2years ago

come again ─ 金曜日のスカラに君を忘れに 踊り明かすよ 今夜 朝までまわし続けて 帰りたくないから止めないで ある女の子がこっそり告白してくれたけど、 僕も昔そんなことを思ってクラブに通っていた どうしても忘れられない女の子がいた それはもちろん今でも憶えてるけどそうじゃなくて… そう、好きでしかたなかったんだよね 消せない想いなら たくさんの音でかき消していまいたい 考えていない間は 忘れていられるから… いまはあまりつよくはない、その想い。 ホッとしてるけど、どこか、さびしい でも自分に気兼ねなく『好き』と思える

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Hands.

キス をするよりも、手に触れる方がドキドキする ことがある。 そっとてをつなぐ… カウンターの下でそっとてをつなぐ CMを見たことがあるだろうか? バイト中だから何も言えないし、 顔はお客のはいってくるドアをみてる でも、なにもいわないで、 そっとてをつなぐ。 …。 そっとてをつなぐ、 キスよりもドキドキすることがある そんな素晴らしい感性を ずっと持ち続けることができたら。 …。 Hands。

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loneliness

サビシイコト。 女の子や、一部のさびしがりだけが独占してる言葉ではなく、 誰にでもある、 『さびしさ。』 きっとひとは支えのようなもの。 普段は気づかないけど、支えられてる。 ずっと支えられていればそれになれてしまうし、 ずっと支えなく生きていればそれになれてしまう、 でもふとしたとき、 手のやり場に戸惑う、 そこに滑り込んでくる、『さびしさ。』 前を見ているときには気づかない それをとりのぞくことはできない やっかいなもの、でもできない、 それは誰にでもあるから、 『さびしさ。』と会話しよう 『さびしさ。』さえもいなくなってしまったら、 それは、 カナシイ。

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in Dream

長い間『忘れたよう』になってたのに ずるいよ、夢の中に滑り込む笑顔 思い出す、すべて、想いを なんの前触れもなかったのに 夢の中でつかまえた君のクチビル 見失って、目を覚ましたアサ午前6時 ちょうど『いつも』だった時間 少し悔しいから、 このまま夢のことは忘れずに たぶんね、いまでも。

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Equestrians-001

馬術。 別に先輩が後輩に向かって偉そうに何かを言う…と言うつもりは毛頭ない。 ということを前に一度メールに書いたら、 ある俺をほとんど敵視している後輩Nの返事に 『それはアンタが後輩に誇れるものが何もないからでしょ』とあって、 はっきり言うと ── そいつは分かってなかったが ── そのメールは 馬術部に所属しているすべての後輩から突きつけられたいわば公式のもの だったので(少なくとも俺はそう感じた)俺は少なからずショックを受け、 わずかな人間関係を残して京都大学馬術部とは縁を切ることにした。 但し一つ言っておくと俺が後輩に何も残していないわけではない。 残念ながら、俺も残してしまっている、 1頭の馬の臆病さを最悪な状態からましな状態にまで持っていくことに成功したし、 ほとんど天賦の才並みに上手かった『作業』の腕によって、 様々な『功績』も残している、たしかに人間として誇れたもんではないが、 それは別に夜遊びしていたわけではなく僕個人の体質と人間性によるものだから 誰かにどうこう言われることでもない。 誰が一番悩んでいたか、わかるわけねぇよな。 とにかく、俺は京大馬術部に約4年の間所属していたらしい。 『馬術』というスポーツを『King of Sports』と呼ぶことがあるが、 哀しいことに馬が社会にほとんど関わっていない日本では、 その言い回しでさえもほとんど、『Kings’ Sports』と勘違いされている。 何故、スポーツの王様なのか? 馬術が他のスポーツと全く違っているのは、それをしている生活そのものがスポーツだという点だ。 想像するのは難しいかもしれないが、人が馬に乗るというのは、 それだけで、その馬に影響を与えることになる。 つまり、上手く乗れば馬は良くなり、下手に乗れば悪くなる(または良くならない)、そして、 その繰り返しで馬をよくしていくこと、それが調教であり、それがすなわち馬術だ。 スポーツという点で見るとき、 『幾つの障害を飛び越えることができたか』という点数のみに目を奪われがちだが、 本当は、それはただの“試験”にすぎず、 評価されているのは、それまでのその馬との関わり、その人の生活そのものだ。 例えばフットボールの練習をしていても、 ボールが蹴りやすくなるとか、自動的に上手く動くようになるなんてコトにはならない。 あってもスパイクが馴染むくらいだろう。 馬術は、およそ10年ほどの競技寿命を持つ馬を育てていくスポーツなのだ。 つまり、日本で定着しているイメージ、ちょっと乗りに行ってにこにこしながら華麗に運動し、 馬とのふれあいを楽しむ日曜の午後… なんてのは言ってみれば『真似事』に過ぎない。 馬術というスポーツの一部をかじっているだけだ。 言うなら、その他のホントに大変なところや、だからこそ楽しいところを、 乗馬クラブにお金を払ってやって貰っている、またはやらせているというだけだ。 もちろん、それはそれで楽しいし、それだけでも十分羨ましい。 というよりも、汗と泥にまみれろと言うのは、やはり、普通できない。日本では。 でも、土日だけでは調教できないし、それで馬術と呼ぶのには抵抗がある。 あぁ…馬に乗りてぇなぁ… 馬術部はもう2度とゴメンだけどな。

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talk with

女性と話すのが、好きだ。 それは『スケベ心』もあるが、まぁそういうことではなくて、 自分が思ってるけど分からないことを聞いたりする。 だからもしかしたら、外国人と話すのも好きなのかもしれない、 外国人で女性だったなら一石二鳥だ でも日常で出会う機会がないし、 僕は上手く外国語を操れないし、 意志疎通はともかく微妙な話が出来ないんじゃ… 仕方がない。 ま、それはともかく、 ときどき、 女性と話すのも、好きだ。

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Bar Nox

Bar Nox。 そいつの行きつけのBar&バイト先。 『結局ね』 さっきまでと、1年半前の話の続きを唐突に始める、 でも、一緒にここへ来た1年半前とは違っている 彼の問いかけに、俺以外の誰かも答える、 微妙に違う役柄、 少し戸惑いを帯びる声と、 話すべきか、話さないべきか迷う表情、 それを隠そうとしている表情と、 隠しきっていると思っている顔、 俺の目を忘れてるな?この1年半で 逆光の光の中でもそれくらいは見える 俺の頭の上、後ろで光るモニター 少し前のヒット映画を映してる 『結局ね』 それを繰り返す、言い出すまでは何も言わないつもり、 彼の話は結局やっぱりどこでも聞く話 話すヤツだけが違う 考え方は変えられるけど、想い方は変えられない 客が不入り気味で余るスタッフ とぎれとぎれになる俺らの会話 あいまに飲み込む煙とカクテル『モスコミュール』 『結局さ』 別れられるんなら、別れればいいよ 分かっていた結論を口に出すしかない俺 他には、何も、言えない 好きじゃないなら別れれば? それは、俺には出来ない、大事なんだ、結局さ だから、言えない、 ずるいけど、しばらくこのままでもいいんじゃない? それが嫌なら…とるべき道は1つさ 『結局…』 そうですね 変わらなかったことを示す口調に ため息混じりの煙を吐き出す俺 じゃ、また タクシーをおりて家までの道のりを 1人で歩き出す俺 人の気配しかない道を そして、またどこかで逢う 『結局ね』 …。

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wack

何かしようと企んでいるとき、 そしてそれを実行して効果が出るまでのあいだ、 じっと黙って知らない振りをしていること すごくしんどい つい、相手にばらしてしまいそうになる、 口は重い方なんだけどね 例えば5分に1回メールしようかとか そいつには何日かに1回するかどうかなのに だけど 最大の効果を得るために じっとがまんして、がまんして、がまんして…… それで、どうだった? ………大成功。

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for

『独り言』 とは言っても、『対象』がいる場合は多い 特に書き始めるきっかけには でも、それと、 文章全体が誰かに向いていることとは 直接には繋がらない 書いてるうちに 違う人に繋がっていくから それはある意味裏付け 少しやっかいでちょっと嫌な『クセ』 推敲はあまりしない だから書き直しもほとんどない だから読んでみると、 最初の何行かはその誰かが思い浮かぶ でも、結論は違う 僕から見れば もっと普遍的にしたいもの そんな感じ

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good [friend]

久し振りの“友人”に会う まぁ言ってみりゃ後輩なわけだけど そんな言葉に特に意味はないから 心が許せるなら“友人”でいいじゃないか その友人に会う、本当に久し振りだ 本当は会いたいかどうか微妙だ 彼は何の気無しに、懐かしむのかもしれないが 僕はきっとうーんと考え込むことだろう 彼の思いから決定的に離れてることがあり その話題を避けることは出来ないから 思い返すと2年前は毎週のように 2人で大酒を飲んで過ごしてた 周りに何を言われても 僕には、そして多分彼にも それが必要だったから 久し振りの友人に会う 上手く話せるかどうか自信がない まぁいいか上手く話せなくても それがいまの僕だから 久し振りなんだもんな

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