【マイホーム】野良猫対策を始めてみました

猫よけのイラスト(超音波)
油断すると3軒隣の家みたいになる






地域猫が多い土地柄のようで

どうやら近くに熱心に世話している人がいるらしく、近所に地域猫がたくさんいます。確認しているだけで、茶トラが2匹(親子?)、黒が1匹、黒白靴下が1匹で計4匹。隣の町内にはまた別のねこがいそうなので500メートル四方ぐらいの狭い地域に20匹ぐらいの猫が住んでいそうです。多いな。


みなさんは、どのくらい猫の模様を知っているでしょうか。 「白猫」「黒猫」「三毛猫」は多くの人が知っている猫の模様だと思いますが、その他にもキジトラ、サバトラ、茶トラ、白ブチ、黒ブチ、サビ、など、毛の色や模様の形、位置などから呼び名が付いています。

ここではわかりやすいように、毛色や縞模様といったものは「毛色もしくは模様」とし、ハチワレやハートなど“そう見える”ものを「柄」として紹介します。

【猫の模様ガイド】猫にはどんな模様、色の種類がある? 呼び方は? | 猫との暮らし大百科



問題なのは「糞害」

普段見ている分には可愛いし和むし別に良いんですけど、問題になってくるのは糞害。猫だって生きものですからどこかで食事をし、どこかで排泄をするわけですけど、人の素直な感情としてどこでしてもいいけどうちの前は止めて欲しい。


3軒隣の家の前がどの猫かわからないけれどどれかのトイレにされていて、1~2日に1回落とし物が落ちています。住民の方も気にはされているようで定期的に片付けてくれているんですけど、それでも毎日ではないので週の半分ぐらいは落ちてます。んで、時間が経ってくると臭いが発生します。それがやばい。見た目も臭いも不快だし衛生面でも問題がある、大変だなあと他人事のように見ていたのですが、ある日、突然う我が家の外構部分に落とし物が!くそ、やられた!

その日はなんとか処理しましたが、「あ、ここやりやすい!」となったら縄張り主張も兼ねてか3軒隣と同じように定期的にされるようになってしまう……しかもうちの外構は土だからやりやすそう……ということで対策を取ることにしました。出来るだけ平和的に忌避していただきたい。



というわけで「匂い」で猫対策

猫が来ないようにするためには、「猫が好む場所」から「猫が嫌う場所」に変えることが効果的ですが、実際に行う場合、「どうすればいいのか」など悩んでしまいます。 そこで猫の忌避方法としてよく知られたものをまとめてみました。

猫が苦手な方へ~猫が庭などに入らないようにする方法~ – 新潟県ホームページ


どこの自治体でも同じ悩みがあるようで、検索すると色んな自治体の色んなまとめ記事が出てきます。ここで上げたのは新潟県ですが、恐らくお住まいの自治体のサイトにも特集ページがあるでしょう。まあ京都市の場合は「まちねこ活動」を通して避妊手術やトイレの管理などを行い、被害を減らしながら野良猫も減らしていこうという方針のようですが、


「まちねこ活動」とは,地域に暮らす野良猫を,地域住民の理解と協力を得て,しっかりとルールを決めて地域で世話することで,野良猫に一代限りの命を全うさせながら,野良猫の数は減らしていく活動です。

(中略)

期待できる効果
 ・ 野良猫の頭数減少
 ・ ふん尿被害の減少
 ・ 猫のさかりの鳴き声減少
 ・ 餌の散乱を防止
 ・ 地域のコミュニケーションの活性化

京都市:「まちねこ活動」を始めませんか!~京都市まちねこ活動支援事業~


引っ越してきたばかりで地域にそういう活動があるのかどうかも解らないので、今は独力で何とかするしか。


で、新潟県のページに戻ると、すぐに実践できて平和的かつ環境への影響が少なそうな対策はこんなところかな?


かんきつ類
ミカンなど、かんきつ類の皮を撒く、あるいは、かんきつ類の香りのする薬品を置く。

ハッカなど
ハッカの香りのするもの(芳香剤、ハーブ、練り歯磨き、湿布薬など)を置く。


容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。 ※ 2倍から10倍程度に水で薄めたものを噴霧する(毎日行う必要がある)

香りの強いハーブなど
猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えたり、ハーブの鉢植え(または、ハーブ系の香料など)を猫の通り道に置く。 効果があると言われている植物の例    ランタナ、ユーカリ 、ゼラニウム 、ヘンルーダ 、ローズマリー、レモングラス 、柑橘類 、ペパーミント 、ニンニク 、チャイブ 、マリーゴールド 、カニナハイブリッド(ドイツで 開発されたコリウスの一種で犬にも有効と言われる) など

猫が苦手な方へ~猫が庭などに入らないようにする方法~ – 新潟県ホームページ



ヒバ油を撒いたら効果てきめん

というわけで、さしあたって奥さんが持っていたヒバ油を撒いてみました。雨が降ったり水撒きをしたりしたら流れてしまうので3日に1回ぐらいの頻度で撒き続けた結果、最初の1回以来被害はありません(3軒隣は相変わらず)。まあ確かに自分が嫌いな匂いが充満しているところで用を足そうとは思いませんよね。




同じ匂いを撒き続けると猫の方でもその匂いに慣れてしまうそうなので、今後は複数の匂いを順番に撒いていく予定です。今はミントを撒いていますが、ミントでも大丈夫みたい。候補は食酢、ユーカリなどいろいろありますがそれらを回転させつつ、「守護神」として目だつ場所にローズマリーの鉢植えを置いていく予定です(だからローズマリーを増やす必要があったんですね)。


市販の忌避剤というのも

ホームセンターに行くと粒状の「忌避剤」というのも売っています。これも長く使うと慣れてしまうそうですが、ハーブなどがない場合にはこういうのを使う手もあります。何入っているかわかんないのであんまり(畑になる予定の)土の上には撒きたくないですけど。





最終手段はこれ

そして最終手段はこれですね。物理的に排除するやつ。





うちの場合は今のところこれを導入する必要はなさそうですが、もし被害が拡大するようなら購入を検討しましょうねという話にはなっています。しかしこれとて、これだけでは慣れてしまうそうなのでやはり複数の要素を組み合わせて長く対策していかないとダメとのこと。カラスも手強いけど猫もなかなか手強い。



平和的に共存したいだけなのです

猫が嫌いなわけでは全然ないしいてくれること自体は別に良いんですけど、糞害だけはちょっと。犬飼ったら寄りつかなくなるかな?でも吠える犬の前で平気で寝てる野良猫もいるからなあ……なんとか平和的に共存できたら良いなあと思っているんですが、猫から見たら不快なんでしょうね。解り合うのは難しいかなあ。