本日の気になったニュース。 – 2006/01/27

毎日の仕事の始まりは、ニュースチェックから、です。 業務内容には含まれていないので、まぁ、もしかすると、懲罰対象かもしれませんが(苦笑)、 WEB技術やeコマース、その他多くの業界のことを知らないと、 実際問題として、仕事にならないので。 『最新のIT動向を新聞で知る』という矛盾した知識の獲得(*)を行う上司に対して、 的確に返答するにはどうしたって必要なので。 まぁそういうわけで、始業1時間くらいで、 主立ったニュースをバーッとチェックしておき、 休憩時間にそれらを構成してアップ、というようにこのサイト(というかこのシリーズ)は 作られているんである。 決して、ネットに張り付いているわけではない(苦笑) トップ・ニュース。

京大生・集団強姦:「人間として失格」 アメフット部・水野監督、唇かみ?事件:MSN毎日インタラクティブ
西日本の超難関校にあって、6度の学生日本一に輝いた京都大アメリカンフットボール部。「文武両道」を地で行くはずのスポーツマンによる集団強姦(ごうかん)事件が26日、明らかになり、京大だけでなく、大学や学生スポーツ関係者に大きな波紋を広げた。記者会見では大学幹部や監督が硬い表情で頭を下げ、現役学生やOBからは「腹立たしい」との声が上がった。
な、な、何をやってるんだ。ギャングは。 これじゃまさに、ギャングスターじゃないか。 恥を知れ。 元選手なんだから、チームに貢献すること、迷惑を掛けることが何か、 そういうことはよく分かっているはずだろう? それ以前に、罪悪感てものはないのか… 全く、何て情けない… ところで、コレをトップに持ってきた理由は、叱責したいからではなくて、 上記記事内の、次のようなコメントに、カチンときたため。
◇集団心理が後押し??石川弘義・成城大名誉教授(社会心理学)の話 子供っぽい事件がまた繰り返されてしまった。女性と付き合うためにはそれなりに工夫や時間をかけなければならず、背景には女性に対する若者のコミュニケーション能力の低下がある。集団になると、何でもできてしまうと思い込む「グループマインド」が発生し、理性的な判断ができなくなることも事件発生を後押しした可能性がある。
子供っぽい事件。 なんでもね、そこに繋げりゃいいってもんじゃないよ、先生。 じゃあ、そういう強姦沙汰は、現代になって増えたことなのかって言うと、 そんなことは全くないでしょ。 むしろ、以前の方が遙かに多かったはず。 以前、例えば、昭和、戦前、明治、江戸… そうした時代の日本人が皆、『女性と付き合うためには…』どうこうができていたのかね? こういう場合における、『子供っぽい』と言う表現は、 現在が他と比べて奇特な状況である、と言う前提がないと映えない表現だと思う。 そもそも、この3人が女性に対するコミュニケーション能力が劣っていたとする理由は? もしかしたらナンパしたかもしれんし、取り立てて、劣っていないのかも。 後半部分、グループマインドの部分は妥当だと思うけれども、 この問題を現代特有だと(示唆)する、前半部分の記述に関しては、 名誉教授にしてはお粗末極まりないと思う。 もっともらしい言葉でお茶を濁すんじゃない。 名誉教授ならちゃんと書けよ。

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西正氏、コメント受付を停止。

なんだかんだ言いながら、その動静を(こっそり)見守り続けている、 西正氏のブログ(on ITMedia)なのだけれど、 大荒れのコメントすべてに対応するのは不可能、という判断から、 遂にコメント受付を停止されたそうだ。 残念でもあり、ホッとするでもあり。 何度も書いてきているとおり、そのこと、つまり、 コラムニストが本業以外に改めてブログを持つ意味、 率直でインタラクティブな関係を読者との間に築きたい、 そういう気持ちも分かるのだけど、実際、 ある一定以上有名な人のサイト(ブログ含む)では、 “お便り”全般に対応できないというのはよくあることのなのではないか… ブログ、ブログ言わずに考えてみて、 ジャニーズがファン全員に手書きで返事を書くようなものだ。 無理なんである。数字が。 有名サイトの、コメントやトラックバックに対する対応は様々。 良くあるパターンは、 ・コメント、トラックバックともOKだがレスポンスは一切無し(たまに降臨) ・トラックバックは無条件でOK、コメントは管理者が許可した者のみ表示 ・トラックバックのみ、無条件でOK ・コメント、トラックバックとも受け付けない というような感じか。 すべてを、OKにするのが自然な姿で、最も理想的ではあるけれども、 (ネットのことを知っていれば)それはあまり現実的ではないと分かる。 何もネットにだけ、悪さをする人がいるのではなくて、 『現実世界と同様に』、悪い人、非常識な人が存在するということなのだ、 っつーことは、 ここみたいな、固定客+αが見るサイトとは違って、 きちんとした対策を、取り敢えずは練らないとダメだ。 まぁ、様々な施策と同様に、知識と現実を付き合わせた上で、 最良のものを偉ぶってことだ。 僕自身は…コメント受付はしておいて、表示は許可制、 というんでも、十二分に役割は果たしたんじゃないかなぁ、とは思う。 要するに、読者からのお便り(=コメント)に、レスを付けて掲載する、みたいな感じだ。 『都合のいいコメントばっかり選びやがって』 という揶揄、いやむしろ、それに対するチェック機能がなくアンフェア、 そういうこともあるかもしれないけれども、 コメントが機能するかしないかで言えば、する方が断然いいわけなので、 選択肢としてはありだったんじゃないかなぁ、と思う。 まぁとにもかくにも、 猫も杓子もブログ開設の時代は終わって、 まぁブログでもやってます、という時代に入っていると思うんだが、 (時々その辺読めてない企業があって、大々的にブログ開設を打ってたりしてビックリするが) コラムニストでも、成功してる人と、そうでない人とがいる。 西さんみたいに、本業のこぼれ話、むしろ本業のドラフトみたいな感じの人もいれば、 プライベート中心の人もいるわけで、 要は、その人が何をしてる人であろうと、何を書いてもいいわけだ。 後輩がご飯を残すのを、毎日毎日記録してるひともいるくらいだし。 はっきり言って、ブログ、ブログ言い過ぎだと思うのよね。 そんなもん、コラムの一つの形であって、それが何を使ってだろうとどうだって良いんだから。 まぁでも、とにもかくにも、 無用に、神経をすり減らすことが無くなるのはいいことじゃないかな、と思う。 トラックバックが残ったと言うことは、 (このエントリはともかく)有意義な意見、積極的な意見を持つ人は、 きっと、pingを打つでしょう。 ああいうところに打つと、えらいことになる(=予想外に訪問者が増えてしまう)から、 中途半端には打てないし。 (とはいえ、まぁせっかくだから、打ってみますか。…どうなることやら) ブログのコラムに対する利点は、多分、速報性。 インタラクティブなとこは、言うたら後付機能なので。 それと、自分のキャラクタをよりはっきりさせられること。 (または、別のキャラクタを装えること) コラムは、なかなか一堂に集めて時系列に沿って並べるとか出来ないからね。 まぁそんなわけで、今後も、個性的な何かを、 創作していって欲しいものであります。 『ブログとは何か』『どうすべきか』とかいう、死んだ方が良いことを言い出さなければ、 きっと面白いものを作り出せる気がするんだがなぁ。 若干、頭は固いけど、感性は面白そうなので。 さてさて。

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ライブドア問題まとめ

まだ有罪か無罪かも出ていない段階でまとめてしまうのは乱暴なのだけど、 報道全般が、おしなべて、上っ面なヒューマニズムに走るのを見るに付け、 これ以上書く必要もないよな、と思うので、最後に自分的まとめ。 まず、これまでのライブドアと堀江貴文氏について。 最新号プレイボーイに、堀江貴文のしていることは空っぽである、という記事が載っていた。 自社でサービスを開発することはなく、ポータルもお粗末で、 必要なものは買収して付け加えたり、海外のソフトウェアの代理販売をしたり、 そうしたことで何とか建前を作っている、というような記事だ。 んー、でもそんなことはわかってたことであってね。 無料で手に入るOperaをわざわざライセンスする意味がわからんし、 AdAwareの日本語版をリリースしたのもライブドアだし (おかげで無料版の日本語化が出来なくなっちまったよ) SNSのデザインは、mixiそっくりだし、 画像ストレージサービスは、Flickrのパクリだし。 いやしかし、でも空っぽではなかったと思うわけですよ、 決して充実してるとは言い難くて、イメージ先行の手法ではあったけれども、 現時点で中身がないと判断を下すレベルではなかったと。 どんな会社でもそうだけど、それはGoogleもそう、 買収直後は馴染んでないけれども、そのうち馴染んでくるんだって。 技術がないとかいったら、ライブドアのマの人に失礼だしなぁ。 殆ど自転車操業的に、 新しいサービスを無秩序に付け加えていったことは事実だと思うけれども、 中身がなかったわけではない、と思う。 少なくとも、将来に関する面白さ、可能性、と言ったものはあったはず。 ネタという意味でも貴重だったしね(笑) IT企業だから、という批判について。 これは以前も言ったけれども、どうもその辺りに偏見があるような。 実体のないものを動かして濡れ手に粟、そんな印象があるみたい。 ある意味でねぇ… 『発電所を動かしてれば電気出てくるんだから電力会社は大儲け』 的な論理だと思うのね。 発電所を建てる土地、建物、原料、管理、その他いろいろやることはあるわけで。 それに、粉飾決算をした企業、例えば鐘紡なんかが良い例だけどさ、 その時、『化粧品業界は…』という叩かれ方はしなかったはず。 あったりまえだよね。 山一証券の時に、『証券業界はみんな…』とは言わなかったはず。 あったりまえだよ。 40歳以下という、社会的に見れば若いヤツが、 会社を仕切ってるから、と言うような曖昧な理由で叩かれてるような気がするなぁ。 今度の社長は、60歳で信用できる、とかそんな感じ。 たかじんが言ってたけど、 『地検はいずれどっかのIT企業を上げてやろうと狙ってて、 その中で一番むかつくヤツを対象にした』 まぁそれはそれで理解できる(笑) でも、業界どうこうではないよね。 地検もそんなに暇じゃない。 新しい業界だから、無茶してるところも多いと思うけどね。 ソフトバンクも、楽天も、GMOも、つつけば何かは出てくるでしょ。 報道に関して。 しかしまぁさ、僕の職業的なことではなくてさ、 何かにステレオタイプを押しつけて、それで判断する、というやり方が、 僕はもの凄く嫌いで。 報道って、どうしても、わかりやすくわかりやすく、伝えるよね。 わかりにくいところ、意見の分かれそうなところは極力省いてさ。 最近は、スーパーで売られてる焼き魚、骨もないらしいじゃない。 それじゃ魚じゃないよ、フレークと同じだよ、 でも、受け入れやすければなんだって良いわけでさ、 アメリカを批判するヒトが多い割には、日本人だって二元論に終始してるし、 役割の決まった演劇の、パンフレットのプロフィールを読むように、 自らの希望する筋書きに流れていくように、 希望しながら現実を眺めているよね。 結局、ニュースを見てわかることは、 『堀江貴文氏は悪人である』ということだけで、 何が悪いのか、なぜそうしたのか、どうすれば防げたのか、 そう言うことはちっともわからない。 武部氏が支援したとか、親密だったとか、どうでも良いよ。 犯罪そのものには関係がない。 それとも、武部氏が犯罪に関与したんだろうか。 結局のところ。 悪いのは、堀江氏を中心としたライブドア経営陣、なわけだ。 中身が無かろうと、経営がお粗末で赤字になろうと、生意気だろうと、 そんなことは犯罪性とは言えない。 懸命に運営してきて、その結果が上手くなかっただけだ。 運営失敗なら、ビル・ゲイツだってやっている。 だから、そこを批判するのは筋違いだ。 遊ぶ金ほしさに恐喝した男を、働かないことで批判するだろうか。 働かないことは(世間の常識的に見て)正しくはないが、犯罪ではないだろう。 逮捕にかこつけて、個人を批判し続ける報道は信用できないと思う。 起こった事実と、そこにある犯罪性を突くことが、 ジャーナリズムであるはずであって、 ニュース番組がすべからくワードショー化している現実を見るに付け、 そのレベルの低さに唖然とするのだ。 社内のやりとりがすべてメールで、隣の人と会話もない、 そんな会社だからどうだって言うんだ。 それとこれと、何の関係があるのか。 見ていて、『へーライブドアってそういう会社なんだ』とは思うけど、 結論を、堀江貴文ワンマン体制ゆえの暴走に繋げたいのが見えてくると、 あー、と思ってしまう。 今時、メールメインだって少なくないんじゃないの。 そうじゃない企業が数あるのは、単に、上役がメール使えないからでしょう。 ああ、まとめないと。 もうね、うんざりでござる。 それと、堀江君は、3年くらい出てこなくて良いからね。 出てきたら、また頑張りなさい。 0から始めたって、ライブドアくらい行けるでしょ。 (実際は、脱税さえしてなければ、執行猶予の見通し)

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『渡邉恒雄』という男。

僕は、もしかすると、僕らは、 読売ジャイアンツオーナー(現会長)であり、 横綱審議会元会長の渡邉恒雄しか知らない。 先ほどニュースで、筑紫哲也とのインタビューが放送されてたが… この人は、上記2役職ではなく、 読売新聞社主筆としての立場にあるときは、 80歳を今年迎える今になっても、 高い知性を備えているな、と感じた。 左派、右派という色の付きやすい話題について、 安易に意見を述べにくい日本だと思う。 僕自身、blogで意見表明することはないし、 個人的に誰かと意見交換することもほとんどない。 僕らにとって、第二次世界大戦、および戦後処理は、 ある意味で『タブー』になっているような。 僕が渡邉恒雄を今評価しようとしているのは、 ただの頑固爺で、イデオロギーに支配された人間、ではなく、 きちんと世相をみて必要なことを必要なだけいう人間なのだ、 そういうことを、インタビューを通して感じたからだ。 左右の話題にアレルギーを持つ日本では、 例えば、靖国参拝に反対することは、すべて左寄りだと判断される。 でも、『適切な判断』というのは、どちらか一方ではないよね。 靖国神社とは別に、戦没者を追悼する碑を建立するとともに、 戦後、連合軍によってなされた処理を、 我々自身で見極めなおし、必要であれば、名誉を回復する。 誰もが思っているであろう、 そしてどこかにボトルネックがあってどうしても向かえない、 現実を見つめ直そう、という路線。 読売新聞は、夏までに、『戦前、戦後を含む戦争』を、 再び自分たちで見つめ直し、認識する取り組みを行うそうだ。 あいにく購読者ではないが… 興味を持って見つめていたいと思う。 9月には、小泉総理が退陣する。 何かが変わるだろうか。 渡邉恒雄 – Wikipedia

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PCができるまで。 – [1] 始まり。パーツ購入。

もうずっと長いこと、チャレンジしようと思いつつも二の足を踏んでいたPC自作。 自作、つまり、パーツを自分で揃えて組み上げようということなんだけど、 メーカー品に比べて、部品の交換によるアップグレードがしやすいことと、 PCの中身を把握しやすいので、万が一何かが起きたときでも対処しやすいという利点がある。 …ていうか。 正直に言うと、『やってみたかった』っていうのが、95%くらいの動機(笑) もともと、利で動くことは少ないからなぁ。 昔は自作PCといえば、『安価』が売りだったけど、 今なら、例えばDELLで買えば、良質のPCが安く買える。 自作すると結局は手間の分だけ割高とも言えるし。 そういうわけで、自作PCが出来るまでを何回かに分けてお届け。 事前情報として、スペックなどを上げておく。 お世話になったのは、ドスパラの通販。(*1) ドスパラ – パソコン・PCパーツ通販ショップ

CPU : AMD Athlon64 3200+(939/Venice) M/B : ASUS A8N-SLI Premium MEMORY: Corsair DDR SDRAM PC3200 1GB×2 HDD : Seagate ST3250823AS(250GB) G/B : ELSA GD743-128ERGT(GeForce 6600GT/128MB) 電源 : Scythe KMRK-400A2(鎌力弐/400W) ケース : リンクスインターナショナル NS-300TN(*2)
さて、次回から組み上げるわけだが… 初自作で、しかも独力で、無事にパーツを破損させることなく、 PCを組み上げられるのか。 ワタシの運やいかに。 (続く)

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恋愛バトン – テンプレ

mixiの友人(ム?つきもも)のを読んで、 あーあれだ、FridayFiveの拡大版みたいなもんでしょ? と思ったんで、やってみることにしてみた。 無駄に長いところも、ホント無駄で良い(笑) とは言え、長すぎるんで、ちょっとテンプレ用意してみました。 いちいち人のところからコピーして、答えを消してってだるいんで。 自分的に、作ったヤツを、質問整理の意味も込めて。 回答の方はmixiの方に掲載予定です。 (照れくさいし) そちらでよろしく?。

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色とデザインと有用さ

本来評価されるべきこととは全く違う視点で、 ものごとが見えてしまうときがある。 誰でもそうだと思うけれど。 そんなとき、その取り合わせの見事さや意外性に、 少し感心する。 centricle : css filters (css hacks) 本来の有用さを高く評価した上で、 これらを表にマッピングしていった結果の、色彩、構造、全体の雰囲気が、 僕の好みにマッチしているような気がして、 少し感動した。 良いデザインとは、一通りではない、 見た者、触れた者に伝わるデザインこそが、良いデザインである。 もちろん、本来の用途、 様々な仕様を見比べるという点においても、有用です。

ゲッベルス宣伝に対する考え方、そのミスバージョンだね。

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