Becky!とFolksonomy

WEBメールでGmail、 メインとしてはデスクトップ上でBecky!を使ってるわけですが。 僕の感覚が少し古いのか、やっぱり、Becky!のような、 かっちりフォルダ分けされている方が安心できるんですね。 が、じゃあ、ラベルやタグやキーワード(全て同義、Folksonomyのこと)は要らないのか、 っていうとそうでもなくて、Gmailの良いところは、 横断的にラベルを適用できるところ、 それから、すべてのメール(=アーカイブ)として表示できるところ。

(以下、Folksonomyをラベルと表記する)
思ったのだけど、まぁコレは僕だけが便利に感じるアイディアだと思うのだが、 データ管理の面では、ラベル、 実際の表示では、フォルダ表示なんていう分け方もあるんじゃないかと。 つまり、表示面では、メールとラベルが1対1になってるような。 格納されているディレクトリ名を、ラベルとして持つ、と言い換えても良いか。 Gmailのディレクトリ構造を、 もっと複雑に構築でき、かつ、ラベルはシンプルにするといったら、 わかりやすいか。 何でこんなことを思ったかというと、 現状、複数ディレクトリに分けられてるメール群を、それを維持したまま、 時系列に沿って並べるってのが、(例えばBecky!では)難しい。 かといって、ラベルに基づいた構造、要するにGmailだと、 ラベルの数が増えるにつれて、構造が浅く広く伸びて行ってしまい、 全体を把握しづらくなってしまう。 イメージとしては、Thunderbirdの『メッセージのグループ化』というやつが、 一番近いのかもしれない。 んーでもどっか違うような… 検索のための下準備的、ラベルでは存在価値が薄いと思うんだよね… って、1対1にしたら、複数のラベルを付けるという、ラベルの利便性も失われてしまうか。 あ、いやいやいや、そうじゃない、 僕があればいいなと思ってることは、 Becky!にラベルの概念を導入することと、 ラベルに構造の概念を導入する(あくまでUIとしての概念、データ管理ではない) この二つだな。 だから、ラベルとディレクトリ名は1対1だが、 メールとラベルまたはディレクトリが1対1、ではないんだ。 ってやっぱりこれ、Thunderbirdなのか?(苦笑) Becky!から乗り換えるつもりは毛頭無いので、 乗松さんが搭載しない限り、要望としては持たないけど、 概念としては、そういう希望もあるんだよなぁ。 ラベルの便利さは、blogその他で実感してるし。 うーん。 ソフト開発も哲学的だよな。

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差別はこうして生まれてきたのか。

こんな記事。 どう思うかは人それぞれであろうとは思う。

 オウム真理教松本智津夫被告(51)=教祖名麻原彰晃=の二男(11)が、私立春日部共栄中(埼玉県春日部市)の入試に合格したのに、松本被告が親であることを理由に入学を拒否されていたことが2日、分かった。松本被告の弁護人が明らかにした。  弁護人によると、二男は1月に実施された入試に合格。入学金も支払ったが、その後に松本被告が親であることが分かり、同中は2月に入学を拒否した。  同中の矢口秀樹校長は「入学拒否の項目を定めた内部規定は特にないが、松本被告の子が教団の影響下にないとはいえないと考えた上での判断。学校としては他の生徒、保護者が安心して勉学に励める環境にしたい」としている。
極めて、ノーテンキに差別のことを考える。 京都には、部落、と言う差別制度があるが、 静岡では殆ど見なかったので、始めはかなり衝撃だった。 確かに、そう呼ばれる地域はどことなしか不気味で、近寄りがたかったが、 京都人が感じることはどうやらそういうことではなさそうだった。 とりあえず、無かったことにする。 街全体にそんな雰囲気がある。 時折見えるビラも、忘れさせないために撒かれているような雰囲気があり、 逆に、部落は差別であると言うことを、意識させ続けている印象さえ受けた。 (差別の原因だと言っているわけではない) 『学区で人を値踏みする』という価値観にも驚いたが、 (田舎か否か判断するが、人柄までは値踏みしない…恐らく京都以外では) 僕にはどうもよく分からない。 勉強不足故に、部落の始まりについてはよく知らないのだが、 (むしろ知ると縛られそうで、見ないふりして逃げているのかもしれない) 麻原一族が、今後、何十年と迫害されつつも増えていくと、 結果として、ある程度の数の『被差別集団』を作り出すことになるんではなかろうか。 接触することを拒み続ければ、 受け入れる、受け入れないという争い以外のトラブルを生まないわけで、 現状、問題はないかもしれないけれども、 流れの中で見ればやはり間違ったことのような気がする。 彼ら(松本被告の子供達)を祭り上げる大人達には、 ひょっとしたら、法律上もしくは道義上、罪があるのかもしれないが、 彼ら自身になんらかの罪があるのだろうか… こんな状況が続いていく中で、 日本国として、彼らに適切な教育が出来ているとは思えないし、 (まぁ学校で出来るかという根本な問題はあるけれども) 結果として、多くの差別を生んでしまうだけなのでは… 『保護』した方が良いとは限らないわけだから、 そこになんらかの権力が介入せよ、と言っているわけではないのだけど、 そうではなくて、 極単純に、彼らも、彼らの周りの大人も、それを含むこの国も、 きちんと育っていってくれると良いなぁ、と思うのだ。

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休み明け、いきなり遅刻。

快晴の京都より。 2006年に入っての2ヶ月とちょっと、なんか仕事に対して、いい加減になってるのが気になる。もともと、『無遅刻・無欠勤』なんていうような立派な人間ではないんだけれども、微妙にルーズになってるような。どっかで転換しないといけないなぁ。自分自身では、平均レベルでは以前よりもしっかりしているとは思っているのだけど、要するに、遅刻せずにギリギリ間に合っても気持ちが追いついてなくて仕事開始に時間が掛かるとか、そんなことはなく、最近、平均ではきちんとしたモチベーションを(少なくとも仕事そのものには)持てていると感じているのだけど…結果として、欠勤したり(これは胃痛のせいだが)、遅刻したりしてるのでは、そんなこと言えないし。気を引き締め直さねば。 昨日は、一昨日夜の『Friday I’m In Luv』(@Weller’s Club)から帰って昼過ぎまで寝て。午後は、折田先生2006こと、永沢君を見に京大まで。久々に行ったら、建物が随分変わってて、驚いた。変わってないのは、吉田寮くらいだ(笑)せっかくなんで、北部構内→馬術部をみて、川端ニックによって帰宅。川端ニックで、気の迷い?から、欲しいと思っていた、大きめのフライパン(30cm)と、パスタ鍋を購入。嬉しい。持って帰ってくるのは一苦労だったけど。 それにしてもよく歩いたなー 今日も眠いでっす。いやいや。遅刻してるんだから、ビシッと働けよ。はい。 でも正直、始め方に失敗して、どーも気乗りせんのよなぁ…はい、そんなこと言わない。はい。 [BGM: タクロック.コム: 10mix #039: ジャズ・ザ・増刊号ミックス [jazz]]

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本日のブックマーク – 2006/03/03

イライラを伴う食い過ぎのためか、再び胃痛を発症しております。 まぁ重症じゃないですが。 僕個人に関するニュースと言えばこんなもんです。 さて、トップニュース。

三大魔法学校試合に、初恋や友情の亀裂、悪の権化ヴォルデモート卿の復活など、4年生になった14歳のハリーに新たな試練と展開が待ち受ける激動のシリーズ第4弾が早くもDVD化!
結局、見に行けませんでした。 ああ、忙しいからとかそういうんじゃなく、やる気の問題でしょうね、 あと、人生における映画の順位の低さとか。 見に行きたい、とは思ってるけど、それ以上に優先させるものがたくさんある、と。 で、DVDですよ。 第4作は、確かbaba氏に低い評価を付けられていましたが、それもそのはず… てか、このシリーズの映画って、映画としては無理があるんで。 どうも本を映像で補足する感じが強いので、映画化モノには良くあるけど、 僕であれば楽しめそうな気がします。 つうわけで、楽しみ。 発売は、4/21、3980円。

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そして眠い、そしてFRIDAY。

最近、週末を休みにすることが多くて、多少なりとも普通っぽい。まぁ、勤務時間やら、服装やら、色々と普通じゃないとは思いますが。出勤してこれと言って打ち合わせすることもなく、仕事をこなして帰宅するというような日は、これって自宅でもできるんじゃないのか(PC新しくして今は自宅の方が高性能だし)、なんて思ってしまいます。まぁ、誘惑が多くておよそ無理ですが。出勤すること自体が気分転換でもあるので、いいかなと思いつつ。そういうわけで、朝から、細かいヤツを片っ端から片付ける、という作業に勤しんでおります。ふう。 ところで昨日は、家に帰って一息ついてるところに、先日、呪われそうになった2人組からメールが入りまして。もつ鍋食った、美味かった、どっか飲みに行こうじゃないですか、というよくわからない連絡。まぁいいか、と思って何処にいるんだ、と。じゃあ行くよってことで、久々に先斗町の、ウォッカ・バー ナカニシへ。種類が豊富だとそれだけで嬉しくなっちゃうね。ドイツ・ウォッカ『ゴルバチョフ』(笑)と、スウェーデン・ウォッカ『アブソリュート』の、カラントと、マンダリンをそれぞれストレートでいただく。美味い。美味いなぁ。 で、何か聞きたいことがあったらしいが、チキ○なのかなんなのか、遂に言い出せずに閉店。翌日も仕事だからってんで、そこで帰宅。うーむ、なんだったんだろう。いろんな意味で。まぁいいけど。取り敢えず今のところ、聞かれて困ることはないなぁ。どうせなら、美味いウォッカ飲んで機嫌良くなってるところで聞いておくべきだったのにね。下手だなぁ。最近、基本的にイライラ気味だし、次飲みに行ったときにも愛想いいとは限りませんよ。タクマ君。 で、帰ってきて1時過ぎで、なんやかんやして。先日来、気になってる、阿刀田高を読んでます。文庫ですが。もっとたくさん読みたいところ。じ、時間が…いや、時間は作ります。いくらでも。本当にしたいことなら。んな感じで、4時過ぎ、力尽きて就寝。 今朝は結局9時半起き。うーむ。洗濯物が溜まってる。部屋は微妙に片付いてる気もするからいいけど。今夜はFRIDAYだが、その前に掃除、洗濯しておく必要がありそうだ。そうどすなぁ。 さっき、天気予報は『15時→みぞれ』だったけど、さすがにそれはないよな。

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元気です。

なんかねーやっぱりこう考えることがあるとね、疲れてくるんですよ。いろいろと。精神的に。その件…ていうか具体的に書くとADAMの件なんですが、悩むより、今の心情の通りにバシッと行動するのが吉かな、と。思ってはいます。今なら誰にも迷惑掛けないし。 仕事は…かったるいな。マジで。 [ BGM : OK Go / Don’t Ask Me ]

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折の季節 キタ━(゚∀゚)━!

毎年この年にならないと思い出しませんが、 そうそう、京都某大学の毎年恒例の行事と言えば…折田先生像。 本物の銅像が工事の影響で撤去されてしまった後も、 『有志』による、創作物が、毎年学内のどこかに出現していました。 (学生部も認めはしないが警告を隅に貼るだけで事実上黙認のようだ) そして…今年もキタ! 昨年も取り上げた、折田先生像関連行事を追跡調査中のサイト、 『折田先生を讃える会』によると、 2月に一度、模倣(既に銅像は撤去されてるのに模倣もへったくれもないが…苦笑)?と見られる 『折田大仏』が設置・破壊・撤去された後、 2月下旬に、永沢君が出現したらしい…! 偉大なる折田先生・その十 どうですか、この造形。 この色彩。 素晴らしい。 そしてコメントも、シュール。 主張しすぎない、味わい深さ。 もう折田先生と全く関係ないという気もしないではないけど(笑) 一度、見に行こうと思います。 (時間があれば) ちなみに、大仏に関しては、 D.B.E遊撃隊さんのところに、破壊前の画像&レポートがアップされてます。 D.B.E遊撃隊 折田先生2006?折田大仏? これはこれで良い出来。 破壊されたのは残念だけど、まぁしゃあないっす。 そもそも、それ覚悟でしょう。最初から。 だって、基本的には、『放置』なんだから。 参考リンク:

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