感染者数の発表は既に終了
新型コロナウイルスは2023/05/08を持って「5類感染症」に移行し、それに伴って日ごとの感染者数の発表が終了しました。法律に基づく届出等から、感染者数や死亡者数の総数を毎日把握・公表していましたが、重層的に把握する仕組みを構築し、対策に必要な流行状況を継続して把握することになります。
新型コロナウイルス感染症の５類感染症移行後の対応について｜厚生労働省
感染者数の把握や発表が全くなくなるということではなく、季節性インフルエンザと同じような週次の集計に変わっています。ただ日時の感染者数把握や発表は終わったので、ニュースサイトや各自治体での感染者数の発表も終了となりました。まあそれだけ十分に収束したということなので、感染者数が発表されないことを強調する必要は無いと個人的には思いますが、それはそれとしてその直前までの感染者数ってどうなってたのかなと思ってみてみました。
なんかもう3月ぐらいから新型コロナウイルスは過去のものになってまったく数字見なくなってましたよね。
というわけで京都市の5/8までの直近グラフです
4月以降びみょーーーに増えてはいますがこれまでの1年間と比較すると随分動きが鈍くなっているように見えます。年末年始の10分の1ぐらいでしょうか。GWで人が動いたあと、つまり更新が停止された2週間後ぐらいに増えていた可能性はありますが、週次で集計している厚生労働省からそういう発表も特には無かったので、大丈夫だったのかなーと思っています。
まあもうあんまり本気で知りたいとも思ってないんですけどね。このまま終わるならそれに越したことは無いですし。
2年以上掛かりましたが、新型コロナウイルスはなんとか収束したということで良いみたいですね。世界的な流動性が上がっている今、今後も同じようなパンデミックが起きる可能性はありますが、今回の取り組みを教訓として「ワクチン開発まで以下に時間を稼ぐか」「ワクチン開発後、どこまでオープンにするか」と言ったあたりを適切に判断していけば、新型コロナウイルスほどの影響は出ないんじゃないかと期待しています。
高度な学習能力を有する人間という種としてそうであって欲しいですね。
（何千年も学習出来ない事柄もありますけどね……戦争とかね……）
ちなみに：全期間を出力するとこんな感じ
京都市のサイトをいじって、全期間をグラフに無理やり収めるとこんな感じです（クリックで拡大出来ます）。
こうしてみると最初の第3波までは「予兆」でしかなく（ただし重症者が多かった）、2022年からワクチンで重症者を減らした上で感染者がぐぐっと増え、約1年で収束。そんな感じ。ベストだったかどうかは解りませんが、軟着陸出来たといっていいんじゃないのかなあ。
個人的には感染したかどうかははっきりわかりません。ただ高熱は出ないもののなんとなく体調良くないなと思う時期があったことはあったので（外出控えました）、もしかしたらどこかで感染してほぼ症状無いまま治ったのかも。ラッキーでした。
濃厚接触者からの陽性だった人含めて殆どの人はそんな感じだっただろうと思いますが、友人にはコロナ療養から他の病気が発症して今でも大変な思いしている人もいるので、口が裂けても「コロナなんかただの風邪だった」とは言いたくないですね。人の命を奪う病気が目で見てわかるレベルで広がったのは、やはり大事件だったと思います。収束して本当に良かったです。
