裏に走ってくるのを警戒したのかも知れませんけど、岡崎に2人が付いて彼を見ていたし、センタリングの感じからして岡崎は合わせて走り込む感じでもなかったんで、相手の3番は内に詰めるよりマークを確認しておくべきだったと思うんですが…この辺が、ヒディンクとオジェックの違いなんでしょうか。わかりませんけども。

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キ・ソンヨンの「猿騒動」の件

表題の件。簡単に説明すれば、こんな感じ。

  • 日韓戦でゴールを決めた韓国のキ・ソンヨン選手がセレブレーションで猿の真似のパフォーマンス
  • 「旭日旗が競技場にあったのをみてカッとなってやった。反省はしていない」的なコメント
  • 人種差別であるとしてFIFAが処罰を検討
  • ごめんさっきの嘘。スコットランドで自分が散々やられてたんで、その意趣返し
  • タブロイド紙「だから許されるとでも思ってんの?」 ← イマココ
個人的には割とどうでもいい話だと思っていて、本気でスコットランドを糾弾したいならやればいいし、 中途半端にやるんだったらいつも通り日本人のせいにしておけばよいのになぁと思ったりしています。 どっちにしたって、「キ・ソンヨンってバカなヤツだったんだなぁ」と言うだけの話なので。 才能溢れる選手がただ知性が足りなかったと言うだけで将来を損なうのは、何かとても残念だなー 一応追記に、ソースなどを。

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遂にサッカーアジア杯決勝!決勝戦も副音声Ustreamやりますよー

遂にここまで来ました。 必ずしも「素晴らしい内容」とは言えなかった準決勝。そりゃ相手が韓国だから仕方がない。 言いたいことはいっぱいありますけど、でも同時に「素晴らしい結果」だったとも思います。 いやもうね、ビール飲みすぎて声枯れて大変でした。 まさか、あのUstreamがのべ1,000人(ピーク時で120人くらい)に視聴されるとは思わなかった(苦笑) まぁ僕は、的確な解説を繰り広げるベイベーさん×やまちゃんの話を聞きながら、 関係ないツッコミを入れてただけなんですけど(笑) というわけで、決勝戦もやります! 当日ウェラーズではオカムー&ルチによる新Houseイベント「ムーンライト酒場」が 行われていてそちらもかなり期待大なのですが、

ムーンライト酒場BIRTHDAY & Asian Cup Final Publicviewing PARTY!!!! @The Weller’s Club 1/29/2011 sat.8:00pm~Deep night Charge Free DJ: LUCCI / オカム~ VJ: akira-o / fisH
イベント終了に引き続いて24時から解説副音声放送! 激戦の準決勝後に香川が骨折でリタイアするなど、強敵オーストラリア相手にかなりの苦戦が予想されますが、 それでもここまで数々の場面をたくましく乗り切ってきた彼らならやれるはず! 前回と同じく実況はやまちゃん、解説はベイベー&イッペイでお送りします。 ウェラーズに来れる方はウェラーズで、来れない方はモニターの前で。 いよいよラスト!

Ustreamは多分このどっちかで。

酒場チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/sakaba
サッカー副音声@ウェラーズチャンネル
http://www.ustream.tv/channel/wc-wellers

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日本決勝進出!(Ustream視聴感謝!)

やりました!決勝進出! いやー相変わらず謎のレフェリングで試合が動いた感じですが、でもそれ以外のゲーム中のレフェリングに関しては、予選の時よりはマシかなぁという気もしましたね。相手が中東じゃなかったというのもあるんでしょうけど。 で、韓国。強かったですね。 日本と同じく「決定力不足」だそうですが、確かに詰めが甘い感じはありました。それで随分助けられましたけど、でもやっぱり技術の巧さと怖さがあって。PKを取られたシーンにしても、パク・チソンへの繋がりを止めきれなかった結果のファウルだったと思いますし、その辺やっぱり強いなと。今でこそ勝負できるようになりましたけど、韓国と言えば常に格上の隣国として君臨し続けた国ですし、日本にとっては自国のレベルを計る物差しみたいなもの。そんな韓国が強いと、僕はちょっと嬉しくなります。結構、韓国のサッカーも好きです。 ああ、あくまで日本が勝ってこそのセリフですが(苦笑)

Ustream視聴感謝!

そして昨日は、副音声として試合見ながらあーだこーだ言うUstreamを京都ウェラーズクラブからお届けしていたわけですが、ピークで120人、のべ1,000人以上に視聴していただいたようで…本当に感謝。ありがとうございます。みんな何やってんのw やまちゃん&ベイベーさんの的確な解説に、芸能ネタやベイベーさんちの隣人の中国人の夜の話などを交えつつお届けしましたが…本当に楽しんでいただけたのか?(苦笑)まぁでも現場はたいそう楽しかったです。おかげで僕はビールを飲み過ぎました。ええ。美味しいお酒でした。 勝ってくれて本当に良かった…(やっぱり自分が喋ってるときは勝ってくれるかどうか凄く気になります…前回はW杯デンマーク戦でしたねそういえば) 次戦、決勝戦は1/29(土)! 相手は宿敵オーストラリア!準決勝まで来たウズベキスタン相手に6-0とかどうなってんの! 厳しい相手ではありますが、彼らならやってくれるはず! いやー楽しみです。

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日本勝った!そして次戦、25日はウェラーズで!

いやー勝ちました。勝ちましたねぇ。 ザッケローニ監督になってから、 素直に「良い」と言っていいのかよく解らない試合が続いてますが、でもなんでしょう、 僕個人的には、これまで日本代表にずっとあったメンタル的な弱さ、 勝負に行けないとか試合を上手く運ぶとか、そういうのが徐々に少なくなっていっていることに、 もの凄いたくましさを感じています。 個人的には、連日アウェイにもかかわらず不敵な笑みを浮かべつつ精力的に動いている長友、 ゲームを作るのに加えてファウル時に審判と頻繁にコミュニケーションを取る長谷部に 今までにないマリーシアを感じますし、 自分が倒されてもアピールせずに立ち上がってボールを追っていく岡崎に感動を覚えました。 本田とか香川とか長谷部とか松井とか長友とか、 若くしてヨーロッパに渡り、そこを主戦場にして戦うというのは、 こういうことを学ぶということなのかと。 「話し合いが必要」なんて、いや、当たり前のことなのよねぇ… そうかー。

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ザッケローニの3バックとトルシエの3バック

アジア杯1次リーグ初戦、ヨルダン戦が日本時間の今日22時に迫っているわけですが、「3-4-3」をオプションとして持っているという報道がどうもしっくり来なくて。僕の中の「3バック」というとどうしてもトルシエの3バック、いわゆる「フラットスリー」、イコール「ややもすると5バック」というフォーメーションで、ややトラウマ気味な嫌な感じだったわけですが、先日友達に解説してもらって少ししっくり。

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