【リモートワーク】今さらながら週1回のミーティングをビデオ会議に移行

ビデオ会議のイラスト
4月上旬から始めたリモートワークですが、社長の要請があってミーティングのために毎週木曜日だけ出勤していました。約1時間のためだけに往復30分以上掛けて出勤するのは面倒だし不経済、しかもミーティング終了と同時にタイムカードを切るので早めに終わると僅かずつ給料が減る(往路は勤務時間に含まれているので、その分給料は余分に出てる。つまり僕も会社も両方損する)。それもどうかなあとは思っていたのですが、それでも街に出掛ける良い機会だからいいかそう思って2ヶ月続けてきました。



しかし、雨の日に思った

そんなこんなで週1出勤を続けてきたのですが、ある雨の日にカッパを着て濡れながら出勤し、40分のミーティングを終えて帰途に就くとなったときに、ああもうこれ完全に意味ねーじゃんとなりました。街に出掛ける機会であることを差し引いても、ああ、完全に意味がない。ビデオ会議であれば、切断後、退勤時間までミーティングの内容をまとめたり残務を処理したり出来るけれど、それも出来ない。出勤することにもっと別のなにか大事な用事があるのなら良いけれど(現認が必要とか郵便物の整理とか書類の受取とか)、それもない、ただ話すためだけにそのミーティングと同じぐらいの時間を掛けて出勤して、結果給料が減る。なんだこれ。



せめて雨の日だけはビデオ会議にしませんか

すぐに社長に言いましたね。

社長はかつて外注先と上手く仕事が進まなかった経験から、物理的に顔を合わせたいと語っていて(ただし今ほどリモートワークが一般化する前だ)、それが週1回の出勤に繋がっている。なので、それを崩してミーティングを全面的にオンラインにするのは難しい。しかし多分やればわかる、オンラインで十分じゃないかと。そのとっかかりを作るためにはもっともらしい理由が必要。今目の前でずぶ濡れになってミーティングに参加して、40分だけ滞在して雨の中に帰ろうとしている社員がいるわけで、そんな僕の姿を見てさすがに社長も「意味ねーな」と思ったのか、雨の日に導入することを見越して来週はオンラインでやってみることに同意してくれました。



鉄は熱いうちに打て

帰宅してすぐに環境の調査とサービスの選定を始めました。勤務時間外だけどいや今日中に揃えて明日、社長の気が変わらないうちにすべての段取りを決めて報告したい。今風だとZoomだろうけど、社内で誰も利用していない中でいきなり触るのは難しい、僕も使ったことない、じゃあ最近GMailの左下に表示されるようになったでお馴染み、旧ハングアウト、現「Google Meet」を使おう。





Google Meet: ビジネスで使えるビデオ会議ツール | G Suite


全社員・スタッフのアカウントはすべてGSuiteに移行済みだし、必要なら全社員が自分のGMailから会議に参加出来ます。……そんなことはまあないんですけど、全員が既にアカウントを持っている状態なら、誰かをゲストとしてミーティングに招くなんてこともしやすい。



アプリは「EpocCam」を使う。

顔を見て会話するだけならスマホの「Google Meet」アプリだけで十分ですが、ミーティングだし画面共有をする可能性がないとは言えません。となると会議にはスマホではなく開発を行っているPCで参加する必要がありますが、なにぶん僕のPCはmac miniでカメラもマイクもなくWebカメラも持っていません。スマホ(iPhone)をその代わりに使う必要があります。スマホをカメラ代わりに使うソフトウェアとして定番は「EpocCam」。MacでもWindowsでもiOSでもAndroidでも使えて、Goole Meetでも使えるとのこと。素晴らしい。





EpocCam support and instructions – Kinoni


早速iPhoneにアプリをインストールし、続いてMacにドライバーをインストール。アプリを起動してMacでGoogle Meetを立ち上げると、特に細かい設定をすることなく自分の顔がディスプレイに映りました。こんなに簡単なのか。




スマホのマイクを使うには有料版「EpocCam HD」を購入しよう

だがしかしテストを行う中で問題が出てきた。音声が配信されない。スマホに近付いていくら話しかけても、Mac側で音声は聞き取れない。同居人に協力してもらって会議に参加しても同じ。なんだ、なんの設定が必要なんだ?


そう思って焦ったけれど、なんのことはない、スマホのマイクを入力機器として使うためには有料版「EpocCam HD」をスマホにインストールしなければならないのでした。マジか。





‎「EpocCam HD Webカメラ for Mac & PC」をApp Storeで


価格は980円。アプリとしては安くはないけれど、マイクやらWebカメラやらを揃えるよりはだいぶマシ。そもそも不特定多数に向けて配信するわけでもなし、音声なんか聞き取りづらくなければOK。無料版アプリを削除して、有料版を購入、インストール、起動。またもや何の設定もなくあっさり音声が流れるようになりました。すごいなー。同じWi-Fi内だからかも知れないけれど、動画・音声ともにかなり良好。これならば満足のいくミーティングが出来そうです。ビデオ会議の開始方法、招待の仕方、参加の仕方などをシミュレーションして当日を待ちます。



実際にミーティングしてみた

定刻前に会議を開始して招待状を送信。定刻になって社長が参加してきてミーティング開始。社長のMacBookが古めなのか若干画質が粗くなったものの、動画も音声も特にラグなく繋がり途切れることもありませんでした。一昔前のハングアウトやSkypeはもっと不安定だったと思うんですけど、ハードウェアもソフトウェアもインフラも進歩してるってことなんですね。働き方が多様になる今、改めてその意味がわかった気がします。





ミーティングは30分間続き、特に何の支障もなくコミュニケーションを取れて終了。雨の日限定でということで始めたミーティングでしたが、多分社長も自分のデスクから動かなくて済んで楽だろうし、特別に出社する必要が生じた場合を除き基本的にはビデオ会議でやりましょうということになって解散になりました。よし、勝った。


良い時代になったもんですね。



ふだん電話もメールもLINEさえあんまりしない人間なんですが、こうなると誰かと連絡取りたくなってくるから不思議。いや、取りませんけどね。