京都新聞Webサイトの「有料記事に関するポリシー」が変更されたみたい(試行錯誤中?)

2020年10月の京都新聞デジタルサービス導入以来、新型コロナウイルス関連などを除くほとんどの記事が有料化され、閲覧するためには契約が必要になりました。


一番安いライトプランで月額480円ですから、情報料としては別に高くはないのですけど、でもじゃあ京都新聞がそれだけ豊富な情報を提供してくれるか?というと、ポータルサイトに比べればその分量が極めて少ないのは明白なわけでして、簡単に言うと「京都新聞にわざわざ払う金はないな」という結論から京都新聞サイトにはアクセスしなくなりました。同様に、有料記事ばかりを流してきていたFacebookアカウントもフォローを外しました。見出し見てクリックする記事が全部有料って、京都新聞側には理があるだろうけど、ユーザーからすると残念なだけなので。



と、ここまでが前回書いた話。

地域の情報を知るために京都新聞のFacebookページをフォローしてニュース記事を閲覧していたのですが、最近京都新聞がFacebookに流す記事が有料記事ばかりになってしまい、記事を読みに行っても見出ししか読めない状態になってしまったのでフォローを止めました。

京都新聞が有料記事ばかりを流してくるようになったので – NOBODY:PLACE


そういうわけなので一切京都新聞を見なくなり、ふと「そういえば今日の新型コロナウイルス新規感染者何人だったんだろ」と思ったときだけ開く、そういうサイトになっていました。利用価値がないんだから仕方ないね。

で、今日、久しぶりにがっつり見に行ってみたんですよ。使いづらさを感じたのは僕だけじゃなかっただろうし、見ている人のほとんどが有料会員になったなんてあり得ないわけだから、絶対PV下がってるだろうし、それを売りにして広告売ってた営業とかから文句出てないのかなと。



京都新聞 WEB広告ガイド(PDF) より)



「社会」カテゴリーの記事は読めるようになってるっぽい?

きちんと調べたわけではないので確証があるわけではありませんが、「京都・滋賀の最新ニュース」(地域のニュース)に掲載されている記事を上から順番にクリックしていったところ、最新20記事のうち有料になっていたのは以下の記事でした。


(112)アルプラザ・(カナート)・ジャスコ その5|社会|地域のニュース|京都新聞
都市博中止と東京五輪 相原正道 現代のことば|社会|地域のニュース|京都新聞
フードパンダが「京都上陸」 料理デリバリー「平均25分以内に」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
引っ越しなどの役所手続き、スマホで確認 京都市が「くらしの手続きガイド」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
京都・清水寺で涅槃図の公開 法要で釈迦の遺徳しのぶ|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
足を測定しパターンオーダーメイド 大丸京都店にシューズメーカーが期間限定出店|経済|地域のニュース|京都新聞
【きょうの1枚】春の黄色|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞


基本的に「文化・ライフ」カテゴリーの記事は有料の割合が高いみたい。スポーツも高いけれど、記事によっては無料のものもあります。

これは無料。

前・京都サンガDFの増川が現役引退 チームの精神的支柱|スポーツ|地域のニュース|京都新聞

これも無料だけど会員登録必須。

J2サンガ、MF松田が主将に就任 「常に100%の姿勢、みんなに示していきたい」|スポーツ|地域のニュース|京都新聞

そしてこっちは有料。正直、差がわからん。

サンガ「初陣」で攻撃的サッカー体現 開幕まで2週間、課題は「距離感」|スポーツ|地域のニュース|京都新聞


Facebookの方を見てみたら、無料記事が流れる割合が増えてた(または無料記事しか流れなくなった?未検証)ようなので、多少は使いやすくなったかも知れません。会社として有料記事に誘導したい気持ちはわかるんだけど、それやっても使う人いなくなるだけだからなあ。



なんでもかんでも無料にしろとは言いませんが

なんかこう上手いことやって欲しいなと思うし、京都新聞の方でも試行錯誤をしている段階なのかなと思います。さっきあげた直近のPV推移のグラフを見る限り、リニューアルしようがしまいがずーーーっと停滞していたPVが新型コロナウイルスの感染者情報を見るユーザーが増えてPV増えたってだけなので、あんま調子のって囲い込もうとすると痛い目にあうんちゃうかなと、老婆心ながら思います。

もうちょっと記事の絶対数増えたら、課金してみても良いんだけどねえ。Webサイト自体は割と使いやすいので。