【ランニング】ビルドアップ走のコース選択

ランニング ジョギング running
週に1回ぐらいの頻度で「ビルドアップ走」をやっています。



ビルドアップ走とは

簡単に言うと「ゆっくり走り始めてだんだんペースを上げていくトレーニング」のことで、無理なく負荷を掛けて主にスピードを鍛えるトレーニングです。ペースの上げ方には色んなパターンがあるみたいですが、最後が全力疾走になるのは共通しているようです。無理なく負荷を掛けるとは言え最後はかなりしんどい。



ランニング ジョギング running


前半上りのコースだと走りやすい

ペースを上げやすいのは、前半しんどくて後半楽なコースです。前半が上り基調で後半が下り基調のコースだと、何もしなくても自然にビルドアップになるのでペースは作りやすい。ただ問題点もあって、下りでペースが上がりやすいのでオーバーペースになりやすく、怪我に繋がってしまう可能性があります。走る分には楽で最後はかなりスピード乗って終えられるのでカタルシスもありますが、必ずしも体には優しくないんですよね。



前半下りのコースだとペースを作りやすい

逆に前半下りのコースだと最初に頑張らなくても良いペースで走りやすいので、全体的に負荷を掛けやすいです。下りの間は力を入れずに楽走して、ただ、後半上りに入った瞬間にスイッチを入れてペースを上げていく。確かに良いペースでは走れますが、例えば往復10kmだったとして残り3kmぐらいで既に全力疾走になってしまい、それがとにかくしんどいんですよね。

それでも上りで全力疾走するのは、下りでするのに比べて怪我のリスクが低く、どちらかというとこちらの方が良さそうです。



ランニング ジョギング running



最近は周回コースを使っています

そんな感じで去年ぐらいまでは前半上りまたは下りのコースを使って、1kmごとにペースを上げていく走り方をしていましたが、基本トラックではなくロードで走っている関係上細かいアップダウンがあり、均一にペースを上げていくのがなかなか難しい。ならということで、最近は1周4kmの周回コースを回りながら1周ごとにペースを上げていくスタイルで走っています(全3周)。ペースをコントロールしやすくて気に入っています。

難点があるとすれば1周ごとのペースアップ量が大きくならざるを得なくて、例えば最近やっているビルドアップ走では1周ごとに20秒ずつペースを上げています。2周目に入るときはまだいいんですが、3周目に入るときは結構大変。特に最後の1周はほんとに全力疾走で大変ですが、狙ったペースで走れるのでやりきった感があります。オーバーペースになってしまうこともないし、体への負担も大きすぎず怪我のリスクも高すぎず。



たまには周回コースもいいですね

昔は周回コースが嫌いで、必ずどこかとの往復ないしはぐるっと大回りで何kmという走り方をしていました。いや、今でも好きではありませんが、目的があるのであれば周回コースというのも便利だなと最近は思っています。いやそれでも1周400メートルのトラックを25周とかそういうトレーニングはちょっと勘弁して欲しいですが……陸上経験者の方達には普通のことなんでしょうけど、やっぱりどうしても飽きちゃいそうなので。

最近の課題は、そのうち多分するであろう長距離のビルドアップをどんなイメージでするかです。小出先生のメニューにも「ビルドアップ25km」というのがあるんですが、いかに1周4kmとはいえそれで25km走るのはしんどい。一度20km走ってみたことがあるんですが(つまり5周)、いやあ、最後はほんと嫌になりましたね。面倒くさいにも程がある。ペースコントロールはある程度諦めて、25kmを走りやすいコースでビルドアップを心掛けてみるのか。難しいですね。やっぱり周回コースにするしかないのかな。それもいいか。