本を読むのはそんなに好きではないのだ、実は。

そういうと何か意外に思われるのだけど、それは単に僕の偉そうな物言いに騙されているだけであって、実際問題として僕は全然読書家じゃありません。謙遜とかそんなんじゃなくて、ならしてみると読んでる本(漫画、雑誌、技術書除く)なんて多くて月に2冊くらい。本を読むのが嫌いというわけではないのですけど、「同じ1時間使うとしたらどう使う?」という選択においてあんまり読書は選択されないのですよね。まぁネットのない時代だったらもうちょっと読んでるかもしれませんけど、せいぜいそんなもんです。だからちょっと空いた時間に本を取り出して読んでたり、電車の中と言えば読書がデフォみたいな人を見かけると、本が好きなんだなぁと思います。僕はそこまでは好きじゃない。 んで、「ならして月に2冊」といっても毎月コンスタントに2冊ずつ読んでるわけじゃないみたいです。最近気付いたんですけど、自分の中で3つのブームが3ヶ月周期くらい出来てるみたい。 つまりこんな感じで。

  1. 興味の湧いた本を次から次へと買う時期
  2. 買って積ん読してあった本を読む時期
  3. 本から離れてしまう時期
ぶっちゃけ、もうちょっと考えて買えよと。今これ書いてる場所から振り返ると、読みたい!読もう!と思って買った本が普通に20冊くらい積まれてて、自分の左手にも今読んでる本と、これもまた今読んでる『Number』の最新号と『Number Do』の最新号があって、その他に仕事用リュックの中に読みたくて仕方ない技術書も2冊あって完全に収拾が付いてない… いつものパターンで言うと、積ん読になってる20冊は結局5冊くらいしか読まれなくて、残りの15冊は「次のシーズン」に後回し。はてなの近藤社長が書かれた『「へんな会社」のつくり方』なんていつまであのポジションにいるだろう…買ったのが遅かったので、『中村俊輔 / 夢をかなえるサッカーノート』よりは時間経ってないとは思いますがそれにしても。時間が欲しい。でも時間あったら他のことに使っちゃうのよねー そんなわけでただいまの僕は「本を読む時期」にさしかかっておるようです。まぁいい加減積ん読増えすぎて積ん読置き場がカオスになってきたからってのもありますけど、なんかそんな気分で。今読んでいるのは、『水曜どうでしょう』ディレクター藤やんこと藤村忠寿さんの『けもの道』。なんですかね、講演会を文字起こししたような、目の前で一緒に喋ってるようなそんな一冊。共感できる部分があってとても面白いです。多分今自分が仕事のことで凄く悩んでいるからだと思いますけども。多分読み終わったらなんか書くと思いますけどね。

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【読書感想文】 ZUN / 東方香霖堂 ~Curiosities of Lotus Asia

「東方の書籍を読んでみようキャンペーン」第2弾は、っていうかまぁ「東方求聞史記」を読んでから随分立ってしまったのだけど(よく考えたら文花帖より先に求聞史紀読んじゃってるな)、小説としての第1弾である「東方香霖堂」。主人公である半妖、森近霖之助はゲーム本編に(多分)出てこないので、二次創作で見かけてもいまいちピンと来ていなかったのですけど、東方香霖堂を読んだらその感覚がよく解りました。 霊夢と魔理沙、二人の人間ととても仲が良く、冷めていてあまり周囲と関わり合いになろうとしないがなんだかんだで世話を焼いてしまう性格、これはとても感情移入のしやすいキャラクターだなと。全くなんの印象もなかったキャラクターでしたが、少し好きになりました。男性キャラクターなのになぁ。あ、だからなのかな。 「まぁ、東方はゲームが本編で書籍はおまけ」と思って読み始めたらばこれが結構な分量があり、読むのに意外に時間が掛かってしまいました。霖之助が主人公ではあるものの、妖々夢までの主要キャラクターも頻繁に顔を出すので飽きずに楽しく読めます。個人的には紫との関係性というかやりとりがとても印象的でした。紫ってなんかよく解らないキャラクターだからなぁ。二次創作では色んな描写があるけれども。 なにはともあれ、東方の設定というかエピソードというか、そういうものを楽しみながら知って起きたい人には、オススメです。ただし、本作中で幻想郷や各登場人物の細かい説明はあまりなされないので、あらかじめ東方求聞史紀あたりを読んでおくことをオススメします。

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【読書感想文】 藤島 大 / 熱狂のアルカディア

スポーツライター藤島大さんのスポーツノンフィクション短編集。 見た目はそれほど分量があるようには思えないのですけど、中身がぎっしり詰まってて読み応えがあります。

目次

第一部 偉人たちの肖像

  • 釜本邦茂「考えるライオン」
  • 吉田義人「脚光と不遇の果てに」
  • 前田智徳「もののふの恥じらい」
  • 宿沢広朗「非凡な覇気、火のごとき覚悟」
  • 山田重雄「世界に挑み続けたコーチの光と影」
  • 安田善治郎「女子ホッケーをアテネに導いた知将」
  • エンツォ・マイヨルカ「千の星、千の月、千の太陽 ― もう一つのグラン・ブルー」
  • 原進「阿修羅が駆け抜けた時代」
  • 友川カズキ「無償の放熱」

第二部 異人たちのいる風景

  • マンチェスター/イングランド「ユナイテッドの背番号7をめぐる冒険」
  • 岩手県釜石「前衛思想としての新日鐵釜石」
  • ダブリン/アイルランド「裏切りの予感に包まれて」
  • 沖縄「知られざる名将、沖縄に在り」
  • レッジョ・ディ・カラブリア/イタリア「老人と海とナカムラ」
  • 茨城県つくば・東大阪市花園「1988年冬・茗渓学園ラグビー部 新しい風の誘惑」
  • マンハッタン/ニューヨーク「酒とイラブの日々」
  • ナポリ/イタリア「1997年11月15日、不滅のアズーリ」

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【読書感想文】 パラダイス山元 / 餃子のスゝメ

見つけたのはいつだったっけ。ああ、多分この1日1ニコを書いてるときだ。 本日のオススメ動画(2011/10/22) | 「【巨大料理】ビッグ餃子【作ってみた】」他9本 – 1日1ニコ まぁこの巨大餃子はどうかとは思うけれども(苦笑)、 その流れで餃子の関連本をアマゾンで探していて、凄く評価が高く(203件のコメントが付いていてそのうち183件が☆5つ。20件が☆4つ。まじか)またその内容も熱いコメントが多かったので買ってみました。 結果は… コメントの皆さんがおっしゃるとおりでした(苦笑) この本を深夜に開くのは危険すぎます!

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「日常」はアニメも面白かったけど漫画版はそれに輪を掛けて面白い

アニメを見るときはどんなに原作が気になっても放送終了までは我慢するというのが僕の流儀で、「日常」の時も全部見終わってから原作を買おうと決めていました。んで、めでたく放送が終了したので、順次原作を買っていった(現時点での最新刊は7巻、以下続刊)のだけど、読んで思うのは、

  • これを忠実にアニメ化した京アニはやっぱすげえ
ということと、
  • それでも原作の漫画の方が面白い
ということでしょうかねぇ。 漫画の雰囲気をアニメとして最大限、再現しているのは本当に凄いと思うのですけど、やっぱり原作のシュールな「間」は、「漫画」という媒体だからこそ出来るものかなという面はあり。常に展開させていく必要がないとか、間を大幅にはしょってもわかりさえすれば繋がるという感じとか、確かに京アニは凄いけど、そもそもあれをアニメで表現することにしたその決定がどうなのかという…いや、決定してくれたおかげで僕は「日常」に出会えたから意味はあったのですけど。 ゆっこが高崎先生に頭を叩かれているシーンが見開き2P+前後6コマとか、漫画の常識で考えてもあり得ない演出なんですけど、それを採用したあらゐけんいいち先生、通した編集の方はかなり異才だなと思いますです。すごい。 もし日常のアニメを見て気に入ったのであれば、立ち読みでもいいからコミックスも読んでみるべき。あのアニメが二回りくらい強化された世界が、そこにあります。楽しい。

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Sports Graphic Number定期購読を更新しました。

いろいろうだうだ言ってたんですが、結局、そういうことにしました。 やっぱりねぇ…2週間に1回届く雑誌という形態が楽しいのですよね。Webで全部読めるというわけでもないし。 知ってるスポーツも知らないスポーツもNumberで読むとグッと来るし… というわけで、定期購読3年目。 今年も発売日前日に最新号が届く日々が続きそうです。わーい。 うん、好きな人には、定期購読オススメですよ。ええ。 Sports Graphic Number 購読のご案内 – Number Web – ナンバー というか、毎号買う習慣が無くなったので本屋も行かずAmazonも見ず、Number Plusの買い忘れが酷い。。 ボクシング特集と、欧州蹴球名鑑 2011-2012は読みたかったんだけど…まだあるかしら…? …あ、ありそう!

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【読書感想文】 久住 昌之/谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

色んなところでちょいちょい名前は聞いていたけれども、きちんと全部読み通したことがなく、一度読んでみたいなぁと思っていたのだけど、新しいシリーズのマンガを買うというのはなかなかに勇気のいるもんでして、お財布に余裕があったらね…なんて考えていたんだけど、なに?孤独のグルメって全1巻なの?ということを知って慌てて購入。もっと早く買えば良かった。

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