路上喫煙がとても増えている
自宅の周辺には徒歩圏内にファミリーマートが4軒、セブンイレブンが2軒ありますが、その中で店頭に灰皿を設置しているのは駐車場スペースがあるファミリーマートとセブンイレブン1軒ずつ、別のファミリーマートでは店頭に灰皿はありませんが店内に喫煙所があります。それ以外の3軒は灰皿も喫煙スペースもありません。いずれも以前は灰皿があり店頭で喫煙する人がいたのですが、現在は撤去されています(ただしファミリーマート1軒は店長が自らが店頭に設置した木製ベンチで喫煙しており、灰皿はないが喫煙が黙認されている)。コンビニを利用する身としては、入口の近くで無神経に煙草に火を付ける人がいなくなって良いのですが、しかしだからといって喫煙者が減るわけではありません。喫煙者はおおむね「男子大学生」「建設業の男性」「50代以上の男性」で、コンビニ前で煙草が吸えなくなった人たちは結果として野に放たれることになりました。例えば「男子大学生」は自転車に乗りながら路上喫煙をしていることが多く、「建設業の男性」や、少年野球のコーチ陣などは現場の近くの路上にたむろって堂々と路上喫煙していることが多いです。ヤンキーかよ。「50代以上の男性」は歩きながら煙草に火を付ける人が多いですね。自宅の近くには小学校も中学校もあり、子供がたくさん集まる公園もある、狭い歩道を通った先には付近の住民が集まるスーパーもあるんですが、「50代以上の男性」はそんなのお構いなしに煙草に火を付ける。煙草が吸いたくなると色んなことが見えなくなってしまうんでしょうか。。
「どこで吸えば良いんだ?」と聞かれたら
路上喫煙は、喫煙者が思っている以上に影響が大きいので、出来る限り止めて欲しい。深夜にジョギングしているときに遭遇する路上喫煙、イラッとはするものの多くの場合は僕さえいなければ1人でタバコを吸っているだけなのでそれはまあ良い。でも通学時間帯に通学路でタバコを吸うおっさんは今すぐハゲ散らかせと思います。アホなの。そのおっさんは自分の周りだけがたばこ臭いと思っていると思いますが、実際の路上喫煙はこんな感じです。歩きタバコ滅ぶべしと思い続けてきて、ずっと言いたかったことを図にしてみました。食らってる人はみんな知っていると思うけど、タバコは近接武器じゃなくて設置型武器だよっていう話。周り見回して人が居なければいいって話じゃねぇんですよ。 pic.twitter.com/Jt7oqhREFL
— タピル (@singing_tapir) November 3, 2019
嘘だろ?と思うでしょうが、1~2ブロック先に喫煙者がいることは臭いでわかります。それぐらい長い間煙って言うのは漂い続けるんですよ。だから、通学路でタバコを吸ってはいけないんです。公園でもそう。届いていないと思っていても届いてます、その煙。きちんと場所をわきまえて欲しい。
しかし……喫煙出来るスペースがここまで減ってしまうと、「じゃあどこで吸えば良いんだよ?」と聞かれたら「我慢してください」と答えるしかなくなってしまいます。改正健康増進法では公園は喫煙可能ですが、京都市は条例で「道路,公園その他の公共の場所において路上喫煙をしてはならない」と定めているので正確には喫煙は出来ません。自宅近くの昔からやっている喫茶店は喫煙OKですが、ちょっと一服したい人が喫茶店に行くというのはなかなか難しい。タバコを吸えるスペースがなくても喫煙出来ないことに変わりはありませんが、現実的には路上喫煙とポイ捨てが増えるわけです。十分なスペースがあるコンビニは、勇気を持って灰皿を置いて欲しい。喫煙室はコストが掛かるけれど灰皿ならなんとかなるのでは。非喫煙者はそれを許容していくべきだし、喫煙者はそこで喫煙して欲しい。その方が真に受動喫煙に繋がると思うんですよね。
もしくは、もう公衆トイレっていらないのでは?
京都市は観光を意識しているせいか、路上にいきなり公共トイレが設置されている場所が結構たくさんあります。公園とか駅とかじゃなく、路上にいきなりあります。それが路地をさらに狭くしているところもある。でもねえ思うんですよね。これ、ないならないでいいんじゃないか。いやタクシーの運転手は困るかも知れませんが、コンビニにも公園にもトイレはあるし、公衆トイレをなくして喫煙所に改装した方が周辺住民にとってメリットが大きいのでは。少なくとも自宅近くにある公衆トイレは使用している人を見掛けることは殆どないし、バス停の近くだし、観光地でもないし、あれがボックス式の閉じた喫煙所だったら周辺の喫煙者はそこで吸えるわけです。僕らも「あそこに行って吸ってください」って言える。