「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2025年11月のデータを掲載)

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内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

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内閣支持率




高市内閣最初の内閣支持率は65.6%

調査によっては支持率80%超えなんていう話もありましたが、NHKの調査では65.6%になりました。過去のデータを見ると、小泉純一郎内閣が85%、鳩山由紀夫内閣が70%、安倍晋三内閣(第2期)が65%と内閣発足時に高い支持を得た内閣というのはいくつかあるのですが、そのあとも支持率を維持するとなるとなかなか難しいですね。高い支持率を維持できていたのは実は安倍晋三さんだけで、あっという間に落ちた鳩山由紀夫さんは言うに及ばず、小泉純一郎さんにしても発足後1年で39%まで落ち込みました(その後盛り返した)。期待と落胆は紙一重ですし、支持率は水物です。

ただ一般論としては、支持率が高ければ選挙は戦いやすいですし、世論の後押しがあればさまざまな政策も実行しやすくなります。特に今は少数与党であり連立を組む日本維新の会がアレなので、支持率が高いうちにいろんな手を打っておきたいところでしょう。かといってこの状態で解散とか言われても、色々やりかけのこともあるしそれどころじゃないので、なかなかねえ。今後の動きに注目しましょう。



政党支持率




高市内閣の支持率は高くても自民党の支持率が高くなっているわけではなく、まだまだ一時の水準には戻っていません。まあそりゃそうですよね、高市内閣の支持率と行ってもほぼ高市さん個人の支持率ですし。政策面などで今後どんな違いを見せていけるのか注目したいと思います。台湾問題で揉めてる場合じゃないんですけどねえ。



政党支持率(自民党以外)




公明党が与党から離脱し、日本維新の会が与党入りしましたので、野党ではなく自民党以外の支持率を見てみます。


一番目立つのは国民民主党の下落ぶりでしょうか。3月には8.4%あった支持率が3.5%まで減っています。まあねえ、何か出来るというわけでもないから仕方ないところです。色んな事情があってのことだったろうとは思いますが、これを見ると国民民主党は本音では与党入りしたかったでしょうねえ。

同様に下落しているのは参政党。コチラはそもそも8月に6.8%まで行ったこと自体が驚きであり、中身をよくよく考えてみればそうだよねということなので、今でも3.4%と野党にしては高い支持率を維持していることに驚きます。良いとか悪いとか脇に置いておいて、何がいいのか個人的にはさっぱりわかりません。ただ高市内閣が若い世代に支持されていることを考えると、今の自民党とは食い合う存在なのかなとちょっと思ったりもします。

それ以外は特に目立った動きをしている政党はありませんが、敢えて言うとれいわ新選組でしょうか。昨年末から今年にかけて支持率を伸ばし、一時期は共産党を上回る支持を集めていたのですが、11月の時点では0.9%まで落ち込んでしまいました。これは、政治的イデオロギーは違えどスタイルとして似通っている参政党と食い合ってしまっている気がするんですよね。どちらかが目立つとどちらかが目立たなくなる的な。ポピュリズムエスカレーションとでも言うべき、政策の安売りに拍車が掛かりそうで嫌なんですけど、でもまあそういうことなんでしょうね。参政党とかれいわ新選組とかの政策を聞くぐらいなら、よっぽど公明党の方がまともなんじゃねーのと思うんですけどねえ。



まとめ

色々数字は動いていますが、高市内閣が発足したばかりということで今後どうなるかはよくわかりませんね。安定した内閣で効果的な政策をどんどん実行してほしいと個人的には思っています。よろしくお願いいたします。