【読みたい本】 自由と平等

書くだけの知識を持ち合わせていないので、 メモ…というか、後日の認識のための書き留め。 (はてブでは足りない)

日本では、保守が右翼で革新が左翼ということになってしまっていて、これは「右」=right(正)、「左」=left(余)という点では間違いではないのだが、世界的趨勢でいくと、むしろタイトルに書いたように、左は平等を、右は自由を指すと解釈した方がいい。
最近、ネットで紹介されている著書を手に取る機会が多く、 以前書いた、『インターネット的』もその後購入し、先日の旅行で読み、 今、追記用エントリを用意しているところだし、 同じ、丸山さんが紹介されていた、沖縄の進行に関する本、 『日本人の魂の原郷 沖縄久高島』も、 アマゾン経由で購入して、次に読むリストの筆頭になっています。 (昨日、『ゲド戦記』第1巻を読み終わったので) まぁそういうわけで、弾さんが紹介されているこの本、 『日本とフランス 二つの民主主義』も凄く気になるのだけど、 その理由は、上記に引用した、右、左という部分の話。 僕も多くの日本人の例に漏れず、 右というのは、天皇を第一に考える保守的な人々、 左というのは、革新的、場合によっては共産主義的な人々、 と言う認識だったのだけど、 どうもそれだけだと、海外ニュース、特に欧州の政治ニュースがよくわからない。 日本の右翼と、欧州の右派との思想的つながりとか、 同様に逆も、よく分からなくて、何が共通項なのか、と。 で、弾さんの、『左は平等、右は自由』っていう定義が、 わかりやすくて、あーと思った次第。 僕は、左右と、政治形態とをごっちゃにして認識してたのね。きっと。 うーむ。

続きを読む

『インターネット的』 by 糸井重里

先日、ほぼ日のコラムで糸井さんと対談されていた、 丸山茂雄さん(mF247)のエントリの中で、 糸井さんのネットに対する思いをまとめた書籍が紹介されていた。 丸山茂雄の音楽予報 – 「インターネット的」の1 丸山茂雄の音楽予報 – 「インターネット的」の2 この本、僕は未読なので、内容に関しては何とも言えないのだけども、 (今日、後で本屋によって探します) その上で、何となくの違和感を無責任にも書くけれども、 丸山さんも書いてらっしゃる、 ネット周辺の人々の、この本に対する印象、 これって、なんとなく、『糸井重里』の意図から外れているような気がした。 いや、まぁ、単にほぼ日を、『ほぼ毎日読んでいる』と言うだけで、 別に糸井さんと知り合いなわけじゃないので、 実際にどうなのかは、対談された丸山さんの方がよくご存じなのだろうけれども、 ただ、僕が思うのは、きっと、『糸井重里』というひとは、 ドッグイヤーとか、ネットだからとか、 そういうことに重点を置いて、物事を考えていないんじゃないだろうか、と言う気が。 ビジネス…というか、自分がやりたいことを展開していく上で、 それが『インターネット』というモノの上に乗っている以上、 その展開方法においては、それをどう利用するか、と言う方向になるだろうけれども、 それはあくまで、オプションであって、 最も大事なことは、結局は、例えば人と人との関係であったり、 誠実さを失わない活動であったり、 色んなことをおもしろがる姿勢であったり、 そうした、実はネットとは関係のない、そういう要素なんじゃないのかな、と思う。 糸井重里の著書を、『インターネット的』に読み解く、というのもアリではあるけれども、 大事なのは、インターネットではなくて、人なんだ、という要素を汲み取らなければ、 2006年に読んで解釈した内容も、結局は、 周りの人間が、自分に都合の良いように解釈しているだけ、 つまり、『自分たちが今思っている方向にネットは進むよな』、 そういう思いこみを助長して、 『へー』で終わってしまう気がするんだよね。 もし、世の中のネット関係の人が、皆、 『この本は今のネットを予言した』 と思って、それで終わりにするんだとしたら、 この本は、5年後にも、 『この本は今のネットを予言している』 と言われると思う。 で、それは実際には、 技術に走りがちな各サービスが、人メインに戻ってくると言う、 単なる周期を示すフラッグでしか無くて、 糸井重里の意図は、結局、ごくわずかな人間と、彼だけしか理解できない、と。 と、本を読んでないにもかかわらず、 ここまで書いてしまう僕の無責任さ加減も相当なもんだけど(苦笑) でも、なーんか違う。 見通すとかじゃないんだよ、きっと。 『糸井重里』というヒトに対する、『希望』も混じってるけど。 読了後、また追記したいと思います。

続きを読む

本屋さんバトン/もしもバトン(職業編):テンプレ

いつの間にか、バトン収集家となっている感のあるisです。 こんにちは。 blog上でバトンで繋がろう、とは思わないんですけど、 mixiだと、知り合いのバトンを見て興味深く思って、いただいてしまうから不思議。 もちろん、ネタの確保という側面もあるんですけど、 (何となく毎日1件更新を心掛けてしまっているせいで) こう、コメントを付けやすいし、付けてもらいやすいし、 完全なクローズドとは言えないまでも、 見る人の殆どは知り合い(この間、普天王関が見に来ててビビりましたけど) ということで、突っ込んだ内容も書きやすい。 まぁそういうわけで、結構頻繁に、 少なくとも週に1回くらいはなにがしかのバトンを受け取って、書いてます。 自分の思いや趣向を整理するツールとして、 意外と有用かもしれない、と思い始めています。 そんなわけで、今回は、 『本屋さんバトン』(fromちかさん)と、『もしもバトン(職業編)』(fromともPさん)。 例によってテンプレです。 解答編は近日中にmixiにて。 本屋さんバトン:テンプレ もしもバトン(職業編):テンプレ

続きを読む

Say, Hello!

ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)で連載されていた、 『Say Hello! あのこによろしく。』 母犬と、3匹の子犬の、 生まれて、育って、巣立つまでを、 愛に満ちた写真で綴ったストーリー。 本にもなったので知ってる人も多いかもしれません。 昨日、ODEONに髪を切りに行ったら、 雑誌に紛れてこの本が置いてあって、 待ってる間に何と無しに手を取って読んでたら、 髪を切る間の本にピックアップしてくれていて、 久々に通して読みました。 微笑ましいやら… 愛おしいやら… つい、無口に。 でも、最後の最後の言葉、 糸井さんの言葉かな、 それを読んだとき、思わず泣きそうになりました。 (正直に言うと、これを書いてる今でも、目頭が熱くなります) 髪を切ってもらっていて、 雰囲気的には何の脈絡もなく涙を流すわけには行かなかったので、 ぐっとこらえましたが、 声に出せない、想いは、確かにそこに。 今日、本屋で探してこようと思います。 あのこに、よろしく。

続きを読む

丸善:京都河原町店(一時)閉店

エイプリルフールだ、いや違う、と(身近なとこで)揺れた丸善の話ですが どうやら本当に閉店らしいですねぇ。 多くのblogの情報ソースが毎日新聞(→Yahoo!)なので、ソースを引っ張ってきてみますと、

丸善: 「名物書店」9月末で一時閉店??中京区 /京都
書籍販売大手の丸善(本社・東京都)はこのほど、中京区河原町通蛸薬師上ルの京都河原町店の土地建物を売却、9月末で閉店する方針を明らかにした。今後、京都市内の別の場所に移転、営業再開を目指すが、場所や時期は未定で、梶井基次郎の小説「檸檬」にも登場した名物書店が一時、姿を消すことになる。 >> 記事を読む
そういうわけで、少なくとも、河原町蛸薬師にある店舗はなくなるらしい。 梶井基次郎の『檸檬』に登場した…って、多分読んだことあるけど覚えてないなぁ。 恐らく、学校の課題化なんかで、結構適当に流し読んだんだろうな。 それはともかく、 真面目な本ばかりではなくて、実際かなりマニアックな取りそろえで、 『大規模書店』とは一線を画してた丸善だけに、ちょっと残念だなぁ。 京都には、大規模書店は似合わないのか知らん? (Portaの紀伊国屋も、すぐに撤退しちゃったしね) 様々なサイトの感想を総合すると、 丸善が無くなることよりも、あの店舗での営業が終わることに対して、 残念だ、という感想が多いので、 もし他の場所に今さら移転しても…どうかなぁ。盛り返せるのかなぁ。 MOVIX京都に紀伊国屋が再進出だし、苦しいだろうねぇ。 『何の本探してるの?』 『あーそれなら丸善行けばあるって絶対』 そう言う感じの役割の書店だっただけに、うーん、残念だなぁ。

続きを読む

Friday Five – 2005/04/08

恒例のFridayFive今回は本について。

1. What is the one book that you reread over and over again? 何度も何度も読み返してしまう本、と言えば何ですか?
椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』 村上龍『愛と幻想のファシズム』 村上龍『5分後の世界』
2. What is your favourite genre? 好きなジャンルは?
SF小説や、推理小説だった時期もあるけど、今は…なんでしょ? スポーツ・ノンフィクションか、私小説系かなぁ。
3. Do you usually buy your books or visit the library? 頻繁に本を買ったり図書館に訪れたりしますか?
最近はあんまり買わないし、図書館も全く行かないな。
4. Who is your favourite author? 好きな著者は誰ですか?
椎名誠、村上龍、ジャン=フィリップ トゥーサン、コナンドイル、ジュール・ヴェルヌ、 後藤健生、今宮純…など。
5. What book have you read that you absolutely hated? 今まで読んだ中で嫌いな本と言えば?
嫌いな本は買わないからわからんなぁ… 例によってぐずぐずな回答ですが、 まぁこんな感じで。

続きを読む

Friday Five – 2005/01/07

せっかくなので、2005年から、ということにしようかな。 というわけで、年初の FridayFive。 テーマは本に関すること。

1. What is the first book you remember reading? (記憶にある中で一番最初に読んだ本は何ですか?)
なんだろう…『ぐりとぐら』とか、その辺のような…
2. What is your favorite book? (あなたが好きな本は何ですか?)
好きな本。最近読んでないし難しい。コナン・ドイル『失われた世界』で行ってみよう。
3. Who is your favorite author? (あなたが好きな著者と言えば?)
椎名誠。村上龍。今宮純、後藤健生、佐藤俊。
4. Pick up the nearest book (magazine or any available printed material will do). Turn to page 24 (or the closest to it). Go to the 7th line. What is it? (側にある本(雑誌でも何でも印刷物ならOK)を取って、24ページ(もしくはその辺り)を開き、7行目を見てください。何が書いてありますか?)
夢見るタカラヅカ展(2004/07/24-09/26)の告知。
5. If you could be any character in literature, who would you be? (あなたが文学のキャラクターのいずれかになれるとしたら、何になりたいですか?)
ジャン・フィリップ トゥーサン『浴室』の主人公。
本は最近、本当に読まなくなっちゃったから、難しいな… 雑誌とか、ネットのコラムはよく目を通すので、決して活字離れしてるわけではないと思うんだけど。 『好きな本』『好きな著者』が、出にくかったのはきつかった。

続きを読む