使用後3日目には速度制限始まる
モバイルWi-FiはSONYがやっているらしいサービス「MANOMA」のものでした(聞いたことない)。さすガねっと開通までの期間も安心!レンタルWi-Fiプラン
MANOMA(マノマ) ソニーのスマートホームサービス
「MANOMA」は本来「スマートホームサービス」として家の中の様々なサービスを提供するプラットフォームなので、レンタルされたのはその中の1つであるモバイルWi-Fiということになります。実体は「NURO モバイル Home Wi-Fi」でプロバイダは「So-net」だったので、なんかこうソニーグループの技術を上手いこと組み合わせた何かということなんだと思います。
大阪ガスのPRコメントには、
「さすガねっと」申込者限定価格で、月間容量無制限のホームルーター「レンタルWi-Fi」を利用できます。
とあるんですが実際にはその下に小さく、
※当日を含む3日間の合計データ通信量が、規定値(10GB)を超えた場合、通信の速度を制限する場合がございます。
とあって、これが結構な曲者。いつもと同じ感覚でMLBの試合をストリーミング視聴してたらあっという間に上限に達してしまいました。いやそんなのダメだろ数日ぐらい大人しくしてろよと今考えれば解るんですけど、でもほんと無意識に使っちゃってたんですよね。「大丈夫だろ」とも思わないぐらいに。
結果、引っ越しして使用開始した翌々日にはもうほとんど使用不可能というぐらいまで通信速度が遅くなりました。一応繋がってはいるので「速度制限」と言われれば制限ですけど、実質的に利用停止です。GMailすら表示出来ないんだもん。
通信速度比較
上が通常の通信速度。下が制限時の通信速度。
通常時でも50Mbpsしか出てませんけど、モバイルWi-Fiですしそもそも回線は5Gですから速くないのは当然です(むしろモバイルWi-Fiとしては速い方?)。使えるだけマシだしこれぐらいなら仕事は出来そうでした(オンラインMTGが出来るかどうかはわかんないけど)。
しかし制限されたあとは通信速度が1/100の0.5Mbpsにまで低下。感覚としては3G時代の携帯電話って感じです。写メなら送れるかな。
通信速度を回復させる手段はどうやらなし
通常、通信制限を受けた携帯電話回線はお金を追加で払うことでデータ通信枠を買って速度を回復させることが出来ます。でも今回は大阪ガス向けの特別プランであってそのようなオプション契約は出来ません。制限を受けたら回復まで我慢してくださいねということのようです。仕事の予定もあったし、金で解決出来るならしたいと思っていたのですが……あくまで一時的な契約ですし仕方ないですね。なお通信速度の回復を確認することは出来ませんでした。引っ越し翌日にMLBの視聴をしてしまい、3日目の朝から通信速度が下がったのでそこから3日間大人しくしていれば6日目の朝には通信速度が回復するはずでした。ただ5日目に光回線が開通して昼にはモバイルWi-Fiを利用しなくなったので、確認する必要がなかったんですね。
- 引っ越し当日 …… 使用開始
- 2日目 ← ここでMLB
- 3日目 ← ここで速度制限
- 4日目
- 5日目
- 6日目 ← 速度制限解除?
このあたりもマイページなどでもう少しわかりやすく表示してくれたら便利なのになと思いました。スマホのギガとかすごい細かく表示されるのだから、モバイルWi-Fiだって出来ると思うんですけどね。
解約・返却はスムーズでした
契約上、インターネット開通翌月から割引が適用されなくなりモバイルWi-Fiの本来の料金を請求される(2,970円→5,148円)ことになるので、工事が終わったら速やかに解約手続きをしてモバイルルーターを返却する必要があります。手続きはサイトかが簡単に行うことが出来ます。さすガねっと開通までの期間も安心!レンタルWi-Fiプラン
手続きを行うと都合の良い日に佐川急便の人が引き取りに来てくれるので箱に詰めて渡すだけ。
結局あんまり思ったとおりには使えませんでしたが、それでも引っ越し当日や翌日は助かりました。使い方だけ注意すればつなぎの回線として十分に有用だと思います。オススメ。
(MANOMAはよくわかりませんけども)