902T ロードテスト中。。(@ITMedia)

先日、買わないことを宣言してしまった東芝の新端末V902T。 そうはいっても未だに逡巡しているわけですが、 (そして現端末、V601SHが憎たらしいほど元気…) そんなV902Tの、ロードテストが、ITMediaで行われてます。

短期集中ロードテスト(長期ロードテスト)
ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。一ユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。(ITMediaより引用)

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インタビューって難しいよね。

ITmedia エンタープライズ:Joiこと伊藤穰一氏、ブログの「今」を語る ITMediaに、伊藤氏のインタビューが掲載されていた。 伊藤さんと言えば、まぁ何というかもうね、とにかく凄いひとで。 僕みたいな人間からだと、 『どうも凄いらしい』 というくらいしかわからんのだけど(それほど凄いということだ) まぁとにかく、日本だけじゃなく世界で活躍する、 プログラマーというか、プロデューサーというか…そういうひと。 ことブログに限って言うと、 ブログを日本で最初に広めようとした人、だと言われてますな。 この人が素晴らしい人で、 様々な素晴らしい取り組みに参画している、ということは明らかなのだけど、 僕がこのインタビューでふと感じてしまったことがあって。 なんだろうな、 インタビューの趣旨は、これからのブログはどうなっていくのか、 世界各国のブログ事情はどうなんだ、みたいなことなんだけど、 なんかね、『伊藤氏』という感性体とその趣旨が少しずれているような感じ? しゃべれって言われれば、 その主題でしゃべる知識も能力も十分あるんだけど、 もしかして、心の中ではそんなことはどうだって良いじゃないか、 と思っているんじゃないかなぁ、と。 ブログとか、技術とかいったものがどう動いていくか、ということではなくて、 伊藤さん自身がこれから何をしようとしているか、という視点から、 それら技術や、文化の動きを推測してもらう方向で持っていった方が、 きっと話しやすかったんじゃないか? つまり、伊藤さんが聞かれて自然に話せることってのは、 結局自分自身に関することだけで、 文化の変遷について聞かれても、 どこかに、文化と自分を同一視してもらいたくない、 というような境界線があったような気がしたし、 現状についてしゃべっている部分も、 今自分が取り組んでいる技術に関しては楽しそうに(あくまで推測) 現状のものに対してはあっさりみたいな。 ITMediaの質問の方は、もっとばっさり切ってよ、みたいな空気があって。 (あなたは)これからこれをどう変えていくんですか?というような… 本当は、これからこう行動した結果、 こう変わっていくことを期待している、なのにね。 インタビューってのは世の中に溢れまくってるし、 自分の仕事でもたくさん触れるけど、 インタビューって本当に難しいと思う。 たくさん予備知識を持っていればいいってもんでもないし、 時間を掛けて質問を練り上げれば、 時間に比例して成果が上がる…ってものでもなさそうだ。 誰もが、ほぼ日の糸井重里さんとか、 アクターズ・スタジオ・インタビューのジェームズ・リプトン氏とか、 みたいになれるなら、いいんだけど。 難しいです。 インタビュー。

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げんれい工房グッズ。

以前、紹介したことがある『げんれい工房』。 非常に個性的で、かつ、おバカなアイテムがあって好きなんですが、 ちょっとしたトラブルがあったようで。 げんれい工房デザインのアイテムをライセンス販売していた、 株式会社マップスとの間で、金銭、ライセンスなどに関するトラブルが起きたため、 6/30をもって、販売中止ということになったそうです。 それでも別に買えなくなるわけでもなくて、 今後は、げんれい工房さんの同人活動の一部として、 販売も行われると言うことで。 早速覗いてきましたが…やばいっすね。 またもや買ってしまいそうです。 買って使ってるか?と聞かれると使ってないわけですが(苦笑) 株式会社マップスとのトラブルの内容が、 著作権料の未払いと、同じような商品を勝手に売り出された (これって多分、ばれたら罪になるんでは…。明らかに、ライセンスを 混同させるような売り方でした) ということなので、そっちもちょこっと見に行ってきました。 マップスの新製品。 確かに、似たようなコンセプトのアイテムが並んでました…が、 なんだろうねぇ、なんだかキレがない。 遊び心が足りないんじゃないかなぁ… こういうの作ろう、じゃあ、企画立てて、よしデザインだ、 みたいなお仕事何じゃないでしょーか。 想像だけど。 一言で言っちゃうと、なーんか、つまらん。 以前自分がここで買った製品が、 全部げんれい工房オリジナルだとわかってちょっと安心。 センスって難しいですね… 販売停止のプロセスと、その影響の詳細は僕には分からないんですけど、 なんとなく、販売会社を有り難がって行くよりも、 センスあるデザイナーさんの方を、リスペクトし続けたい、気分です。 まぁ、そんなわけで、遠くから声援を。 挫折禁止。 げんれい工房

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本日の気になったニュース。

すみません、訂正です。 ピックアップしたはいいけど、記事にする時間がなかったので、 昨日(7/3)の気になったニュースです。 では、つらつらとゴー。

ITmediaモバイル:ボーダフォンのマスコットは「クリ」だった
キノコだの、鹿だのと携帯のCMキャラがかまびすしい中、ボーダフォンにもマスコットが存在することが分かった。その名を「しまクリ三兄妹」という。
そんなに、携帯会社同士で張り合ってキャラクター作らなくたって良いし、 僕らも僕らで、いちいち取り上げる必要も全くないんだけど まあ何となく流れで。 ようやくボーダフォンもサービスに力を入れてきて、 価格競争とサービスで勢力を拡大してきた、 元の姿(と言ってもJフォンだけど)を取り戻しつつあるようで嬉しい。 でもやっぱり、このキャラは蛇足なような… ついでに言うと、コラム内の出だしの、『かまびすしい』も蛇足なような… 言いたかっただけちゃうの(苦笑)
ITmedia PCUPdate:USBカップウォーマー発売
サンコーレアモノショップで、USB接続タイプのカップウォーマー「USB CAFE PAD with HUB」が発売されている。価格は1980円。 USB CAFE PAD with HUBは、USBバスパワーにより動作するカップウォーマーなる飲料保温製品。パッド面が40から80度に熱せられる。  なお本体にはUSBハブ機能(計4ポート)も備わっており、今の季節はUSB扇風機などを設置するにも適しているとしている。
来ました、恒例のおバカグッズ。 今回はコーヒーを温められます!…か。 まぁ面白いけど、コーヒー暖める必要って別にないような。 こぼしてもアレだしなぁ… でもこの商品のメインは、もしかしてハブ搭載? 商品名は、『USB CAFE PAD with HUB』(ハブ付きコーヒーパッド)だけど、 むしろハブメインで、コーヒー機能後乗せなんでは… 発熱するハブを見て思いついたとか、そんなで。 まぁでも、別に否定的なことを言いたいんじゃないんですよ、 むしろ逆、 これ付けて、コーヒー乗せて、4ポートに、 扇風機やら、ドライブやら、デジカメやらつないで、 オープンカフェとかにいたら…凄いね!バカだね!(笑) 素晴らしい! ただ…扇風機をもう少し動かそうとか思って、 コーヒーをひっくり返す人続出な予感…
ITmedia PCUPdate:エレコム、Web閲覧に便利な「ウェブエキスパートマウス」
エレコムは7月1日、Webブラウザの「進む」「戻る」に対応する専用ボタンを搭載するUSBマウス“ウェブエキスパートマウス”「M-WEUR」シリーズ3製品を発表した。価格は3780円。
ほほう…。 正直に言うと、マウスに色々とボタンが付くのはうっとおしいとも、思う。 今のマウスには、5ボタン、7ボタンなんてのもあるし、 キーボードのホットキーよろしく、 なるべく多くのショートカットを、物理的に用意しようと言う動きは、 緩やかにではあるけれど進んでいる。 でも、めんどくさいんじゃないかと思うんだよね。 でも、よくよく考えると、 マウスにセンターホイールが付いたことは、在る意味で革命だったが、 それも結局同じような感覚の変遷経て、結局、もの凄く便利なもの、になった。 実際、まだマウス上では、親指が空いている。 まぁ、小指を器用に使うのは無理だとしても、親指なら、使う余地はかなりある、 この写真のマウスはあんまり好きなデザインではないけれども、 もっと、スムースにデザインできたら、きっとヒットするような気がする。 もうね、2ボタンじゃ足りないんだよ、本当に。 メインは2ボタンのままでいいけど、 使いたいときに使えるボタンがもっとあっても良いかもしれない、 と最近は思う。
ITmedia PCUPdate:エバーグリーン、150倍速を謳うSDメモリカード発売
エバーグリーンは、最大転送速度22.5Mバイト/秒(150倍速)転送対応の、“世界最速レベル”を謳うSDメモリカード「DONYA FLASH 150MAX」4製品を発売した。価格は3480円から。
150倍速! 何を基準に150倍なのかよく分からんけど、 技術革新て、本当にあるよね… そもそも、SDカードの転送速度て、メディアがボトルネックだったの…?とは思うけど、 でも、確かに、転送したい容量が大容量になればなるほど、 イライラさせられる。 こっちは、HDD内のスムースさを望んでるところがあるからね… 物理的にも、どんどん高速化が進んでるんだなぁ… 旧い価値観では、高速化=頭が着いていけなくなるだけだ、という感じだけど、 意外とそうじゃなく、 高速化って、意識しないで処理できる部分が増えるって事だよね。 如何に効率よくHDD内でデータを移すか、なんてことは、 今は全く意識しないで処理できてるもんね。 そこに、まだ何かあるような気がする。
ITmediaビジネスモバイル:FeliCaでピッ!──札幌大学の出欠席システム
FeliCa入りの学生証を教室の扉にかざすだけで出席が取れる出欠席管理システムを、札幌大学が導入した。新しいシステムを導入して3カ月が経ち、教員と学生の双方に起きた変化とは?  始業のチャイムが鳴り、学生がぞろぞろと教室に入っていく。よくある大学の光景だが、札幌大学の場合はちょっと違う。席に着く前に、必ず教室の扉のところに学生証をかざしているのだ。学生証をかざすと「ピッ」と音が鳴る。  扉のところに設置されているのは、ドコモ・システムズ製のリーダー/ライター「WB-1R/W」。サイズは168×230×24ミリと弁当箱大の大きさで、FeliCaとRFIDタグに対応している。  学生証にはFeliCaチップが埋め込まれている。学生証をかざすことでWB-1R/WがFeliCaの情報を読み取り、学生が何時何分に教室に入ったかを記録する。入室データはサーバに送られ、学生の履修情報と照らし合わせて、出席と判定する仕組みだ。学生は大学のWebページにアクセスすると、いつでも出欠情報を確認できる。
最後はこれ。 そうかー…出席すら、デジタルに。 最初、記事を斜め読みしすぎてて、え、ドコモ端末じゃない人はどうすんの? と思ってたけど、そうじゃなくて、学生証に仕込まれてんのね。すげー。 大学生の期間なんて本当に短いから、 世の中の多くの社会人は、学生の環境がどれだけ変わってるかなんて 分からないだろうけど(俺だってわからん)、凄いよ、ホント。 学生証のデジタル化なんて、普通だからね。 しかも、この学生証、電子マネーとのリンクも考えてるとか。 電子マネーなら、補充するときに金が要る、先払い制だから、 在る程度セキュリティも問題ないし… 先生と生徒の接点が減るのがなんだか心配だけど、 確かにね、出席を取るのって一苦労だしね。 ところで、代返を気にして学生証になったと言うけど、 学生証を預ければいいだけなんじゃないだろうか。 むしろ、声で返事するより楽なんじゃないだろうか。 なんなら、同じクラスのヤツに、 『今日休むし、頼むわ』って言うのもアリなんじゃないだろか。 ハッキングして、複数人分の情報を格納するやついはいないんだろうか。 心配っていうより、 何となくそういうことが起きて問題になるのを、楽しみにしてたりして(笑)

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不幸体質

『何となく読み続けているコラム』 っていうのがあって、それはつまり百式とかなんだけど、 その百式の記事も提供されている、Japan.internet.comに、 『転職徒然草』というコラムも掲載されている。 これは、株式会社リクルートエイブリックの提供するサイトのコラムが元ネタ。 エイブリックNET:転職徒然草 別に特に転職希望というわけでもないし、 ただ漠然と、読み物として眺めているだけなのだけど (会社で読んでるのがばれたら間違われそうだ)、これが結構面白い。 その中で、先日載ったコラムの一部が印象的だったので、引用しておく。 コラムのタイトルは、『不幸体質』。 人生のあらゆることにおいて、なぜか、 あまり良い選択できない人の転職を描いた話だ。 エイブリックNET:転職徒然草:不幸体質

最後のKさんの言葉を聞いて、我々にはピンとくるものがあった。彼女は、なにをするにつけ、最初から「うまく行きそうにないもの」を選んでしまうタイプなのではないだろうか。 能力はあるのに、目標から遠い方、遠い方に自分を運んでいってしまう不思議な性格というのは稀に存在する。そういう不幸体質の人は、成功のチャンスが目の前にくると自らそれをたたき壊してしまうのだ。
ここに出てくる人物は、 なにも、自ら望んで不幸な方へ行くワケじゃない、 ただ、決断を迫られるような状況になったとき、 萎縮してしまったり、気負ってしまったり、考えすぎてしまったりして、 とにかく理由は様々だろうが、知らず知らずのうちに、 自分に有利でない選択を受け入れてしまう。 半ば、分かっていたのに、だ。 で、結局あまり良い選択ではなかったことが分かって、 より不幸な顔をしてしまうといった具合。 『独りになっても、前向きにやっていかないと…』 というセリフにしても… 前向きって何なのかよくわかんないけど、 という感じがあるように思えて成らない。 どうすればいいの?って、別にどうにもならないんだけど… 多分、どこかが、すっと行くようになると、 全部の転がりが良くなるんだろうけど、 なかなか難しいね。 こういう人、こういう時期ってのはあるよね… と、しばし考え込んでしまった。

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Google Desktop Searchプラグイン for Becky! 0.04

お、またもやアップデートですね。ver0.03 → 0.04。 今回の更新は、

1. GDSがインストールされていない環境へインストールすると異常終了する件の対応。 2. 対応拡張子の追加(.csv) 3. htmlメールへの対応。 4. メールボックスが大文字でもちゃんと認識するようにした。
の4点、とのこと。 そうか…HTMLメールって非対応だったんですね。 僕は自分では絶対にHTMLメールは書かないし(面倒だし、必要もない) 受け取る際も、凝ったHTMLは殆ど受け取らないから、 あんまり気にしてなかったな。 ていうか、やっぱり再インデックスした方が良いような気もするねぇ。 困ってないからしないけど。 アップデートはこれまでと同じく非常に簡単。 実は、『アンインストールを完了するために再起動を…』 と言われたときに、 作業中で、再起動が面倒で、再起動しなかったんだけど(汗) インストール自体は正常に行ってるみたい。 多分何かゴミが残されてるんだろうけど。 まぁなんにせよ、変わらず便利です。 ご苦労様です。 DOWNLOAD: 日々の思い出 リリースノート: 日々の思い出 – 土砂降りだ!

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NOBODY:PLACE QUALITY.

このサイトは、一体全体なんなのか? 僕という人間を知らない人や、 検索エンジンから飛んできた人にとっては、 そのエントリの内容以外に分かることは、多分少ないと思う。 こと、このサイトのエントリの流れに関してだけは、 僕は空気を読まない。 僕はエンターテイナーとしてこのサイトを続けているわけではないし、 目新しい情報や、役に立つテクニック、面白い話を、 書き続けていくためにこのサイトを続けているワケじゃない、 そうじゃなくて、 僕が今感じていることを、ここに書いている、 まぁね、読んだ文章で僕自身が判断されるのは仕方のないことなのだけれども、 でも誰だって、色んな部分を持っているわけさ。 中絶禁止運動に積極的に参加している人が、 週末サッカー場で、ビール片手にはしゃいでいたりするわけさ。 (もちろん、フィクションだが) 人の中には、色んな部分があるわけで、 そういう人が作るサイトだって、色んな部分があって当然なのさ。 そういうワケなので、 最近ちょっと面白い方向で受けているから、シリアスな話をするのは止めておこう、 なんてことを思ったりしない、 何しろ、例えば昨日のエントリのようなことは、 核の部分はずっと前からあり、 書こうとしたのも結構前で、 実際に出だしだけ書いて下書きに入れられたのは1週間も前で、 でも、昨日、ああ、これを書けるのは多分今しかない、 そう思ってしまったから、あのタイミングだったわけで。 あれだけポーンと書いて、 その後更新していなかったから、 友達によっては、 『ん?へこんでる?』 と思ってくれているのかもしれないのだけど、 まぁ実際は、書けた瞬間がたまたま昨日だっただけで、 書いた時点で半分がた過去のことで、 僕自身は、非常にスッキリしてる。 だから、そういうことくらいは表明しておこうと、 いくつか用意しておいたネタを、今日の仕事の休憩中にでもし上げてアップして、 ご機嫌でも伺おうか、と思っていたのだけど、

仕事が忙しすぎた!(泣)
日記も書こうと思ってたのにねぇ。 やー参ったね。 まぁでも今日、休憩も満足にとらずに 集中して取り組んだ結果、その作業は終わりましたよ。 明日は、 水曜日のADAMの選曲でも念頭に置きながら、 (7/6はメトロでADAMだよ。良かった来てね。) 少しは余裕を持って仕事できるかなと。 まぁそんな感じで、飯でも食おうかな。 相変わらず外は雨が降り続いてるけど、 幸運にも僕の部屋には屋根が付いてるので、全然平気。 あ、カレー食いたいなぁ… 激辛・タイカレー。 フレスコに買い出しに行こうかな。 (相変わらず外は雨が降り続いているけど)

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silence【chenmo】

僕自身の、最近の自分に対する感覚は、 『黙っている。』 サイトは頻繁に更新しているし、 友達にあったり、メールしたり、イベントに行ったり、 行動はいろいろしているけれども、それでもやっぱり僕の印象では、 今、僕は少し黙っている、と思う。 与えられた主題に対して意見を述べるのと、 自分の思うことを率直に述べることとは、 まったく別の精神活動である。 誰かと会い、世間話をして、悩み相談を受け、自分も少し愚痴を言う、 そんなことは、少し誤解を招きそうな言葉で表現すれば、 考えなくたって出来る。 大事なことは自分との間に成立する会話で。 それこそが、自分のベースを形作っているものだし、 それがない会話、 思考回路より反射神経で行うような会話は、 ただ単に、自分をすり減らしているだけだ。 悩みを抱えている人は、その悩みは自分だけのものだ、とよく言う、 僕も言う。 だが、以前から少しずつ言っていることだけれど、 悩むこと自体は、大して問題じゃない。 それ以上に問題なのは、悩むことがないこと、何を悩んで良いのかよく分からないこと。 野生の動物は悩んだりしない。 そんな必要はないし、悩んでいたら命を落としてしまう。 彼らは全てを備えてこの世に生まれてきて、 自分の生命を全うしようとする。 それが彼らの本分だ。 だが、人間は違う、 僕らは、泣くこと以外なにひとつ持たずにこの世に生まれてくる。 そして、生まれてから死ぬまでの間に、全てを獲得しようとする。 僕らの本分は生命を全うしようとすることではない、 なぜなら、自分の役割とはなんなのか、 という悩みを自覚している生物は恐らく他にはいない、 僕らの本分は悩むことにこそ在る。 逆説的に言えば、悩まない人間など、人間ではない。 悩みの内容から逃げることは出来ても、悩むということから逃げることはできない。 僕らは、結果的に、悩むためにこの世に生まれてきている。 そして、悩むことによってのみ、自らを獲得することが出来る。 あなたの悩みは恐らくアナタにしか分からないだろうが、 (安易に、わかると言ってのける他人は大抵ペテン師だ) 悩んでいるのはアナタだけではない。 悩むことに悩む必要はない。 黙っている、とはどういう状態なのか。 今の僕には、自分との間に成立する話題がほとんど、ない。 もちろん悩みはある、どうにかしなくてはいけない、外部的状況もある、 でもそんなことは、自分と自分の間では、極些末なことだ。 自分との間に会話が成立し、 そのことをベースに出来て始めて、 外部との接点を用意することが出来る。 僕は長い間、自分のサイト上でその一部を公開し、 そして恐らく僕自身が一番それを読み返し、咀嚼することで、 他人と会話するときの思いを作り上げてきた。 もし、その過程が無くなったとしたら、 僕は、僕という名前のプログラムになってしまう。 MUTTERは、書いた時期、場所、状況によって、様々な矛盾を来している、 皮肉が趣味の人間なら、論理の矛盾を指摘するのは容易いことだろう、 でも、僕にとってはそれらは全て、悩みの過程であって、結論ではなく、 過去と現在の間に生まれる矛盾は、論理の矛盾ではなく、論理の変移でしかない。 僕には(そして、形は違えど、誰にとっても)、 そういうことは重要だし、 僕はそういうことを理解できない人間にはなりたくはない。 (あらゆる価値観を、硬直させたくない) 僕は、しばらくの間、 意識的に、悩むことを放棄していた。 全てのことは仕方のないことだととらえ、 考えなくてはいけない問題に対しても、経験上、で対処した。 結局の所、それが一番楽だったし、 いつでも楽天的に構えることが出来ていた、が、 得るものは何もなかった。 友達が、サイトを通して悩みを打ち明けていたり、凹んでSOSを出していたり、 サイトの更新を止めてしまったり、閉鎖してしまったり、 逆に突然再開してみたりしても、 今の僕には、言葉がない。 コメントすることはいくらでも出来るし、 僕らしいことを言うことだって、いくらでも出来るけれど、 それはあくまで僕じゃなく、誰が書いたって良いようなことだ。 読む人はそのコメントを、僕らしいと感じ、 僕はその過程を、全く僕ではないと感じる。 そこに、矛盾がある。 何度も書くけれども、問題は、何か悩みを抱えてこういう状況にいる、 というわけではないことなのだ。 悩みがあって、考え込む、 悩みがあって、落ち込んでいる、 それらは、生きている人間として、極めて正常なことだ。 例え、毎日の結論が違っていて、 一見、自分の思考が揺れているようであったとしても、 一つの問題に対して、自分なりに結論を出そうとしている、そのこと自体には、 なんの、揺れもない。 それで、いいんだ。 僕は今、至極黙っている、と思う。 元気づけて貰うこと、飲みに行って笑って話をすること、 格好いいDJをすること、 イベントに行って、音楽を楽しむこと、 そういうことは、非常に、簡単に、実現できてしまう。 明日朝起きて、電話を一本入れれば、 夜になって、そうしようかな、と思いさえすれば、それで実現できる。 でも、今の僕にとって、そんなことは意味のないことだ。 恐らく、何も、感じることが出来ないだろう。 夏は、僕にとって全てであり、非常に好きな季節だ。 にもかかわらず、ここ数年は、いつも、夏前は、こんな有様だ。 僕は… 少し、独りでいた方が良いのかもしれない。 もし可能であるなら、明日から1週間の休みを取り、 自転車で、遠出をしたい。 この年になっても、野宿なんか一向に気にしない。 駅前で、寝袋で寝る、なんて苦にしようもない。 僕は、他の誰かを意識する前に、自分と向き合う必要がある。 他人に対しては、どれだけ寡黙で、冷徹であっても良いだろう、 でも、自分に対しては、常に開いていたいのだ。 だって、 僕らが、常に一緒にいると、言い切れるのは、自分だけなんだぜ? すこし、そのことを、悩もうかと思う。 夏が来る、前に。

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[sleipnir] アルファ版リリース

タブブラウザ Sleipnir 開発日記 / 次期タブブラウザのアルファ版を公開しました。
次期タブブラウザは “Sleipnir2” です。 フリーソフトとして提供していく意思を伝える為に 「Sleipnir」 の名称を継承することに決定しました。 Sleipnir2 は、Windowsネイティブコードで実行される高速なプラグイン拡張が特徴となっています。 アルファ版はプラグインによる機能拡張のテクノロジープレビューが目的ですので、ご了承の上ご利用ください。
当初の予定より、若干遅れましたが、 遂に、次期Sleipnirのアルファ版がリリースされました。 Sleipnirの後継版については、 ver1.xの開発終了が劇的だったことで注目を集めましたが、 開発者の柏木さんが、開発元として、フェンリル株式会社を起こしたこと、 携帯用ブラウザ、jigブラウザと提携したことなど、 ブラウザ開発に関する前向きな動きが多くあって、 個人的にも非常に好奇心をそそられる状況だと思っています。 (ブラウザの中身だけでなく) フリーソフトとして提供する意志表示のため、 Sleipnirという名称を継承する、 そんなところにも、きめ細かい配慮が伺えるような気がします。 (僕は別に信者でも何でもありませんが) 今回のアルファ版はあくまで、『機能お披露目版』。 決して実用向けにまとめられたものではなく、 これでレビューするのもなんだか微妙なので、 今回は記念ダウンロードだけにしようかな、と思いますが、 ちらっと使ってみた感じでは、動作も軽く、良い感じです。 今後、正式版リリースに向けて期待してます。
インストール
公式サイトより、ダウンロードし、解凍。 解凍して生成された、binフォルダ内の、Sleipnir.exeをクリックすると起動。 Geckoエンジンをインストールする場合は、 installerフォルダの中の、install_gecko.batをクリック。 旧バージョンとの同居可。
関連サイト

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