どこか他のサイトのデザイン、機能をパクって何か作ることは、
大なり小なりあると思う。
それをインスパイヤと言っても良いし、模倣でも、影響を受けたでも、
トレースでも、まぁ何でも良いんだけど、
そういうことは、意識的にせよ、無意識的にせよ、ままある。

特に仕事の上だと、
『この辺のサイトを参考にして』と言われることもしばしばあるし、
もっと露骨に、『このデザインを使って』といわれることもある。


もちろん個人的には、
サイトデザインにせよ、フライヤーなどのデザインにせよ、
そんなことはしないし、したくない。

でも、仕事の上では彼我の関係は平等ではないわけだし、
法的に問題ないんであれば、それをイメージと解釈して、
それに則ってデザインをしなくちゃならない。


まぁそんなときに、だ。

なんてかなぁ、もの凄く小さな小さな意地なんだろ思うんだろうけど、
例えば、ビジュアル・デザインにしても、
元デザインのコンセプトのところをパクって、
パッと見の印象が確かに元デザインと同じだ、と思わせておいて、
細部(形状とか、微妙な色バランスとか、パーツデザインとか)は、
バランス取りつつ好きに変えて、
何とか、自分へのエクスキューズというかそういうモノを作る。

機能の場合でも、その元の機能を検討して、
その中の長所は取り入れ、短所ないしは自サービスとは合わないとことは切って、
なるべくパクリ前を上回るものになるように努力する。
この場合デザインを大幅に変えることは、
例え機能がまんま同じでも、パッと見の印象を変えてしまって、
『もうちょっと似せて作ってもらいたい』
という要望を出させてしまう可能性があってリスクがあるけど、
そこは、弁舌技能で何とかする。
メリットと、バランスの主張かな。
(デザイン変更の細部に関しても、必要があれば)


見た目にしても、機能にしても、
自分なりにネタ元よりも磨いてリリースする、
(忌避不能な反対がある場合は可能な限り、弁舌技能を使用する)
それが僕の作法。
(ないしはネタ元に対する言い訳)

まぁそう言うわけで、何とか、
誤魔化し誤魔化しサービスをリリースしてるんだけど、
これ…僕みたいな小さな会社、それも社内の仕事を請け負う立場で働いてるから、
許されることなんだろうなぁ、と。

デザインそのものを請け負っている会社や、
『意向』の持つ権威がもっと強い会社であったら、
どんな意識で仕事するんだろうか。


ああ、プライドというか意地というか、
インスパイヤしたモノよりも良いものを、というのは当然だと思うのだけど、
妥協もしなくちゃいけないような。

きれい事ばっかりでは無理だろうし、
インスパイヤをメソッドっていう言葉に置き換えることもあるんじゃないだろうか。


うーん。

特に話を聞く人がいないから何とも言えんけど。


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