【Review】 Logitec / ポータブルDVDプレイヤー LDR-PME8U2LBK

自分のPCについている内蔵型のDVDドライブがどうも、調子が悪いんです。 DVD再生中に落ちちゃうのは他のハードウェア(例えばグラフィックボード)の問題だろうと思うのですけど、その他にも2層DVDのつなぎ目で一瞬止まったり、作動音が異常に大きくなることがあったり、CDRの読み込みに失敗したり…長く使ってるバルクなのである程度は仕方がないのですが、さすがに映画視聴中に停止とかストレスフル。 というわけで新しくDVDプレイヤーを買いました。それがこれ。

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【読書感想文】 パラダイス山元 / 餃子のスゝメ

見つけたのはいつだったっけ。ああ、多分この1日1ニコを書いてるときだ。 本日のオススメ動画(2011/10/22) | 「【巨大料理】ビッグ餃子【作ってみた】」他9本 – 1日1ニコ まぁこの巨大餃子はどうかとは思うけれども(苦笑)、 その流れで餃子の関連本をアマゾンで探していて、凄く評価が高く(203件のコメントが付いていてそのうち183件が☆5つ。20件が☆4つ。まじか)またその内容も熱いコメントが多かったので買ってみました。 結果は… コメントの皆さんがおっしゃるとおりでした(苦笑) この本を深夜に開くのは危険すぎます!

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「日常」はアニメも面白かったけど漫画版はそれに輪を掛けて面白い

アニメを見るときはどんなに原作が気になっても放送終了までは我慢するというのが僕の流儀で、「日常」の時も全部見終わってから原作を買おうと決めていました。んで、めでたく放送が終了したので、順次原作を買っていった(現時点での最新刊は7巻、以下続刊)のだけど、読んで思うのは、

  • これを忠実にアニメ化した京アニはやっぱすげえ
ということと、
  • それでも原作の漫画の方が面白い
ということでしょうかねぇ。 漫画の雰囲気をアニメとして最大限、再現しているのは本当に凄いと思うのですけど、やっぱり原作のシュールな「間」は、「漫画」という媒体だからこそ出来るものかなという面はあり。常に展開させていく必要がないとか、間を大幅にはしょってもわかりさえすれば繋がるという感じとか、確かに京アニは凄いけど、そもそもあれをアニメで表現することにしたその決定がどうなのかという…いや、決定してくれたおかげで僕は「日常」に出会えたから意味はあったのですけど。 ゆっこが高崎先生に頭を叩かれているシーンが見開き2P+前後6コマとか、漫画の常識で考えてもあり得ない演出なんですけど、それを採用したあらゐけんいいち先生、通した編集の方はかなり異才だなと思いますです。すごい。 もし日常のアニメを見て気に入ったのであれば、立ち読みでもいいからコミックスも読んでみるべき。あのアニメが二回りくらい強化された世界が、そこにあります。楽しい。

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【読書感想文】 久住 昌之/谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

色んなところでちょいちょい名前は聞いていたけれども、きちんと全部読み通したことがなく、一度読んでみたいなぁと思っていたのだけど、新しいシリーズのマンガを買うというのはなかなかに勇気のいるもんでして、お財布に余裕があったらね…なんて考えていたんだけど、なに?孤独のグルメって全1巻なの?ということを知って慌てて購入。もっと早く買えば良かった。

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【読書感想文】 T.K.G.プロジェクト / 365日たまごかけごはんの本

この記事を読んで、この本を読んでたことを思い出した。

卵かけご飯「日本一」に異議あり! まるで「ネギトロ丼」か「ビビンバ」 (1/2) : J-CASTニュース

ここ数年大ブームとなっている「卵かけご飯」。その日本一を決めようというイベントが2011年10月30日に島根県雲南市吉田町で開催される。 しかし、日本一候補となる6つの卵かけご飯の写真がインターネット上に出回ると、「これが卵かけご飯といえるのか?」などといった意見が大量に出ている。卵以外の具が多すぎて、「ネギトロ丼」や「ユッケ丼」のように見えるというのだ。 (中略) ネットで「これは卵かけご飯と言えるのか?」といった疑問が出ている点については 「本来の卵とご飯だけ、というものでは、見た目に違いが分からなくなってしまいますので、アイディアのあるレシピでの応募ということになっています」 ということだった。

えーとね、はっきり言おう。 「たまごかけご飯」でレシピを作ること自体がどだい無理。 ここ5年くらい毎朝、卵かけご飯食ってる俺が言うんだからまちがいない。 上に上げた本もそうだし、卵かけご飯「日本一」もそうなんだけど、卵掛けご飯に一手間加えて新しい料理を生み出す努力は、それをすればするほど卵掛けご飯から離れてしまうという葛藤を生みます。だいたいが、白ご飯に卵を掛けるから卵かけご飯なんであって、それがメインに来てなきゃ卵かけご飯じゃないだろうよ。例えば牛丼の「ギョク」を卵かけご飯と呼ぶのか?無理がありすぎるでしょう。 正解は何か?と言えば、「卵かけご飯」という料理自体はいじらないこと。 「365日たまごかけごはんの本」の何が秀逸かというと、そこをぶれずに、ひたすら、「卵かけご飯に合うものは何か?」を追究し続けたこと。正直、365日拘りすぎて「それ無理じゃね?」っていうネタも多いけれど、卵かけご飯の基礎は卵かけご飯のままで置いておくというスタンスは、卵かけご飯好きとしては評価できます。てか、そんなん当たり前じゃん。 というわけで、島根県雲南市吉田町の実行委員は、町おこしも良いけどその前に「卵かけご飯って何だっけ?」と考え直していただきたく。その上で「卵かけご飯にこれ付けて食うと死ぬほど美味いぜ」的なもの日本一だったら超興味があります。いやあ、どんな料理を食べて「卵かけご飯」としても自由っちゃ自由なんだけども、俺ら卵かけご飯好きの心は捉えられないぜ。 いやマジ。

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Numberはどうなってしまうの

前回、最近のNumberが自己啓発本くさくてやってられんという話を書いたのですけれども、 今日届いた明日発売の最新号でも同じ流れを引き継いでいますので誰得ですけど引き続きご紹介。 こちら。 題して、「非エリートの思考法。 乱世を生き抜く力をつけろ!」です。 いや正直に言うとね、これ単体では面白そうな企画なんですよ。人選も渋い。 日ハムの武田勝が何を語るのかとかもうワクワクしてしまいます。 でもねー僕が買うはずだった雑誌とは違う雑誌なのです、これ。 前回も列記した、ここ何ヶ月かの特集ラインナップをもう一回書きますね。

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Numberは岩崎夏海に対談をさせるべきではなかった(Sports Graphic Number 782号「答えは過去にあり。」 )

僕は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んでいない。 映画も見ていないし、アニメも漫画もそれに類する全てのものに目を通していない。 それは単に「流行に乗りたくない」とか「ドラッガーなんか興味がない」ということではなくて、 著者の過去の発言に、「これはヒトとして許せない」と思った発言があってそれを今でも忘れてないだけ。 自分にとってそう言う距離感にある人の創作物に対して自分の時間を使いたくないということ。 ただ、自分の住んでいる領域に彼が入ってくることは止められないし、 僕が評価したくないからと言って彼の作家としての評価が低いと言うことにはならない。 端的に見て評価されているからこそこういう展開になっているのだろうし、 であるからこそ、連続でNumber誌に取り上げられるようなことになっているんだろう。 実際、「野球」という競技への愛情は昨日今日のものでは無さそうで知識もあるようだし、 素人と侮られていたヒトがプロよりも鋭い指摘をすることは稀にある。

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