broken-down

■2000年12月7日(木)9:28(晴) TVが壊れた。正確に言うと、アンテナからの配線とテレビを結ぶテレビ側の部品が、だ。コンポ(ステレオ)との配線は生きてるので、すぐにテレビが見られなくなるわけではないが、いちいちビデオとコンポの電源を入れなくてはいけないので、面倒だ。 照明が壊れた。真ん中から下がってるひもを引っ張るとスイッチが切り替わるのだが、引っ張っても切り替わらなくなった。もう半年くらいだましだまし使っていたのに…なんてことだ。こちらは圧倒的に不便なので、買い換えなくちゃならない。 プリンタが壊れた。画像をプリントアウトするとズレるなど、元々性能のいいプリンタではなかったけど、買って3年半、無いとホントに不便。どう捨てたもんかもよく分からず、なかなか買い換えられない…そう高い物ではないハズなんだが。 コンポも壊れてる。他はいいのだけど、MDが再生できない。機嫌がいいときはいきなり再生できたりもするのだけど、なかなかうまくいかず。おかげで今までに録ったMDは再生できないし、新たに録音することもできない。不便この上ない。 まったくどうなってるんだ。 やっぱり4年で買い換えろってことなのか? やれやれ… (2000.12.07)

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Photograph

カメラを持つようになってから、まだ、ほんの5年くらいしか経っていない。依然、知識も腕も機材も貧弱なままだ。 カメラを持つきっかけになったのは、すごく不純なことだが好きな女の子ができたことだ(でも周りを見るとそういう動機をしている人間も多いような気もするのだけど?)。その好きな女の子を、変な意味ではなくて、写真に撮りたかった、可愛い女の子を、可愛く撮りたかった。同時に、自分の周りにいる全ての人、そして自分のすべてだった愛馬、そうした物に目は向けられていた。だから、僕の興味は風景写真などには向かなくて、ただひたすらポートレートだった。カメラに詳しい先輩にする質問も、大概ポートレートに偏っていたし、その先輩にもらった本も、ポートレートの部分だけを熱心に読んでいた記憶がある。 僕にとってカメラとは、時間を切り取ることができる機械、だ。ビデオカメラのように全てをおさめるようなことではない、時間の流れの中のある一瞬を。でも、捉えるのが例え一瞬だったとしても、そこにはビデオカメラではおさめきれない動きがある、きっかけを作る、と言ってもいい、もし、全てを記憶に残すためであったなら、カメラより、ビデオカメラで全てを保存してしまえばいい、そうすれば、曖昧になることもなく、きちんと何十年でも残るだろう。でも、それでは、興醒めじゃないか?全てを見せることがベストじゃない、朝顔を一輪だけ残した千利休を比較に出すのはおこがましいが、でも、そういうことだと思う。 僕にとって今が全てであると同時に、過去も全てだ。未来は分からない。 僕はそのためだけに、時を切り取り続ける。 (2000.12.06)

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Cold

風邪引いた。 今年は、何故か、いつもの年よりも、風邪を多く引いてしまっている。 もう何度目? 生活が不規則だからだよな…これもそんな時間に書きながらそんなことを思う。 風邪を引いて寝込んでると、静かに寝ていればいいのに、そのうち、頭の中をいろんな事が駆けめぐってしまう。何かしたいこととか、ちょっとしたアイディアとかから、嫌いな誰かに言いたい文句とか、それで熱が高くなってきて、勝手に喧嘩してたり… でも、それでノートを隣に置いても、それに書き留める元気なんて無くて、それを開いても、ただ白いだけで、何か、あっという間にエネルギーを失っていってしまうような気がする。 ふとしたときの人の親切や、電話や、メールなんかがすごく嬉しかったり、お腹空いて、頭フラフラするのを我慢して料理して、健康と他人の大切さを知ってみたり。 病気なんてしないに越したことはないけど、でもたまには、風邪を引いて寝込んでみると、気付くことがある気が。 するんだけどな。 (2000.12.05)

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天使たちのシーン

天使たちのシーン 2000.11.20. Kenji Ozawa ▲ ▼ 海岸を歩く人たちが砂に 遠く長く足跡をつけてゆく 過ぎていく夏を洗い流す雨が 降るまでの短すぎる瞬間 真珠色の雲が散らばってる空に 誰か放した風船が飛んでゆくよ 駅に立つ僕や人混みの中何人か 見上げては行方を気にしている いつか誰もが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋りだすのなら 何千回ものなだらかに過ぎた季節が 僕にとてもいとおしく思えてくる 愛すべき生まれて育ってくサークル 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 大きな音で降り出した夕立の中で 子供たちが約束を交わしてる 金色の穂をつけた枯れゆく草が 風の中で吹き飛ばされるのを待ってる 真夜中に流れるラジオからのスティーリー・ダン 遠い街の物語話してる 枯れ落ちた木の間に空がひらけ 遠く近く星が幾つでも見えるよ 宛てもない手紙書きつづけてる彼女を守るように僕はこっそり祈る 愛すべき生まれて育ってくサークル 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 冷たい夜を過ごす 暖かな火をともそう 暗い道を歩く 明るい光をつけよう 毎日のささやかな思いを重ね 本当の言葉をつむいでる僕は 生命の熱をまっすぐに放つように 雪を払いはね上がる枝を見る 太陽が次第に近づいて来てる 横向いて喋りまくる僕たちとか 甲高い声で笑いはじめる彼女の ネッカチーフの鮮やかな朱い色 愛すべき生まれて育ってくサークル 気まぐれにその大きな手で触れるよ 長い夜をつらぬき回ってくサークル 君や僕をつないでる止まらない法則 涙流さぬまま 寒い冬を過ごそう 凍えないようにして 本当の扉を開けよう カモン! 月は今 明けてゆく空に消える 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 ずっと 神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている (2000.12.05.) 1999年夏はこの曲に支えられてた。 僕の全てだった。 1999.Summer-Days

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Pure

手をつないでたの、憶えてる? やわらかな ライトのあたるカウンターで。 明るい笑顔に隠される 寂しさを そっとあたためるよに 僕は少し…。 鮮やかな音楽がかかり にぎやかな 会話の交わされる カウンターの下で そっと 手をつないでた。 憶えてる?

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Perception 2

気がついたことがある。 僕の勘が鋭くない、 というのは、正しくなかった。 勘は鋭い、 ただ、シャイなだけだ。 または言うなら、 気が小さい、小心者なだけだ。 間違ってたのは勘の方じゃなかった。 ごめんよ、 これからも、突然の判断を どうかよろしく。 (2000.12.02)

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2 Days

もしかすると、自分の中の『未練』を確認するような羽目になるかも知れないと、思っていた。 だから、正直に言うと、会うのは恐かったし、会うことに何の意味があるのか、会いたいというコト以外に、自分(それと、他人)に説明することができなかった。 しかし、この2日間は決して、Revengeなどではなかった。 異性の前で、カッコつけたがるのは、男としては当然のことだろう。だから、そのことをあれこれ言うことはしない。僕の中にそういう思いがあったとしても、それは、特定の相手に対するモノと見分けがつかないからだ。この場合は…そうでなかったと確信する。詳しい説明は、恥ずかしいので割愛するけれど、僕は既に周りととけ込んでいて、そして、『頼る』ことはしていなかった。 好きという気持ちは終わらない、 と昔書いていたが、僕は改めてそう思う。 好きな気持ちは終わらない、 その上に新しい気持ちを重ねていくだけだ、と。 意外なことだったが、 1年かかったが、 その新しい気持ちを完全に確認できた気がする。 彼女はきっとリトマス試験紙。天秤の重り。僕にとっては。 恋人でもない僕に、2日間も付き合ってくれて、 心からありがとうと、言いたい。 そして、これからもよろしく。 (2000.12.02)

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Not Revenge.

Revenge【雪辱の機会】 果たしてそうなり得るのだろうか…? いや、もとより、そのつもりがない。 確かに、いろいろと、後悔の残る結果だったことは認める。 いまでも、ある一部のことについて、まだ、納得できていないことも。 しかし、 現在の自分は、それを補い得るだけの状態にあると、確信している。 雪辱【名誉を取り戻すこと。勝負に勝って、前に負けた汚名を消し去ること】 勝負には…負けた。結果は不戦敗だったとしても、 負けは負けだし、勝負すれば勝っていたという確証もない。 名誉は失ったかもしれない。汚名も着たかもしれない。 でも、それは、これまでの間に、十分にそそいできたものじゃないか? きっと、そうはならないと思う、そんなつもりで、アポイントメントを 取ったわけじゃない、ただ、気になっただけ、話を聞いて欲しかっただけ、だ。 いまでも好きかも知れないが、好きだが、それはそれだけのことだ。 それ以上でも、それ以下でもない。 ホントのところ… そうしたこと全てを含めて、 もしかしたらうろたえるかも知れない自分をも含めて、 楽しみ、なのだけど。 (2000.11.29)

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Changing Same.

the flower is you — album[THE CHANGING SAME] No.5 2000.11.20. Ken Hirai ▲ ▼ Lyric キスをするたび深く君を知ってゆくけれど ホントに触れたいものはため息の奥の痛み 君の涙も笑顔もすべてわけあえると思ってた でもこんな時にどんな言葉で君を包めばいい? Show me Your Smile. すべてを失うときも 自分が嫌なときでも 僕はどこにも行かないから Missing Your Smile 涙に濡れるその前に Ah- 僕が守る傘になろう ふるえる肩を暖めて 朝を待とう 答えのない迷路で出口を探す君の 光になれるようにともしびになれるように 冷たい雨に打たれて不意にこぼれ落ちた花びら 今ひろいあげて胸の隙間に咲いた the flower is you. Give me Your Smile. 孤独にとらわれる夜も 自分が許せない日も 僕は隣で待ってるから Missing Your Smile おもちゃみたいな笑顔が 君に戻るその日まで つられて僕も笑ってるその日まで 涙に濡れるその前に Ah- 僕が傘になろう 言葉じゃなくて この胸で包むから… (2000.11.28)

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Was Empty…

あれ? おかしいな… 昨日まで、 心の中にあった『何か』が、 朝起きたら、なくなってた。 いや、、、忘れたとかじゃなくて… 探しても見つからない。 イベントが終わった後のフロアみたい? あんなにうるさくて 煩わしかったのに? どこにいっちゃったんだろう。 おかしいな… いまなら、どんなことでも 入れられそうな気が、する。 あれ?

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