小型限定普通二輪免許(原付二種)の取得が意外なぐらい楽らしい

バイクに二人乗りをする人たちのイラスト(スクーター)
「原付」といえば多くの人にとっては、普通自動車免許を取得したときにおまけで付いてくるやつという認識であり(原付一種、50cc以下)、それで原付に乗っている人も多いと思うんですけど、最近はその原付に分類されるバイクが減ってきているそうです。



原チャリといえば、普通免許でも乗れて燃費も抜群、デリバリーなどの仕事用としても多く活躍しているなど、日常生活と密接に結びついている存在です。しかし、大手バイクメーカーはラインアップをどんどん縮小させており、今後も売り上げが減っていけば、近い将来、原チャリがなくなってしまうこともあり得るでしょう。

 2021年現在、大手バイクメーカーの原チャリのラインアップはどうなっているのでしょうか。ラインアップの縮小により、昔では考えられないようなことも起こっています。

手軽な「原チャリ」消えてしまうのか 縮小する50cc原付一種 各社のラインアップは今 | 乗りものニュース


確かに思い返してみると街を走っている原付も、大型のスーパーバイクだとか2人乗り可能なサイズのスクーターだとかが増えました。流行りかなと思っていたんですけどメーカーの方針の変更が大きかったんですね。

大型のスーパーバイクに乗れる免許は小型限定普通二輪免許といわれ、普通自動車免許を取得しただけでは取得出来ません。別途教習所に通う必要があります。そういえば4年前に教習所に通っていたとき、講義の前なんかによくモニターで宣伝してました。「これからは小型限定普通二輪免許」「取得は簡単」みたいなの。さすが教習所、あの流れが今に繋がってるんですね。



小型限定普通二輪免許を取得するには

とはいえ、お金も掛かるし手間も掛かる、技能研修や運転免許試験場での学科テストなんかもあってめんどくさいんじゃないの?

そう思っていたんですが、普通自動車免許を持っている人ならその手間は著しく小さくて、かつ費用もそんなに高くない。詳しく解説してくれている記事から抜粋します。


自動車教習所で行われる小型限定普通二輪免許取得のためのカリキュラムは、学科教習26時間・技能教習12時間です。すでに普通自動車免許を取得している場合は、学科教習1時間・技能教習10時間に短縮され、短縮された教習時間に応じて教習料が減額されます。

教習料は、普通自動車免許を持っている場合で8万~12万円程度です。免許を持っていない場合は15万~20万円ほどかかります。AT(オートマチック)限定免許を取得する場合は運転操作が簡略化した分、技能教習が9時間に短縮されます(学科教習は26時間から変更はありません)。普通自動車免許を取得している場合は、技能教習が8時間、学科教習が1時間に短縮され、費用はそれぞれ1万〜2万円ほど割安になります。

学科教習では交通法規の座学を受けます。技能教習では、一本橋や蛇行走行、急加速や急減速などのカリキュラムを経て、最後に卒業試験を受けて合格すれば、試験場での技能試験が免除されます。

その後、平日に地域を管轄する試験場で学科試験を受けて合格すれば、晴れて小型限定普通二輪免許を取得することができます。普通自動車免許を取得している場合は、試験場での学科試験は免除されます。

原付二種とは?免許の取り方と取得までにかかる時間|教えて!おとなの自動車保険


まとめると、普通自動車免許を持っている場合に必要なのはこんな感じ。


  • 学科教習1時間
  • 技能教習10時間
  • 卒検
  • 運転試験場での学科試験は免除
  • 教習料は10万円前後


頑張れば2週間ぐらいで取得出来そうですね。僕が通っていた教習所で見てみると、税込71,500円でした。超安い。


料金・プラン | 二条自動車教習所


この教習所はとにかく予約が取れなくて普通自動車免許の時はそれですごい苦労しましたが(最終的に追加料金3万払って優先的に予約を入れてもらって何とか間に合った)、小型限定普通二輪免許にはそのオプションがないのでもしかしたら予約取りやすいのかも。確かにあんまり教習生がたくさんいた印象ないなあ。



別に今は必要ありませんが

調べておいてなんですけど、別に今のところ取得する予定はありません。別に要らないし、バイク買っても置き場ないし。

ただまあコストも手間もそんなに掛からないみたいだし、将来欲しいな、ないしはガチでUberEatsやるか、みたいなことになったら検討しても良いかなあ。そんな感じです。