大阪管区気象台は31日午前、近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より10日遅く、統計が残る1951年以降で3位タイの遅い梅雨明けとなった。
近畿地方が梅雨明け 過去3位タイの遅さ|社会|地域のニュース|京都新聞
気象台によると、太平洋高気圧が勢力を強め、好天が続くとみられる状況になったため、梅雨明けしたと判断した。近畿各地の梅雨期間(6月10日~7月30日)の降水量は、神戸市で820.5ミリ、京都市で802.5ミリで、和歌山市で650ミリで、いずれも平年の2倍以上となった。
近畿地方で最も梅雨明けが遅かったのは、2009年の8月3日で、2003年8月1日が続く。1993年は明確な梅雨明けがなかったとされる。昨年は7月24日だった。