ValidなHTML。
文法に照らし合わせてみて正しいプログラム(ページの記述含む)を、 『Validである』という言い方をする。
valid 【形-1】 有効{ゆうこう}な、通用{つうよう}する 【形-2】 正当{せいとう}な、根拠{こんきょ}のある、主張{しゅちょう}の正しい、事実{じじつ}に合っている、妥当{だとう}な、確かな、穏当{おんとう}な、正当{せいとう}な手続き{てつづき}を経たblogが検索エンジンの検索結果を席巻して久しいが、 結局その理由も、blogの吐くHTMLが正しいから、ということに他ならない。 今仕事を手伝ってくれてるスタッフが、いわゆる『ホームページ作成ソフト』を使ってるのだけど、 その吐くHTMLのひどさと言ったらない。 もちろん、そのスタッフの仕事はしっかりしてるのだけど、ソースを眺めてしまうとね… あちこちに無駄タグがあったり、 改行の取り方がまちまちだったり、 font, b, i ,uタグ、tableタグ使い放題だったり、 もちろんそれだけでinvalidとは言えないけれども、 良いところと言えば、インデントをきちんとしてくれる…くらいか。 タイトルを入れるかどうかも明示的ではないし、うーん。 まぁ、作成ソフトは極端な例にせよ、 検索エンジンてのは、一般的にHTMLはValidではない、という視点に立って DBを構築してきたような気がする。 そりゃそうだ、人が書くだからどうしたって、人によって形式はまちまちなんである。 一方でblog(というか、CMS一般に)は形式自体はソフトにお任せだ。 全てほぼValidに従って整形してくれる。 ページ内にリンクも多いし、収集しやすいのは当然なんである。 何かを検索していてblogがヒットするというのは… 便利なことも多いが、必ずしも便利ばかりでもない。 blogのエントリは多くの場合、このサイトのように、メモのように書き捨てられている。 ひどい人になると、ニュースソースしかなく、外から見るとただの噂にしか見えない。 そんなサイトがいくつも引っかかってもねぇ…Validな検索結果とは言えない。 何か、新しいアルゴリズムを発明するべき時期が来たんでは…