進むワクチン接種

予防注射を受ける人のイラスト(女性)
一時はワクチン接種が先進国の中で遅れているということで騒ぎになっていましたが、徐々に摂取が軌道に乗ってきました。自治体によって差はあるものの義両親は義母が2回目まで接種完了、義父は1回目接種完了。実父母はまだ接種予定の話は聞きませんが(なんせ、ワクチン接種都道府県43位なのにのんきに知事選やって現職が勝ってる静岡県ですから)、近々接種することでしょう。ワクチンを接種した日本国民は2,300万人を超え、概ね20%ぐらい。僕らの世代まで浸透してくるにはまだ時間は掛かりそうですが、着実に接種は進んでいるようです。



なんてことを思っていたら奥さんの職場で「職域接種」が始まりまして、7月中の接種完了が電撃的に決まりました。マジか。フリーランスで働いている身としては「職域」ってなんなのよという感じではありますけど(配偶者は対象外です)、高齢者を対象にした大規模接種の予約が埋まらない現状を考えると、高齢者や基礎疾患のある人に対する接種が滞らない範囲において、それ以外の人に接種していくのは良い考えだよねとは思います。アメリカだと地下鉄の駅で誰でも接種可能みたいな話もありましたし。


アメリカ東部ニューヨーク州は、新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるため、予約せずに接種を受けられる会場を鉄道の駅に設けました。

ニューヨーク州は12日から試験的に主要な鉄道や地下鉄の駅の8か所に新型コロナウイルスのワクチン接種を予約せずに受けられる会場を設けました。

このうち、感染拡大前に1日に25万人余りの利用があったマンハッタンのグランドセントラル駅では、接種を待つ人の列ができていて、通勤客などが1回の接種で完了するワクチンを接種していました。

地元の23歳の女性は「来週、接種しようと別の会場で予約を取っていましたが、今すぐに受けられると知り、接種することにしました。ふだん使っている駅で接種できるのでとても便利です」と話していました。

これらの会場で接種した人には、地下鉄に1週間、無料で乗れる乗車券が配られ、ニューヨーク州は1か所につき1日、最大で300人の接種を見込んでいるということです。

米NY州 予約不要のワクチン接種会場 鉄道や地下鉄の駅に設置 | 新型コロナ ワクチン(世界) | NHKニュース


年齢が若いほどワクチン接種に対して後ろ向きらしいですが、まあたぶん面倒くさいだけなので、気軽に接種出来るんであれば摂取率も高まるんじゃないかなあと思います。「ワクチン接種で5Gがどうたらこうたら」とか言っている一部のキチガイは放っておくとしても、社会的な意味では摂取率が高まれば高まるほど「コロナ前」の生活に戻せる確率が高まるわけで、このまま順調にワクチン接種が進んだら良いなあと切に思います。



特にね、MLBの中継なんかを見ていると、スタジアムに入場制限無しで観客を入れて、しかもその観客が全員マスクをしてないんですよ。それでいてアメリカの新規感染者が増えているか?というと大幅に減っているわけで、ワクチンの効果を実感せざるを得ません。


世界最大の感染国である米国は累計3353.8万人。年末から年明けにかけては米国の1日当たりの新規感染が20万人を超えていたが、直近では1万人前後で推移している。一時期25%を超えていた世界全体の感染者に占める米国の割合は18.8%まで低下した。

世界感染者1億7849万人に : 米国の新規感染5000人以下【新型コロナ国別感染者数】6月21日夜更新 | nippon.com


ワクチンに対する不安はわからなくもないですが、世界中で既に何億人という人が先行して試してみてくれているわけで、そういう意味ではあーだこーだ考えるよりさっさと売ってしまった方が幸せになれるんじゃないのかなあと思います。もちろん個人の考えによりますけどね。



あー早く気兼ねなく旅行に出掛けられるようになりたいなあ。