自らの声に酔う
やまもといちろうさんと湯浅誠さんの対談記事が面白かったので。
読んだ人の持っている考え方によって感じることは色々あるだろうけれど、ネトウヨであれ反原発であれ、自らに不足している部分や不安を補償する形で、情熱を持って政治的な何かに取り組んでいる人は、自らはその意識が低くむしろ真面目にそれこそが正しいと信じて行動しているために、そこから抜け出すことはないというのが全体の主旨。まあそうかな。文中で「尊皇攘夷」が例としてあげられていたけど、そういうのって昔からあることだからねえ。「有権者の2%程度」というのも昔から大体そんなもんなんでしょう。 ネトウヨや反原発に対しては、人によってイデオロギーというか思いや考え方があると思うのでここでは特に何も述べないけれど、文中にあったこの表現に「ですよねー」と思ったのでした。ネトウヨは、卒業することを知らない | 真のリベラルを探して | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
今の日本は、保守化、右派の影響力が高まっている。その背景には、韓国、中国への感情悪化だけでなく、リベラル、左派の魅力のなさ、ストーリーのなさがある。今の日本のリベラルに、欠けているものは何か、どうすれば国民の心をつかむことができるのか。社会活動家として最前線で戦ってきた湯浅誠氏が、論客との対談を通じて、「真のリベラル」の姿を探る。3人目の今回は、「純粋なる保守主義者」であり、ネット上の最強の論客として知られる、やまもといちろう氏との異色対談。