老化で失うもの
人間誰しも老いるわけで、老化すると人間としての様々な能力が劣化していきます。もちろん僕だってそう。僕より年配で何か能力が劣る人が目の前にいたとして、その人は僕の行く先かも知れないし、仮に僕がその人を罵倒したところでその言葉は未来の僕に返ってくる言葉でもあります。今は良いけれどいずれ僕もそうなるかもしれないのだから、人は常に謙虚でいなくてはいけない。目の前の年配を尊重し、埋めるべきところは僕が埋め、彼・彼女のリズムに合わせていくべき。
人間誰しも老いるわけで、老化すると人間としての様々な能力が劣化していきます。もちろん僕だってそう。僕より年配で何か能力が劣る人が目の前にいたとして、その人は僕の行く先かも知れないし、仮に僕がその人を罵倒したところでその言葉は未来の僕に返ってくる言葉でもあります。今は良いけれどいずれ僕もそうなるかもしれないのだから、人は常に謙虚でいなくてはいけない。目の前の年配を尊重し、埋めるべきところは僕が埋め、彼・彼女のリズムに合わせていくべき。
僕がよく口にする言葉に「仕方がない」があります。何か問題が起きたとき、「そんなこと言っても仕方がないじゃん」というように使われるわけですが、これは決して口癖というわけではありません。つまり考えなしに反射的に口を突いて出ているわけではなくて、僕の中の考えにマッチして発言されています。そしてその考えは、「無理だから諦めよう」ではなくてもっとポジティブです。
「ウィルスは30℃前後で死滅するから白湯を飲め」という情報を聞いたのはいつのことだったか。多分、彼女の人のFacebookのタイムラインでシェアされていた情報だったと思うのだけど、「白湯は健康に良いからねえ」とは思うものの、それでウィルスを死滅させるとかものすごくものすごく、ものすごくて大笑いしました。だってさあ、今までよくあった「正しいかどうか誰にもわからないけど、やっとけば安心出来ること」みたいな話ですらないじゃんそれ。
フルマラソンから3週間。本当は1週間ほど休んですぐにトレーニングを再開する予定だったんですが、思いのほかダメージあったのか2週間目に少し走ったら右足首を少し捻挫してしまいました。また同じ週に1日だけですが熱が出て寝込んでしまったので、思い切ってもう1週間休みに。
敢えて名指しはしないけど、勤務している会社が倒産することになったらしくて、倒産後の再就職はどうなるのか、そもそも自分の給与は支払われるのか全く不透明な状態で日常の業務と並行して残務処理をすることになり、社長はずっと電話、経理担当もずっと電話しながら残債20万円がどうのこうのとかいう話をしている。当然僕だって当事者なわけだけどどこかものすごく他人事であり、会社が「破産」「解散」なのか「民事再生」「会社更生」なのか、はっきりわかっていない状況なのに、なぜか日常の業務をやろうとしている。周りがごった返しているので日常の業務といったって落ち着いて出来るわけはないし、そもそも会社がなくなってしまったら今やっている業務は無駄になるだけなんだけど、なぜか僕だけは、水族館の大水槽を眺める人のようになっている。