【今日のニュースから】見守る流しそうめん

およそ100本の竹を割って組んだ“とい”が参道に沿って設けられ、次々とそうめんが流されました。参道には地元の子どもたち およそ30人が集まりましたが、新型コロナウイルスの感染防止のため食べずに見守りました。

“食べずに見守る”流しそうめん 新型コロナ感染防止で 津和野 | 新型コロナウイルス | NHKニュース


いやあ、さすがにシュールすぎるだろ(笑)

竹を繋いだといに流されるそうめん、それを食べるでもなく「見守る」子供たち、そうめんは食べられて初めてそうめんになるわけで、流れているだけならただ白いものでしかない(スタッフが美味しくいただきました?)。新型コロナウイルスの影響があるから仕方がないこととはいえ、だったらそうめん自体流さなくて良いんじゃないかと思うわけです。糸でも良いじゃん。そうめんを作ってくれた人たちは食べてもらうことを願って作ったと思うよ?そこを敢えてのそうめん。いやあシュールだ。


ただまあ、ぶっちゃけそんなことはどうでも良いことでね、大事なことは子供たちが楽しそうで何よりだってことです。


それでも、子どもたちはそうめんが流れるたびに歓声を上げ、続いて流されたお菓子などが入ったカプセルを専用の道具ですくい取って楽しんでいました。

“食べずに見守る”流しそうめん 新型コロナ感染防止で 津和野 | 新型コロナウイルス | NHKニュース



別に誰のせいでもないけれど、世界がこんなことになって、せっかくの夏なのに何の楽しみも無いような時間を子供たちにすごさせてしまってほんとにかわいそうだなと思うんです。大人はね、夏が多少不自由でも別にどうってことないんですよ。来年だって再来年だって似たような夏がまた来るんだし。でも子供はそういうわけにはいかないですよね。1年、1年違う夏が来る。うんざりするぐらい長いまとまった休みがあり、普段出来ないようなことが一杯ある、それが子供たちにとっての夏のはずなのに、なかなか外出も出来ないし、春に学校が休みになったせいで夏休みそのものも短くなる、しかも子供にとっては、そうじゃない夏と比べることもない、そんな日々に少しでも楽しむことが出来るなら、そうめんを見守るイベントもあっていいのかなと思います。


やっぱね、何が大事ってそれが一番大事ですよね。僕には子供はいないけれど、そんな大人であってもそう思います。