雪、降る。止む。降る。
昨夜からずっと、積もるほどではないような雪がちらちらと舞っていて、底冷えと、北西からの寒風と相まって、寒い…というか冷える。『寒い』ってことでいえば、(ほぼ)日本全国寒いわけだし、京都の寒さは全国的に言えばまぁ、真ん中くらいだと思うんだけど、気温とか、積雪とかいうか、生活環境的に『冷える』わけですよ。体感的に寒い。もっと雪が積もる地域なら、もっと暖房器具が充実してそうな気がするし、防寒対策も万全そうだし、寒さをしのげる場所も多いような気がするんだけど、どうも京都は。気温がそれほどでもないだけに、暖房という観点で言えば大したこと無いし、特有の底冷えが、暖房が入っている部屋でさえも、足下をおそったり。始末に負えん。 そういうわけで、殆ど挨拶、合い言葉のように、寒いと言っているわけですが、まぁそれほど寒いって訳でもないです。それにしても寒いなぁ。 昨夜は、もの凄く元気に働いて、(形ばかりだけど一応)ノー残業デーってことで、30分で切り上げて帰宅。雪も降ってるし、風も強いし、途中でへこたれそうになりつつも、何とか帰って、飯食って、風呂入って、洗濯物干して、寝酒に鍛高譚をお湯割り梅干し入りで飲んで寝る。多分…0時くらい。今朝は9時に起床。『今日も寒いなぁー』とか言いながら、蕎麦を食って、出勤。財布忘れて、1000円借りる。うーむ。
ではないんだよね。
こうさ、疲れてるとさーなんにも考えたくなるわけですよ。
考えても、行動したくなくなって、ものっすごい受け身になる。
その全てが嫌ってことじゃ全くないんだけれども、
あーできれば、時間だけが過ぎてってくれると嬉しいんだがなー
とか考えてるわけです。
んが、まぁ時間てのは大体において、
全ての人にほぼ公平に行き渡ってるワケなので、
自分だけ時間を泳いでいて周りだけ止まるってことはないし、
必然的に、自分が何もしなくても状況は変わるわけですよ。
朝になれば、確実に昨日と違う今日が始まるし、
いつの間にか増えていくものや、
いつの間にか目減りしてしまうものもたくさんある。
そういったことが起きているとき、
指の間から砂が落ちていったり、
自分が砂に埋まりそうになっているときに、
ふと、行動を止めてしまって、
砂ではなくて指だけを見つめていたりする。
勘の良い読者は、大方言わんとしてるところは掴めるだろうし、
あまり、言葉の使い方に慣れていない読者は、
置き去りにされて、
もう読むのを止めてしまっているだろうけれど、
流れていくものを、茫然と見送っている、
そんな瞬間が、日常の合間にある。
生き急ぐのであれば、
それはすなわち喪失であって、回避すべきことなのだろう、
以前も、同じようなことで、
理解しあえないことがあった、
でも、全てを得ることが出来ないように、
全てを失うこともまた、
本質的な部分では不可能なのだと思う。
全ては変質であって、喪失ではない、と思う。
そんなことを思いながら、
なんとなく、満月を見上げて、帰途につく。