まとめ:やっぱり面白い
なんか記事が長くなってしまったので、感想を最初に持ってきました。クリアしてみての感想は、やっぱり面白い!ということ。ゲームも映画も「続編」というやつは飽きや慣れがあったり、消化不良、スケールダウン、ユーザーの期待とのズレなどなど失敗する「落とし穴」はたくさんあるんですけど、最近の「龍が如く」シリーズは新作ごとに新しい要素が追加されてて毎回面白い。マップやインターフェイスが前作を踏襲することが多いので、一見「何も新しいものはない」と思ってしまうんですけど、やってみるとするめのように味わい深いんですよ。
今回で言えばバトルスタイルとか。相手に合わせていろんなバトルスタイルを変えていくのが楽しいし、最終的にはDLC入手後に使用可能になるバトルスタイル「拳威」で全てをカバー出来るようになるのも楽しい。拳威はねえ、ステップワークを踏みながら連打出来るのがとにかく気持ち良いんですよね。
ストーリーに関して言えば、「龍が如く」シリーズの「トンデモ感」はかなり薄まっていて、かなり筋の通ったサスペンスになっています。桐生ちゃんの「強引な論理」も懐かしいですが、主人公がヤクザから弁護士になっている以上、合理性を求める展開になるのは当然のことでしょうね。全ての人が一様に幸せということにはなりませんでしたが、最後の幕の引き方含めて余韻のある終わり方はとても好きです。
前作が2019年6月、今作が2021年4月。龍が如くスタジオは今「龍が如く8」を制作中だと思うので、この続編は出るとしてもしばらくあとになるんだろうなとは思いますが、もし出るなら絶対にまたやりたい。そう思える作品でした。楽しかった!
このあとは印象的だったことを抜き書き。
プレイ日数は6週間
「始めました」記事を書いたのは12/30でしたが、実際に始めたのは10/22、クリアしたのは12/3だったのでプレイ日数はちょうど6週間、プレイ時間は80時間ぐらい。メインのストーリーに加えて、サブストーリーに当たる「サイドケース」、アナザードラマに当たる「ユースドラマ」があるんですが、1周目では「ユースドラマ」の半分ぐらいしかクリア出来ずほぼほぼメインを追っていただけ、それでも6週間掛かるんだから相当ボリュームがあります。
「龍が如く7」のあとの世界はなかなか不穏
日侠連のなれの果てのおっちゃん。いくら大組織だったとは言え、ヤクザ組織が2つなくなったぐらいでそれに準じる人たちがいなくなるわけではないわけで、元構成員たちが良いようにまとめられ利用されているのがわかります。
六代目、これで良かったんすか。
あ、乙姫ランドは復活したんですね。オーナー変わったんかな。
海藤さんのDLCも是非やりましょう
その名も「海藤正治の事件簿」。メインストーリーの中では海藤さんのプライベートって過去だけでなく現在もあんまり描かれませんけど、海藤さんの格好良さが爆発してます。
有料DLCなのでなかなか薦めづらくはあるんですけど、海藤さんファンの方は是非やりましょう。
炎の料理人・趙天佑
「始めました」の時に軽く見せていた謎の中華料理人。2周目で改めて見てみたらばっちり映るアングルがあったので載せちゃいました。
さすが趙さん!
現在はHARDモードで2周目を周回中
2周目では実績やスキルは引き継げるもののサイドケースやユースドラマの進捗はリセットされるので、もう一度ゼロから。ユースドラマのコンプリートを目指して最初はEX-HARDモードで始めたんですが、EX-HARDモードでやる「暴走族」レースがめちゃくちゃしんどかった(バイクの耐久性がめちゃくちゃ低くなる)ので、リセットしてHARDモードでやり直しました(EX-HARDモードではゲーム中に難易度を変えられない)。おかげでなんとか鬼門の暴走族をクリア。その他のユースドラマは難易度上がってもそれほど変わらない(ボクシングの相手が多少タフになる程度)ので、無事コンプリート。出来たので後はサイドケースかな。ユースドラマが充実している分サイドケースは若干薄味なんですけど、「彼女」との親密度を上げないと発生しないサイドケースがいくつかあるのでコンプリートはちょっと時間が掛かります。そして最後は当然、亜門一族。今回はボスラッシュではないみたいだけど、癖があるのは変わりないので