AWS Lightsailのプラン変更その後【#np2020】

Amazon Lightsail
先日、サーバのパフォーマンスが落ちてきたのをカバーするためにLightsailのプランを変更しました


変更前(月$3.5)


  • メモリ:512MB
  • vCPU:1
  • ストレージ:20GB SSD
  • 転送量:1TB

変更後(月$5)


  • メモリ:1GB
  • vCPU:1
  • ストレージ:40GB SSD
  • 転送量:2TB


スペックとしてはメモリが倍になったぐらいでそれほど大きな違いはなかったのですけど効果は絶大で、変更から4日経ってそれまであったようなもっさり感は全くなくなりました。Lightsailは切り詰められたプランであるだけに、その辺シビアなのかも知れませんね。ちょっとでも余裕なくなると途端に重くなる的な。今後、メインブログの移行が控えているので、もしかするともう一段階スケールアップするかも知れません。

その場合はこんな感じ。


月$10のプラン


  • メモリ:2GB
  • vCPU:1
  • ストレージ:60GB SSD
  • 転送量:3TB


メモリがさらに倍になって2GBに。$3.5のプランからすると4倍です。

CPUが変わらないのにこれだけ楽になったと言うことは、CPUに比べてメモリが貧弱すぎるっていう面もあるのかも知れません。EC2ならt3.micro(インスタンス月$7.5)でさえメモリ1GBあるもんなー。月$5で満足出来ないようであれば、t3.small当たりをリザーブドインスタンスで使う(月$8.6)っていう方法もあるのかも知れないですね。たぶんしなくても大丈夫だとは思うけど。

もし問題がデータベースのスペックだった場合には、そのスケールアップも考えなくてはいけないのですけど、LightsailのDBは選択肢が少なくて月$15の次は月$30でちょっと費用上昇度合いが大きい(それでもRDSに比べるとかなり安いけれど)ので、そちらは「これはデータベースのスペックが足りないせいだ」と確信が持てるまではスケールアップしないかなあと思います。



なるべくなるべく小さく低コストで。

個人向けには比較的高コストになりがちなAWSにおいて、その需要を満たすためのサービスがLightsailだと思うので。



それはそれとしてLightsailのメトリクスをCloudWatchと連携させたいなあ


今のところ出来なくて、今はLightsailはLightsail専用のコンソールに入らないといけないんですけど、それがちょっと邪魔くさいというか。ある程度隔離された格安サービスなんで仕方ないと思いつつ、そのうち出来るようになるんじゃないかなと思って期待してます。もしそれが出来るようになれば、もうちょっと効率的にLightsailのパフォーマンス監視が出来ると思うので……