alone.
最近、以前からの【孤立主義】が、 ますますひどくなってるような気がする。 まず第一に、人間に対する定義が、 自分か他人、というレベルまでシンプル化されてしまっている。 第二に、他人などどうでもよくなってしまっている。 会っても会わなくても、どちらでもいい。 本来は、 親友、仲のいい友達、友達、知り合い、恋人、先輩、後輩…など、 自分以外の人間を様々に色分けして認識しているハズなんだ。 僕だってそうだ。 でも、その差が曖昧で、全体にクリームシチューをかけたような、 まったりとした感じになってしまっている。 そして、全てが他人、なのだ。 仕事場ではコミュニケーションがある。 彼らは同僚であると同時に友達だが、 仕事場以外では、会いたくはない。 他人なしでは生きられないと理解しながら、 できうる限り他人を排除しようとしている。 誰かに会いたくなったりしないのだ。 それを責められても…僕にはわからない。 知らせのないのは元気な証拠。 確かに僕は元気なのだろう。 でも、知らせないうちに多くの人間を忘れ、 他人にして行くだろう。 そして最後には、僕と、他人だけになる。 それは僕だけが知っている。