【COVID-19】NHKのオミクロン株特集がわかりやすくて非常に面白い

主にオミクロン株による新型コロナウイルス感染拡大「第6波」が始まって1ヶ月が経ちましたが、今までと少し違うオミクロン株の特徴と、新型コロナウイルス自体に飽き飽きしている社会の状況を反映してかきちんとした情報が出回っていないような気がします。みんななんとなくぼんやり「感染者は増えてるけど掛かっても風ぐらいで大したことないらしい」ぐらいの認識のような気が



僕もヨーロッパの状況など断片的な情報は見聞きしているものの、「オミクロン株ってこんなのです」「今後はこういうことに気をつけていきましょう」みたいなしっかりまとまった情報はみていないのでなんとなく漠然と「大丈夫らしいけど気をつけよう」と思ってるぐらいでした。今までの予防対策はそのまま、やってることは「街中でだけ着用していたランニング時のマスクをなるべく広い範囲で付ける」「途中で外してもランニング終了時にはすぐマスクを付ける」ぐらいかなあ。


NHKオンラインのまとめ記事が最高にわかりやすい

で、そんなときに何気なくNHKオンラインのまとめ記事を読んだら、知りたいことがだいたい余さず書いてあってすごいわかりやすかった!


オミクロン株による感染急拡大は全国各地に及んでいます。
重症化リスクは低いとはいえ、入院患者数や亡くなる人の数も増加し、病床のひっ迫も各地で深刻な状態に近づいています。
当初は、感染が急激に拡大したあと、急激に下がるという観測もありましたが、先に感染が拡大した沖縄の様子をみると、感染が下がるペースはゆるやかです。

また、オミクロン株のうち、異なる系統のウイルス「BA.2」は今後、感染状況に影響を与えるのか。
感染のピークは見えてくるのか、感染者が多い状態はどれだけ続くのか。
わかってきたことをまとめました。
(2022年2月2日現在)

オミクロン株 症状は? ピークは? わかってきたこと【2/2】 | 新型コロナウイルス | NHKニュース



例えばこんな特徴

例えばオミクロン株の初期症状がこれまでと違うというのは驚きでした。これまで新型コロナウイルスの特徴的な初期症状と言われていた「臭覚障害」「味覚障害」の割合が大きく減っているらしいです。特徴的なのは「発熱」と「せき」で、これだと風邪やインフルエンザと見分けが付きません。「見なし陽性」という概念が生まれる理由はこの辺にありそうです。

症状が軽いと言うことに関しては、デルタ株に比べて症状が重くなる割合が低いというのは正しいけれど、「「ある人が感染してからほかの人に感染させるまでの期間」もおよそ2日と短く」急速に拡大し、しかし予想に反して減少は緩やかになっているので、全体的な感染者が増えることで結果的に重症者や死者は減らない、ということのようです。入院者数も減らないので病床逼迫率は下がらない、医療関係者や他の病気の患者さんにも影響がある。だから個人のリスクが低くなっても変わらず予防対策を取って感染が拡大しないように努める必要があるわけです。


その他、ワクチン3回目を接種すると感染率と重症化率はどうなるのか?ファイザーを2回接種し、3回目をファイザーにした場合とモデルナにした場合とで違いがあるのか?オミクロン株の派生「BA.2」とは何か?日本で流行しているオミクロン株と何が違うのか?



「正しく恐れる」ためには「正しく知る」ところから

ただひたすらに恐れる必要はありませんが、かといってしたり顔で「逆張り」するのも迷惑です。「正しく恐れる」ためには「正しく知る」ところからってどっかで見掛けたフレーズですけど、大事ですよね。まだあと第6波はまだあと1ヶ月ぐらいは続くみたいなので、NHKのまとめ記事の更新を追いつつ、淡々と予防対策を取っていくってことになりそうです。

いやーもうそろそろええんやけどなあ。



最近読んでる本。面白い