今日から勤務態勢が変わるんですけども
外部の人に発注し自分も参加しているプロジェクトが上手く行っていなくて、半ば合宿的に外部の人のところに出向することになりました。上手く行っていない原因は基本的には予算不足による人員の不足(規模を見誤って予算設定を間違えた可能性あり)と、予算不足を補うために実力が劣る人員(→残念なことに僕のことです。ああそういえば初期に1ヶ月でばっくれちゃった人もいたなあ…)をアサインしたことが主たるところです。いやあ…予算と期限が限られてちゃんとしたリーダーがいるチーム開発に参加するのが初めてで、コーディング以外の部分にかなりの時間とエネルギーを削られてしまい、なんというかもう大変です。「ああわたし、生まれたての赤子なのね」と何度も思いました。んで、そのたびに知らないことを「考えて分かれ」と言われるのはつらかったですね。こういうのは…教育の経験がないと難しいかも知れませんなあ…「教える」って技術だからなあ…僕の年齢で教育が必要ってのが間違っているんでしょうけども。
今はだいぶお互いに相手を理解しつつあるとは思いますし、僕の方でも相手を苛つかせない質問の仕方がだいぶわかってきたので多分大丈夫、というか、あんまり腹立たなくなってきたんでね。正直なところ。人柄とか相手に望むこととか大体把握出来てきて、目の前で理不尽(に僕には思える)な理由で激高している相手を前にして、自分がどこまで解っているかを説明し、何を説明すれば僕が了解できるかを説明できるようになってきたのです。相手が激高している理由が、僕自身の身の丈より高いことを期待して裏切られたからだというのも解ってきたし。今後出来るように努力するけど今出来ないことは出来ない、それは解ってもらわないといけないし。出来ることだけじゃなく出来ないことの主張と共有は大事だなあと思ったです。人は自分の良いように解釈し期待するのだなあと。これが解ったことはエンジニアとしてはともかくとして、人間的に大きな進歩だったなーと思っています。