京都の金融機関は大丈夫なんだろうか

あんまり不安を煽るようなことを書いても、主に僕のメンタルに良い影響がないので良くないのですが、しかし観光を軸に何とか経済を回してきた京都が、新型コロナウイルスでこれだけ打撃を受けている現状を見るに、地域に密着して融資等を行っている地方金融機関は大丈夫なんだろうかと不安になってきます。京都で言えば主な金融機関は、京都銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫あたりでしょうか。



最前線で頑張る地方金融機関

京都で中小企業が経営を行うに当たって、地方金融機関と付き合いを持たないというのはかなり不可能なことで、多額の借金をするかどうかは別にしても多かれ少なかれ付き合いがあるものです。銀行によって審査の特徴はあれど、よほどダメそうな場合を除いては融資とコンサルタント業務で経営を支えてくれるのが地方金融機関であり、彼らの存在なくしては地方経済は成り立ちません。

しかしこれだけ全方位的に経営難が広がってしまうと、中には早々に焦げ付く案件も出てくるでしょうし、金融機関本体の健康状態も下がってきてしまいます。かといってこのご時世ですから、見通しが悪そうなところからさっさと手を引くということは、仁義的な意味でなかなかしづらい。ギリギリまでみんなで粘って何とか乗り越えていきましょうということになると思うんですけど、でもそのギリギリってどこなんでしょうねというのはやはり心配です。



我が家の資産をどうするか問題

でまあ、我が家の貯金(個人のではなく2人の共同資産)も、家賃引き落としの関係上すべてある金融機関に現金の形で預けられています。金利的にはあってないようなものですが、何千万もあるわけでなし便利だし別に良いかという感じでそのままにしてるんですが、もしあれ飛ばれると、家賃の払い込みが出来なくなって路頭に迷うことになります。現実的には個人の財布からお金を出せば何年かは払えるとは思うのですが、それにしても困る。

今のところ経営がやばいという話は聞かないので心配するまでには至っていないものの、今すぐ家賃等の支払いに使われる分を除いてはどこか安定した銀行に分散させた方がいいのかもなあとぼんやり思い始めています。といって、今どき安定した銀行ってどこよという話でもあるのですが、それでも京都の地方金融機関よりはまだメガバンクの方がいいのかなと思いつつ、それはそれでリスクあるよなあと思いつつ、なんとなくそのままにしています。



仮に何かあっても取り付け騒ぎが起きる前に何とかしたいところなんですが、いやしかしでもそんな情報僕ら庶民に降りてくるのは最後の最後だろうしなあ。気付かなかったふりで過ごすのが一番幸せなんでしょうか。何もなければそうなんだろうなあ。