失敗する可能性のあるものは失敗する
「マーフィーの法則」より。 朝、仕事前にめちゃくちゃバタバタしていて、リビングのデスクの上に置いてあった彼女の人のノートパソコンを落としてしまいました。電源を落とし開いた状態で机の上に置いてあった(テーブルから若干はみ出してた)とは言え、落としたのは100%僕が悪いです。壊れてたら弁償します。データの引き継ぎ、設定なども責任持ってやります。ごめんなさい。 で、このことで思い出した、いつも感じていることを書こうと思ってるのですけど、いつものパターンだとこれを書くことで「自分がしでかしたことに対する言い訳」という印象になりがちなので、そうならないように最大限配慮しながら書くと、 表題の件。随分昔に流行った「マーフィーの法則」で、一番最初に出てきた「法則」なのですが、経験則的に考えると正しいかなあと思っています。仕事を一緒にしていて思うのは、同じ20歳であってもきちんと出来る人と、出来ない人というのは明らかに分かれていて、出来る人は何も言わなくてもきちんとしているか、一言言えばそのことや関連することがきちんとなります。逆に出来ない人は、何度言っても出来ないし、1度直ってもすぐ戻ってしまいます。 例えば、洗ったタッパーを片付けるという簡単な作業があります。 タッパーは作業場の上に棚を作って片付けているのですが、きちんと出来る人は、大きいやつを下に、小さいやつを上にして片付けられます。自分が今片付けるのが中くらいのサイズだったら、大きいやつを下ろして持っているサイズを真ん中になるよう積み替えて、片付け直します。きちんと出来ない人は、自分が持っているものがどんなサイズであろうと、上に積み重ねていきます。言っても直らない。 「別に雪崩になったりしないでしょ」 という論理なのかも知れませんけれど、確かに、「タッパーを取り出す」という1回の試行における雪崩が起きる確率は10%とかそんなものかもしれません。でも、タッパーを取る作業というのは仕事中に数限りなく生じるものですし、明日も明後日も続きます。「雪崩が起きない確率」が90%だったとした場合、10回試行して1回も雪崩が起きない確率はいくつか?答えは、34.9%です。つまり6割以上の確率で雪崩が起きる。「雪崩が起きない確率」が99%だったとしても、100回の試行すれば1回も雪崩が起きない確率は36.6%になってしまいます。 つまり、どんなに可能性が低かったとしても、試行回数が増えれば1回起きる可能性はとても高くなるんです。だから、「タッパーを大きさ順に積む」という細かいことでも、面倒くさがらずにやらなくちゃいけないんです。1回でも起きたら失敗となるようなことに関して言えば、失敗する可能性のあるものは、必ず失敗します。もっといえば、気を遣っていても失敗するときは失敗するわけだし、忙しかったり焦っていたらなおさら失敗する確率は上がるわけなので、事前に防げることは、特に簡単な気遣いで防げることは防いでおくべき。 目の前にある確率でそのことの大事さが計れるのかどうか、そのことをきちんと感覚として把握出来るかどうか。把握出来ない人は、ミスやミスの引き金になることが多いし、ミスが少ない人はそういうことをきちんと把握出来る。1回失敗したってどうってことないようなことであれば、神経質になる必要は無いんですけどね。何度も試行して、そのうち1回でも失敗があってはいけないようなこと、シンクに放置された包丁をつかんでしまうとか、そういうことの確率をどう考えるかはとても大事なことです。 まあどれだけ言っても伝わらない人には伝わらないんですけどね。相手によっては「そういうの不得意なんす」とか言ってる始末なんで、諦めて出勤して黙々と片付けから仕事始めたりしてます。仕事普通に出来る人には出来ることなんですけどね。
© resourcesgraphics
今回引っ越しするにあたって、忙しいこともあるし、2人で引っ越しすることでやらなくてはいけないこともたくさんあるしで、効率的に物件を探し、決め、手続きを行う上でいくつかサービスを利用して進めました。というわけでその暫定まとめ。
©
新年早々の引っ越しに向けて、何社か見積もりをいただき、最終的に「アリさんマークの引越社」さんにお世話になることになりました。料金は、2LDK2人住まい、荷造り・荷ほどきを僕らが行う節約コースで、2トントラック3往復(引っ越し先マンションの前の道が狭くて4トントラックが駐車出来ないらしい)して、4万5千円+税。
最初に出してくる定価に比べると1/2~1/3くらいになってて、引っ越し屋の「定価」って一体何の意味があるんや……ただまあ、引越社さんの営業の方はきちんと部屋の中のものをチェックし、引っ越し先の周りの道をGoogleマップで確認し、当日の車の手配もした上で、他社の値段に合わせてくれたので、まあ親切だったかなと。
昨日、段ボール他の梱包材も届いて、いよいよ引っ越し準備期間に入ります。家の中埃っぽくなるんだろうなーとりあえず捨てる家具とか早め早めで何とかしてこう。年末だからね。
というのは、1/3くらいしかホントじゃなくて、実際のところはお金は欲しいし本業の方は経験も積みたいしで、時間と体力が許す限り働きたいと思っているのだけど、逆に言えばお金にも経験にもならないような「仕事」(お金にならない時点で既に仕事ではない気もするけれども、ここではパートタイムでやってるエンジニアっぽい仕事に関する時間外労働のこと)は他の仕事に影響が出るので遠慮させてもらいますということでもあり、そういうスタンスを「ドライすぎる」と言われることもあるんだけれども、そういうスタンスを含めた上での安賃金であるので(もしフルタイムだとしたら手取り月13万切るくらいの水準です。非正規は辛いぜ)、まあ、そういうスタンスです。
就業時間大体ぴったりに出社し、定時大体ぴったりに退社し、時間外労働は断る。
これ専業だったら、(残業代の確認くらいはするけれども)時間外とかあまり考えずにがっつり働くんだけど、今の条件・状況でこの仕事にこれ以上エネルギー使うと、ほんと他の仕事に影響が出ちゃうので、出来ない。そのスタンスは最初からそう伝えてあるので、その範囲で企画を考えてもらうしかない。そのレンジから外れる仕事に関しては、申し訳ないけれども、働きたくないでござる。もとい、働きません。楽天のセールが始まるからとか言われても知らねー
……というのを、1年前から今に至るまで社長に何度も伝えて確認してきたのだけども、専務の方からさらっと「仕事納めのあとに更新」「年始早々更新」という案件が入って来て、年内は12/25(金)の14時で終わりだし、年始は1/4(月)の10時からになる(どのみち会社自体が12/27から1/3まで休業)から、軽やかに出来ませんよと回答。なんだろうなあ、なんかこう「言わせんなよ」感。企画に対してそういう答えしたくないから普段から言ってるのになあ。エネルギー注いで企画しちゃった分、断るとだいたい「働きたくないでござる」くらいの意味にしか取られないし。ちがう、そうじゃない。
まあもちろん、自動的に更新出来る仕組みを作るか、誰でも更新出来るようなシステムを作ってマニュアルを書くくらいはするつもりですけどね。最初から「営業時間」決めてるんだから、時間外になりそうなときは企画練る前に相談しろって思うんですよね。企画練り込む前に相談しておけば、着地点が想定と変わっても感情的になることもないだろうに。
そういうコミュニケーションをサボってしまうところが、まあ、ダメなところだよなあと思っているのです。2行メール書くだけなのに。社長と専務でやってるような零細企業なんで良いんでしょうけど、毎日やってる2人の言い争いの原因もだいたい、仕事のコミュニケーションをとらないことに起因しててホントバカバカしいんですよね。別にいいけどさ。
「丸数字は機種依存文字なので使用出来ない」と今でも思っていたんですけど、そいつは過去の話というかなんというかで、文字参照で入力すれば問題なく使えるんですね。気付いてませんでした。考えてみれば当たり前なんですけど。
