天使たちのシーン

天使たちのシーン 2000.11.20. Kenji Ozawa ▲ ▼ 海岸を歩く人たちが砂に 遠く長く足跡をつけてゆく 過ぎていく夏を洗い流す雨が 降るまでの短すぎる瞬間 真珠色の雲が散らばってる空に 誰か放した風船が飛んでゆくよ 駅に立つ僕や人混みの中何人か 見上げては行方を気にしている いつか誰もが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋りだすのなら 何千回ものなだらかに過ぎた季節が 僕にとてもいとおしく思えてくる 愛すべき生まれて育ってくサークル 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 大きな音で降り出した夕立の中で 子供たちが約束を交わしてる 金色の穂をつけた枯れゆく草が 風の中で吹き飛ばされるのを待ってる 真夜中に流れるラジオからのスティーリー・ダン 遠い街の物語話してる 枯れ落ちた木の間に空がひらけ 遠く近く星が幾つでも見えるよ 宛てもない手紙書きつづけてる彼女を守るように僕はこっそり祈る 愛すべき生まれて育ってくサークル 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 冷たい夜を過ごす 暖かな火をともそう 暗い道を歩く 明るい光をつけよう 毎日のささやかな思いを重ね 本当の言葉をつむいでる僕は 生命の熱をまっすぐに放つように 雪を払いはね上がる枝を見る 太陽が次第に近づいて来てる 横向いて喋りまくる僕たちとか 甲高い声で笑いはじめる彼女の ネッカチーフの鮮やかな朱い色 愛すべき生まれて育ってくサークル 気まぐれにその大きな手で触れるよ 長い夜をつらぬき回ってくサークル 君や僕をつないでる止まらない法則 涙流さぬまま 寒い冬を過ごそう 凍えないようにして 本当の扉を開けよう カモン! 月は今 明けてゆく空に消える 君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 ずっと 神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている (2000.12.05.) 1999年夏はこの曲に支えられてた。 僕の全てだった。 1999.Summer-Days

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Pure

手をつないでたの、憶えてる? やわらかな ライトのあたるカウンターで。 明るい笑顔に隠される 寂しさを そっとあたためるよに 僕は少し…。 鮮やかな音楽がかかり にぎやかな 会話の交わされる カウンターの下で そっと 手をつないでた。 憶えてる?

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Perception 2

気がついたことがある。 僕の勘が鋭くない、 というのは、正しくなかった。 勘は鋭い、 ただ、シャイなだけだ。 または言うなら、 気が小さい、小心者なだけだ。 間違ってたのは勘の方じゃなかった。 ごめんよ、 これからも、突然の判断を どうかよろしく。 (2000.12.02)

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2 Days

もしかすると、自分の中の『未練』を確認するような羽目になるかも知れないと、思っていた。 だから、正直に言うと、会うのは恐かったし、会うことに何の意味があるのか、会いたいというコト以外に、自分(それと、他人)に説明することができなかった。 しかし、この2日間は決して、Revengeなどではなかった。 異性の前で、カッコつけたがるのは、男としては当然のことだろう。だから、そのことをあれこれ言うことはしない。僕の中にそういう思いがあったとしても、それは、特定の相手に対するモノと見分けがつかないからだ。この場合は…そうでなかったと確信する。詳しい説明は、恥ずかしいので割愛するけれど、僕は既に周りととけ込んでいて、そして、『頼る』ことはしていなかった。 好きという気持ちは終わらない、 と昔書いていたが、僕は改めてそう思う。 好きな気持ちは終わらない、 その上に新しい気持ちを重ねていくだけだ、と。 意外なことだったが、 1年かかったが、 その新しい気持ちを完全に確認できた気がする。 彼女はきっとリトマス試験紙。天秤の重り。僕にとっては。 恋人でもない僕に、2日間も付き合ってくれて、 心からありがとうと、言いたい。 そして、これからもよろしく。 (2000.12.02)

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Not Revenge.

Revenge【雪辱の機会】 果たしてそうなり得るのだろうか…? いや、もとより、そのつもりがない。 確かに、いろいろと、後悔の残る結果だったことは認める。 いまでも、ある一部のことについて、まだ、納得できていないことも。 しかし、 現在の自分は、それを補い得るだけの状態にあると、確信している。 雪辱【名誉を取り戻すこと。勝負に勝って、前に負けた汚名を消し去ること】 勝負には…負けた。結果は不戦敗だったとしても、 負けは負けだし、勝負すれば勝っていたという確証もない。 名誉は失ったかもしれない。汚名も着たかもしれない。 でも、それは、これまでの間に、十分にそそいできたものじゃないか? きっと、そうはならないと思う、そんなつもりで、アポイントメントを 取ったわけじゃない、ただ、気になっただけ、話を聞いて欲しかっただけ、だ。 いまでも好きかも知れないが、好きだが、それはそれだけのことだ。 それ以上でも、それ以下でもない。 ホントのところ… そうしたこと全てを含めて、 もしかしたらうろたえるかも知れない自分をも含めて、 楽しみ、なのだけど。 (2000.11.29)

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Changing Same.

the flower is you — album[THE CHANGING SAME] No.5 2000.11.20. Ken Hirai ▲ ▼ Lyric キスをするたび深く君を知ってゆくけれど ホントに触れたいものはため息の奥の痛み 君の涙も笑顔もすべてわけあえると思ってた でもこんな時にどんな言葉で君を包めばいい? Show me Your Smile. すべてを失うときも 自分が嫌なときでも 僕はどこにも行かないから Missing Your Smile 涙に濡れるその前に Ah- 僕が守る傘になろう ふるえる肩を暖めて 朝を待とう 答えのない迷路で出口を探す君の 光になれるようにともしびになれるように 冷たい雨に打たれて不意にこぼれ落ちた花びら 今ひろいあげて胸の隙間に咲いた the flower is you. Give me Your Smile. 孤独にとらわれる夜も 自分が許せない日も 僕は隣で待ってるから Missing Your Smile おもちゃみたいな笑顔が 君に戻るその日まで つられて僕も笑ってるその日まで 涙に濡れるその前に Ah- 僕が傘になろう 言葉じゃなくて この胸で包むから… (2000.11.28)

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Was Empty…

あれ? おかしいな… 昨日まで、 心の中にあった『何か』が、 朝起きたら、なくなってた。 いや、、、忘れたとかじゃなくて… 探しても見つからない。 イベントが終わった後のフロアみたい? あんなにうるさくて 煩わしかったのに? どこにいっちゃったんだろう。 おかしいな… いまなら、どんなことでも 入れられそうな気が、する。 あれ?

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perception

勘の鋭さ。 勘は、多分、いい方だと思う。生まれつきいいのかも知れない。でも、昔は使い方を知らなかったという気も、しないでもないな。勘の鋭さ。勘が鋭くても、それだけで、すぐに、才能、とは言えないような気がする。何故か…?僕みたいな人間に、そういう才能が備わっていたとしても、僕は、自分の勘をあまり信じることができないから…。だから、結果として、勘が鈍い。ごちゃごちゃと考えないで、自分の言うとおりに、すぐに、動いていれば良かったのに、と思うけど、仕方ない、衝動で動いて失敗したことも何度かあるし…その時は良くても、長い目でどうかとかね… いろんなことが、その場の雰囲気で瞬時に分かることがある、 僕の勘は鋭いのかも知れないけど。 やっぱり、信用できないなぁ…こいつだけは。 (2000.11.27)

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SKAっとReggae

スカレゲ…最高。 楽しかった。 いつも、ロック…というか、比較的決まったビート、 もしくはテクノしか聴いてない僕にとって、 メトロのフロアに、 圧倒的にレゲエが流れてるのは、 なんか面白かった。 って、知り合いに言ったら、変な顔されたけど。 曲は全然、はっきり言って1つも知らないんだけど、 でも、すごく、幸せになれた。 これでいいのかな?と思うくらい。 多分、僕は、レゲエ、大好きです。 予感してたけど。 UJ、 ありがとう。 (2000.11.26)

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15

ノートを開いたら、 15歳の僕に。 「悩むことは、人に自分が悩んでいると主張する  ことで、  機嫌が悪いのは、お前が悪いんだ、と主張する  ことだ。」 と、 言われてしまった。

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