同い年くらいの女性陣が群れ始めてる気がする…

偶然かもしれないんだけど。 僕の周りで、僕と同い年くらいの女友達が、 なんかどうも集団になりつつあるような気がするなぁ。 これが、流行なのか、年齢によるものなのかは良くわかんないけど。 もちろん、女性ってのは比較的、 仲良い悪いを別にして一緒にいたりするもんなんだけど、 今まで全然そんなじゃなかったヒトとか。 なんか、気が合うとか一緒にいるとかじゃなく、群れてる感が強いなぁ。 ああ、『寂しいのね』とかそんなことを書きたいわけじゃなくて、 これを読んでムッとされたら本当に申し訳ないんだけど、 なんだろ、普通に観察対象として、不思議だなぁと思うわけです。 文化人類学的にというか何というか。 そういうもんなんだろかねぇ。 なんだろうなぁ。

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WOMEN 003

何かショックなことがあったとき、それをどの程度心の中で引きずるか、 ということは、男女よりも、性格の問題だろう、と僕は思う。 でも、それは、自分のことや、恋人のことや、親しい友人のことであればこそ ホントウに分かることであって、普通に隣にいる人の場合は、 外見(この場合『美醜』ではない、この項、以下同)こそ全て、ということが少なくない。 1人で物思いに耽っているところを目撃してしまう…ということを除けば、 女の子に関して、ショックなことからの立ち直りが見事なほど 素早いことが多いのではないだろうか? 女の子はどう考えているか知らないけど、少なくとも世の男の多くはそう考えているはずだ。 男より、女の子の方があっさりしてる、立ち直りが早い、と。 勿論、僕もそう信じてる内の1人で、否定するつもりもないのだけど、 でもそれはいつもじゃない、 『外見的』には、というのもあるだろうと思う、 何かがあっても、悩まないわけじゃない、でも例えば、 今はこっちにおいておこう、 いまはそのことを考えちゃいけない、 その切り替え自体、僕にはできそうにないのだけど(酒が入らない限り…)、 この切り替え、 自分全てを切り替えるわけじゃない、 それには時間が掛かるけど、 いまの自分は取り敢えず切り替えておく。 そういう強さが、女にはあるんじゃないだろうか? 自分の心の動きは置いておいて、その場における1人の人間を演じる、 これは、言ってみれば、社会人や大人が求められるものじゃないだろうか。 僕はまだ社会人ではなく、親に甘えて生きているから、 こんな偉そうなこと言えるわけはないのだけど、 でも、 女の子を何となく眺めていて、彼女たちには、 そういう能力が備わっているのかもしれない、 と、ふと、だけ、思った。 違うかな? でも、それで、その能力のせいで、 もう処理できない心を置くところが無くなってしまって、 困ってしまうヒトが多くいる、んじゃないかな、 と、また、ふと、だけ、思った、 これも、違うかな?

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WOMEN 002

WOMEN 2000.12.23.23:26 who’s in Lonely. ▲▼ 誰にでも、寂しい瞬間はある。 でも、女の子のそれって俺が思う寂しいのとは少し違うような気がする。 寂しがりや、って言葉がある。 俺は、正直に言って、独りでも全然構わないし、実際のところ、 恋人がいないならそれはそれで全然気にしないんじゃないか? 『気にしない』どころじゃなくて、きっと思いもしないと思う、寂しいなんて。 『女は二十歳越えっと1人の夜には耐えらんねぇって言うぜぇ』((c)鴨川ラモ@B-Virgin) という山田玲司の発言も、あながち、的を外してるとは思われない、 ただ焚き付けるためだけのセリフじゃない気がする、 ねぇ、どうして、そんなに寂しくなるの? ここまでとこの後を読んで、彼女は悲しくなるかも知れないけど、 『寂しい』といわれて、いちいちケアするほど暇じゃないわけで。 もちろん、相手がストーカーでない限り、そういわれて悪い気はしないのだけど、 でも、そうそう毎回、逢いに行くとかはできないし、 電話するのも(俺に限って言えば)照れくさいし、好きじゃないし、 こんな事言ってるからダメなのかも知れないけど、 でも周りを見るに、女の子の『寂しいよ…』っていう言葉に振り回されてる男は大勢いるわけで。 何でそんなに寂しいんだろう? ただ単に人恋しいということなのか? 誰か特定の人に傍にいて欲しいと言うことなのか? んーいや、俺が1人になれてるのか? 男でもそういってる人はいるだろうけど、 女の子って、『いつも』寂しいような気がする。 少なくとも、いつも寂しく感じてるような気がする。 時々は寂しくない。 これを読んでる君、だけじゃなくて、 いろんな女の子が同じようなことを言う。 なんでさ? ねぇ、なんで、そんなに寂しいの? 男には分からないこと、 と、片づけるのはすごく簡単なんだけど、身の回りにあることだから、 そんなに簡単に片づけるのは難しい。 分かってあげたい、女の子の感情を。 知りたい。 『そうなんだ』と、割り切るのなら楽だけどさ。 傍にいないときでも傍にいてあげられるように、 なりたいんだけどな。

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WOMEN 001

WOMEN 2000.12.17.1:54 who’s in Love. ▲▼ 『恋愛感情』は不思議だ。 自分に関することだけでも分からないのに、女の子の気持ちとなるとなおさらだ。 何故か、相談をよく受ける。あなたならわかるでしょ?ということかもしれないけど、 (または話を聞いて欲しい、聞いていてくれればいい、ということなのだけど) 無理だ、分かるわけがない、相手の男に惚れてるのは僕じゃないし、 僕には、その彼女を自分に惹きつけておく理由もない。 むしろ、相手の男について、 こうしてあげればいいのに、こう言ってあげればいいのに、とかばかりを考えてしまう。 仕方ない、男なんだから。 視点は常に、女の対面にあるから。 それでも、僕も僕なりに経験や想像から考えて、一生懸命相談にのってあげているのだけど、 それに、話を聞いてあげるだけ、というのもできないから、 何か気の利いたこと1つでも言ってあげたい、と思うのだけど、なかなか…。 結局、その場しのぎの『雰囲気的な』言葉でお茶を濁してると思う。ごめん。 きっと僕は、単純すぎるのかも知れない、と思う、 好きならいいんじゃない?思うことがあるなら言ったら?好きじゃなかったらやめとけば? 普段好き放題な物言いをしているくせに、 何も言えなくなってる。 それが僕にとっては可愛く思えたりするけど、そんな表情をするわけにもいかないし、 相手はすごくシリアスだし、でも、その可愛さを相手の男に少しでも伝えられたら、 少なくとも今の状態よりは、何かあるんじゃないかなぁ…とか考えながら、 でも、シリアスな空気にはそぐわない結論で…。 男に対してそんなに気を遣っても、意味無いんじゃない?って。 自分や、周りの男を見て思うけど、何も言わずに気持ちを酌み取れる男なんて、 そんなにいないし、 無論、僕だって無理だし(努力はしてるけど) きっと、何かを言って相手が初めて気付くこと、も、多いんじゃないかな? 僕はいつも思う。 女には絶対かなわない。特に綺麗な女と可愛い女にはかなわない。 セックスしたいとか、下手に出ちゃうとか、そういうこととは関係ないところで、 お互いの性欲ではなしに、 もっと単純で根本的なところで、綺麗な女と可愛い女にはかなわない。 圧倒的に。 君の可愛さが分からない男なんて、大したことないよ。 そんなこと言えるほどの度胸はないし、 女なんてわからないし、恋愛してるときは特にわからないし、 もしかしたら、別に、僕の答えなんて求めてないんでしょ? と思いながら、 相変わらず、わからない女達とつきあって暮らしてる。 …僕も男だからね。

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Girls.

漫画。 父親の影響か、漫画好き。そうそう、父親の影響って結構大きくて、落語(古今亭志ん生;暗記したのもある(笑))とか、音楽とか(ビートルズ、中島みゆき、吉田拓郎…)、推理小説とか…。いしいひさいち、手塚治虫(漫画家)とか。こっそり会話の中で引用してるけど、誰も気付かない(笑)残念ながら、好きな漫画はほとんど実家にあるし、少年漫画はほとんどコミックで買わないから、今の部屋にはほとんどないんだけど…。その中で、何となく、いま、頭に浮かぶ漫画を2つ。 『B-VIRGIN』山田玲司 これは、女の子はどうでもいいけど、男は1回くらいは読んでおいた方がいいかも知れない。最初に読んだのは…多分、高校1年の頃。高校の授業は本当につまんなくて、みんなで漫画を回して、授業中に読んでた。それで、誰かが持ってきたのが、これ(後は、バタフライフィッシュとか、SIXTEENだっけ?とか)。その時は、あんまり感慨を受けなかったんだけど、どちらかといえば面白い漫画だったのだけど、歳をとるにつれて、なんとなく、理解ってきた。 わざわざ説明しなくても、読んでもらえばわかるんだけど、優しさというか…愛というか…そういうのが、すごくよく分かるんだよね。決して巧い絵じゃないし、ヤングサンデー連載だから全然メジャーじゃないんだけど、これはすごく、深い漫画。もしかしたら、女の子には分かってもらえないかも知れないような…(笑) 山田玲司は今も、ヤングサンデーで、『NG』連載中。その前のは『アガペイズ』かな?これは読んでた。今のはちょっとしんどくて読んでないんだけど。 この人のホントに凄いところは、ストーリーじゃなくて、男の視点で見た、女の子の気持ち、もっと言うなら、男が分かっておくべき女の子、みたいのをきちんと感じとってるところ。何か自分の種明かししてるみたいで、嫌なんだけど(少なからず影響受けてる気がする、意識はないけど)、でも、凄いです。漫画喫茶行ったり、どこかで接する機会があったら、是非読んでみてくださいな。絶対に。 『部屋においでよ』原秀則 超有名作品だけど…これ。この人の作品は、やったろうじゃんとか、冬物語とか、結構たくさんあるんだけど、とりあえず、これ(いま部屋に4巻までだけど、あるからなんだけど)。 これ読んでていつも思うのは、表情、かな。 例によって、一組の男女が出てくるんだけど、でも、いつもうまく行ってるわけじゃない。2人がそれぞれ、自分のしていることがうまくいってるとき、いってないときがあって、望むと望まざるとに関わらず、2人の心はすれ違っていく。好きなんだけど上手く愛せない、愛してるのに伝わらない。『好き』とか『嫌い』とかのシンプルな気持ち・感情じゃなくて、本当のところの感情…それをセリフで喋らせてしまうのはすごく簡単なんだけど、でも、それを、表情が、伝える。せつないほどに。 カメラマンの彼が、自分にとって本当に大事な物は彼女なんだと気がつき、彼女の写真を撮ることで、彼女自身ともやり直そうとする。しかし、ファインダーを覗いたとき、そこにあった彼女の表情には…。 これを読んでいたのは、馬術部の宿直室だったのだけど、正直、泣きそうだった。素直に眺めていってしまうと、ただそれだけの場面なのだけど、その女の子がどんなことを考えていたのか…『漫画』の表情から、まっすぐに伝わってくる。 1度でいいから、読んでみて欲しい。 男なんて、女の子には、絶対に敵わないと思う。 どんなに格好いい言葉を選んでも、 女の子の表情1つにすら、敵わないのだから。 特に綺麗な女の人の笑顔、より強いモノを、僕は知らない。 まさに 『君ってホントに…君ってまったく…』 (村上龍『すべての男は消耗品である』p41) なのだ。 あ、『すべての男は消耗品である』これも、読むと面白いと思う。 少なくとも、肩の余計な力は、抜ける。 (2000.11.10.)

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