【追記】 “手のひらの中のアジア”ブログ記事削除の件

以前、読書感想文を書いた、“手のひらの中のアジア”という本がありまして。 【読書】 山本弘 / 手のひらの中のアジア – NOBODY:PLACE – MUTTER その中で僕はこんなことを書いていました。

最後に、もうひとつ、苦言というかなんというか。 該当ブログでは、書籍化に辺り使用されたエントリが削除されてます。 (中略) 版権の問題とか、アメーバの意向とか色々あると思うけども。 書いてある文章を、書いてあるとおりに受け取るとすると、 この部分は金出して本買って読んでくれって、ことだよね。 それはないんじゃないかなぁ。 ハッキリ言って、あさましい。
本書は、ブログをまとめたもの以上になる可能性があるのに、 ただのブログの出版になってしまっていて惜しいという感情があったればこその、 残念だっていう気持ちだったのだけど、 上の記事を著者の山本さんのブログに貼ったヤツがいて。誰だよw 山本さんも読まれていたようなので、もう少し何か。 根本的には山本さんのと言うよりも、 ブログ出版のプロのハズのアメブロに対するやるせなさなんだけどね。

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【読書】 北村薫 / 空飛ぶ馬

4488413013空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
北村 薫
東京創元社 1994-03
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推理小説は結構好き。 …なのだけど、高校の時に内田康夫にはまった以降、 日本の推理小説にはなぜか手を出そうとしなかった。が。 OFFICE CUEのCUE DIARYで北川さんがこんなことを書かれていて。
CUE DIARY / CREATIVE OFFICE CUE – 止まらない女。
あぁ、、、止まらない、、、。 今読んでいる二冊の本が、面白い、、、。 「空飛ぶ馬」と、「食堂かたつむり」。 「空飛ぶ馬」は、落語家の円紫師匠が事件を解決するという推理小説。 アタシが落語好きと言うのを知って、知人が貸してくれた。
おお、落語家が事件を解決? これは読んでみたい…ということでAmazonで購入。

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【読書】 鈴木 清子 / 父・鈴木信雄―島田事件の弁護士の素顔

4835561880父・鈴木信雄―島田事件の弁護士の素顔
鈴木 清子
文芸社 2003-08
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『島田事件』…という冤罪事件について、今の人がどれくらい知ってるか知らないけれども。 島田事件 – Wikipedia 鈴木信雄は、その事件において弁護団を率いた弁護士であり、 著者の鈴木清子はその娘。 弁護士が日常生活何をしているか、というのは外側からは見えにくく、 何となく裁判所や記者会見でのやりとりがその弁護士の評価になってしまいがち。 そういう意味で、著者自身の人生を通してみた鈴木信雄弁護士の半生と、 また、恐らく十分な資料もないと思われる中で緻密な調査を元に照らし出された、 その前半生は凄く興味深い。 法律が違ったにせよ、市議会議員と県議会議員、そして弁護士を、 どれも手を抜くことなくフルパワーでやり通した人間は…僕は他には知らない。 時代の要求もあったかもしれ無けれども…素直に凄い人だったのだなと思う。

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そろそろPOGの季節ですが。今年は黒本は?

新馬戦が始まるのが6/21の函館、阪神、福島からってことで、 もうそろそろ今年の新馬の情報収集にも力を入れ始める頃であります。 大体のチームは、ダービーが終わると1シーズン終了、 次の新馬戦までにドラフトを行うという感じになってるはずだし、 どこのチームでも同じでしょう。 (まぁうちは宝塚までのルールでやってますが)

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