「龍が如く4 リマスター版」をクリアしました。

龍が如くリマスター版の第2弾、「龍が如く4 リマスター版」(以下「龍が如く4」)も無事クリアしました。プレイを始めたのが2/26、クリアしたのは3/15なので2週間半ぐらいのプレイでした。前回「龍が如く 3 リマスター版」(以下「龍が如く3」)は操作性とゲームテンポの問題からプレイする上でのストレスが少し大きく、珍しく2周目はプレイしなかったのですが、「龍が如く4」はその辺りが大きく改善されていて移動しているだけで楽しいので、クリアしてそのまま2周目に突入しています。1年でこんなに進化しますか。すげえな。






「龍が如く4」でお気に入りだった点

探索しがいのあるマップ

ざっくり言われるとなかなか難しいところですが、まずは地下、ビル屋上と探索地域が広がったマップが一番のお気に入りです。まあ多少面倒くさいなと思う部分も無いことはないですが、短いローディングでスムースに移動出来ますし、ストレスはあまりありませんでした。なにより「これまで行けていなかった神室町の裏側を見ることができている」という点がファンには嬉しい。洗濯物が干してあったり、ゴミがまとめてあったり、男がタバコを吸っていたり、本編には全く関係がない神室町の描写がそこかしこにあってそれがいい。







また複数のルートがあることに意味がある展開もありただの飾りだけじゃないのも良かったですね。冴島さんの章で、上がったり下がったり警察を避けてめんどくさい遠回りのルートを通って移動するの、面倒だけどかなり楽しかったです。


個性的なキャラクター

最初は4人で順に交代していくの、邪魔くさくないか?と思っていたんですよ。展開が半端にならないかと。でもプレイしてみたらそんなことは全然なくて、それぞれにそれぞれのストーリーがきちんと見えるまで描写されててとっても良かった。







実はプレイし始めた当初、秋山さんの章は油断してたのか結構ぼんやりプレイしてしまっていて、かなりの駆け足で通過してしまいました。サブストーリーなどは最終章で回収出来るので良いんですけど、冴島さん、谷村さんと進むにつれて、ああもうちょっと秋山さんの章の初期とかじっくり神室町を歩いておけば良かったと少し後悔したので、2周目では秋山さんの章からかなり時間掛けてます。






また戦い方も思ってた以上にそれぞれ個性があって楽しいですね。秋山さんの足技も、冴島さんのパワーで押し切るスタイルも、谷村さんのさばきもどれも楽しい。もちろん桐生ちゃんの「虎落とし」も。最後の最後には全員をきちんと操作出来る必要があるようになっているのも良い展開でした。ほんとかっこいい4人だわ。



「龍が如く4」で改善された点

「龍が如く3」クリア後に書いた「ダメ出し」はこんな感じでした。


  • 武器・防具・装備品の改造がわかりにくい
  • 闘技場含め、戦闘での経験値が溜まりにくすぎ(サブストーリーでレベル上げする感じ)
  • 移動中のダッシュがない
  • アイテムの所持上限が少ない
  • セーブがしづらい

経験値については、2周目に入ってすぐにレベルカンストするぐらいには溜まりやすくなっていますが、それ以外はほぼ改善されてません。同じゲームシステムの上に構築された感じです。ただ移動中のダッシュがないことに関しては、戦闘その他の切り替えがよりスムースになったことでそれほどストレスを感じなくなりましたし、セーブがしづらい点については慣れました(笑)







アイテム所持上限が少ないのは相変わらず悩みですが、今作って結構主人公が強いんですよね。素手で強い。なのであんまりアイテムを持つ必要が無くて、ストレスを感じるのはゴミを集めてるときぐらい。せめて装備品ぐらいアイテム欄別枠にならんかとは思いましたが、まあそんなもんでしょう。

ちなみに最終章でアジト利用時に主人公4人の所持アイテムを調整することが可能だったのはすごく便利でした。これがないと装備の受け渡しとかスゲー面倒くさかったと思うんですよね。



「龍が如く4」で不満だった点

上で挙げた点以外に不満があるとすると、これぐらいかなあ。


  • キャバクラへの入店時に「Now Loading」から進まなくなってしまうことがある(要ゲーム再起動)
  • コインロッカーの鍵収集が存外に大変

コインロッカーの鍵は頑張れば良いとしても、キャバクラ入店時にゲームが止まるのはほんと困りました。最終章で桐生ちゃんのサブストーリーを進めているときに起きて何度試しても直らず、結局サブストーリー制覇を諦めることになってしまいました。Steam版の問題だろうなあ。原因はよくわかりません。2周目は最終章以外のタイミングで試してみることにします。






まとめ

前作「龍が如く3」が少し薄味だったのに対し「龍が如く4」は設定が盛りだくさんでプレイ当初は少し混乱しました。登場人物がとにかく多いし、過去の因縁の話も出てくるし、人間関係が交錯して何が何だかわからなくなってくる。「わかりづれーなー」と思いながらプレイしてたんですけど、4人を順々にプレイしていくとその人間関係が徐々に整理されてきて最終的に重要な部分だけが残り、なるほどそうだったのかとわかる構成。







龍が如く恒例、「なんでそう考えるのよ」感が否めない部分もないことはないですが(大吾くんとか)、まあ最終的に4人が格好良く決まって終わるからもう何でも良いんじゃないですかね(笑)真島の兄さんも、伊達さんも格好良かったしね。良い作品でした。








次は「龍が如く5」ということになるけど(購入、インストール済み)、今2周目プレイ中なので「龍が如く5」をプレイするのはもう少し後になるかなーと思います。ミニゲームコンプとか亜門さんとかまではやらないから、4月に入るまでには2周目も終わると思いますけどね。3/25にはSteam版「龍が如く6」もリリースされますし、Steam版「龍が如く7」は2/25にすでにリリース済み。まだまだ楽しんで行けそうです。